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映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ、☆は★半分の意)
エスケイプ・フロム・トゥモロー
極悪 ディズニーランド内で無許可撮影をしたってのが話題になった映画。この位の無許可撮影がなんだってんだ。大事なとこは合成だし。関係無いとこはセットだし。宣伝に釣られたってことだな。ちくしょー。ナメやがって。
それに何が描きたかったのかサッパリわかんない。何このオチ。あの父親は「綾波レイ」みたいなもんなのか?
一応ホラーにジャンル分けされてっけど、そうかあ?
面白いところが一箇所もないんだぞ。そういう意味じゃ恐ろしいが。
ヒデえの掴まされたなあ。
コレを面白いっていう人に会ってみたいや。
ハウンター
★★★ 映画「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品。
SFホラーミステリーとでも呼べばいいのだろうか。
「繰り返される同じ日」というSFによくあるネタを使って、これまた伝統的な幽霊屋敷ホラーのようなモノを作り上げた。趣向としては面白いんだけど、今一歩なんかが足りない。食い足りないというのが正直なところ。
俳優たちの顔かな。それもあるな。安いんだよね、皆、顔が。主役の娘のブサイクなのはどうにかなんなかったのか。普通に美少女使えばいいじゃん。
それと、クライマックスの展開がよくわかったようで、わかっていない感じが残るのもだな。ハッピーエンドのようなのにスッキリしないの。
つまりは出来があまりよくないってこと。アイデアは買うけど。 それがこの監督の持ち味だとしたら、全く肌に合わないな。
なので★3つ。まあ標準的でしょうと。
ゲノムハザード
★★★★★ 2014年の日韓合作映画のサスペンス・ミステリーの大傑作。
謎が謎を呼びつつも、ハラハラドキドキの連発。見せ場まみれ。コレは日本人だけじゃ絶対に作れなかった映画。技術的にも映画的センスから言っても。この映画は韓国人様々だと言っても過言じゃない。
原作は司城志朗という人による同名小説で、脚本監督は韓国人のキム・ソンスという人。
主役は西島秀俊。ほぼ彼の一人舞台と言ってもいいほど。
作品のできた経緯も、日韓合作映画だということも全く知らずに観たんで、ビックリの連続。もちろん原作なんて読んでなかったし、タイトルすら知らなかった。
この映画での西島秀俊のキャラクターは少しドラマ「MOZU」とかぶるんだけど、こっちの方が圧倒的に素晴らしい。演技が奥深い。アクションのキレもイイ。
日本人が主役の映画で、ここまでのめり込んで観せつけられた映画は久々。もんのすげー面白かった。拍手!!
何も知らずに観ることをオススメする。
マーターズ
★★★ 2008年のフランス映画。ダリオ・アルジェントに捧げてんだって。何んだそれ。
巷で話題になってる最怖グロ映画と言われる数本のうちの代表作。
ドキドキしながら観たんだが、何?コレが?最怖グロ映画?なんで?なんつーこともない、謎すらないアッサリした映画じゃん。吹替無しのフランス語ってのがキツかったけど。フランス語の音が苦手で。
ネタバレするとあっという間に、面白くなくなるから何も書かないけど、そういうことだったの、と納得すると思うよ。で、少しもグロくないよ。怖くも無い。
だから安心してご覧なさい。
怖く感じないのは、サスペンスが全く仕掛けられてないからだと思う。
淡々と描きすぎてる。だから後半眠くなったもん。
コレでハラハラ・ドキドキが仕掛けられて、もっとグログロに演出したら、★5つ出してもイイんだけどね〜。コレじゃ凡作すぎる。★3つがいいとこでしょう。
屋敷女
2007年のフランス製の出来の悪いサイコスリラー。
巷で話題になってる最怖グロ映画と言われる数本のうちの代表作。
あのね、こりゃサスペンスがまるでなってない。だから全体的にトロい、ダルい、かったるい、で飽きてくる。もっと矢継ぎ早に事件(恐怖)を転がしていかなきゃ。わずか80分しかないんだからモタモタしてるヒマないんだよ!もっとハラハラ・ドキドキさせなきゃ!眠くなってきちゃうんだよ!
血出しときゃいいんだろ、みたいな感覚は通じないよ。客をナメんなよ。
中身について書くとネタバレになるから書かないけど、あの銃にあんな威力は無ぇよw爆笑しちゃったじゃないか。
それになんだい、肝心な部分を黒く塗りつぶしやがって(セル版だと墨無しだってよ。買う気は起きないけどね、こんな駄作)。あそこが最大の見せ場じゃねえのか?え?そのための80分だったんだろ?そこ隠してどうすんだよ。
あ〜あ、前評判が凄かっただけにガッカリ感が大きい。誰に文句言えばいいんだ?
ハイテンション
★★★★ リュック・ベッソンが社長の映画会社・ヨーロッパコープの2003年の作品。
あっと驚く展開のサイコサスペンススリラー。
巷で話題になってる最怖グロ映画と言われる数本のうちの先駆けになったモノ。
こりゃ猛烈に面白い!!サスペンス満載でハラハラ・ドキドキ!!
え!?と思えばギャー!わ!?と思えばギャー!だよ。
半分位まではツッコミ満載だなあ、おい、なんて思ってたけど、それにも理由があったのね〜〜!!ビックリしたわあ。そういうことだったのか。
じゃあ、どこからそうなったわけ?あのブランコの映像がキッカケで始まったのかな?ショートヘア女子がレズビアンだってのが割りと早めにわかるんだけど、あの辺りから始まってたのかな?
そこらのコケ脅しのスプラッターホラーとは一線を画する出来だよ。ああいうのとはもうジャンルが違うよ、コレは。
でもね、説明がつかないシーンがあるんだよ。アレはどう説明してくれるんだい、ってのがあるから★5つに届かなかった。残念だねえ。惜しい。
でもこの映画はオススメだよ!観るべきだよ!!
フロンティア
リュック・ベッソンが社長の映画会社・ヨーロッパコープの2007年の作品。
巷で話題になってる最怖グロ映画と言われる数本のうちの一本。
ツマンネー。なんだこりゃ。退屈の極み。ハズレもいいとこ。
暴動の最中に金を持ち逃げしようとしてる小悪党たちが、田舎の既知外一家のとこに既知外とは知らずに泊まろうとしてヒドイ目に合う話。
こんなのホラーでもなんでもねえよ。そのそも自業自得なワケだし。因果応報というかね。
既知外一家ってのも「悪魔のいけにえ」とかがルーツなのかもしんないけど、なんにも面白味が無いの。少しは工夫しろよ。
返り血浴びて「ギャー!」ってうるせえよ。
こういう映画のサスペンスって、仕掛けてなんぼで、そういうのに偶然ってのはあっちゃダメだと思うんだよね。偶然じゃハラハラ・ドキドキしないじゃん。なんでもありだし。禁じ手と言ってもいい。それが多いよ。
第一、この映画って全体的に散漫で、どこにも集中してないから、茫洋としちゃってんだよね。芯が無いってかさ。あんまり考えてないんだろうな。
観たら損するよ〜。
スケルトン・キー
2005年のアメリカ映画。なんてジャンルだろう。ホラーとも違うし。
いやともかく退屈で退屈で。全然進展しないんだもん。
主人公のケイト・ハドソンって女優はとても25才には見えないし(堀北真希や新垣結衣なんかのイッコ下だよ)。
でもクライマックスからエンディングにかけては、あ〜ガマンして観ていてよかった〜とようやく思えた。この結末は想像できなかったわ。そういうことだったのね。
でもそれにしたって、そこまでの道のりの長いこと長いこと。ノロいし。
ジーナ・ローランズがこんな太った婆さん役で、ジョン・ハートがこんな役ってのにも驚いた。名優ふたりがこんな役。お金が無くなったのかな?生活に困って出たのかな?そう思いたくなるような映画だった。
途中で寝なかった自分をホメてあげたい。
LUCY/ルーシー
★★★★ リュック・ベッソン脚本監督による2014年作品。SFアクション。
主演のスカーレット・ヨハンソンは、実写版「攻殻機動隊」の草薙素子に決まったとか。
まるで中学生が思いついたような荒唐無稽な脚本を、圧倒的な演出力(「映画力」と言ってもいい)の、ツッコミを入れられる隙を与えない力技で観せきった90分。
コレは「純粋映画」としてお見事でしょう。「映画は目で観るモノ」なのだから。
見応えあって面白かった。
ちゃんとカーチェイスあり、銃撃戦あり、痛い暴力描写あり、で飽きさせないし。
ではなぜ★5の満点ではないのか。
それはね、この映画の起点がもう現実とズレてるのがバレちゃってるから。
人間の脳味噌は、人それぞれ皆すでに100%使っている、というのが現在での結論なの。10%しか使ってないなんてのは(ドラマ「SPEC」でも使ってたけど)とんだお笑いらしいのよ。ネタが古い。
頭のイイのから悪いのまで、それぞれがそれぞれに100%使ってる結果だそうだよ。
残念でした。この映画みたいな事は未来永劫起きないってことだよ。
で、やっぱ100%覚醒すると大友克洋の「AKIRA」を連想させる描写にせざるを得ないのが限界なんだね。
でも、ま、一見の価値はあるんで、良かったらどうぞご覧あれ。
フライト・ゲーム
★★★★★ 2014年のリーアム・ニーソンが主演した航空サスペンスミステリーアクション。
この映画、原題の「NON-STOP」のままの方が絶対に良かったと思う。
惹句の「全てを疑え!」はもうそのまんま!そういう映画。
この大傑作を監督したジャウム・コレット=セラは「アンノウン」「エスター」を撮った人でまだ40才。PVやCM監督が本業だそう。「アンノウン」と次がコレとリーアム・ニーソンとは相性が良いらしい。
ハラハラ・ドキドキしっぱなし、緊張しっぱなし、画面に釘付け。
あーでもないこーでもないと頭グルングルン。
よくまあ旅客機の中だけという密室で、これだけの作品が撮れたもんだ。
主人公が何者かわかるのが映画開始から12分後辺り。つまりネタバレしない方がいいってこと。中身については何も書くわけにはいかない。ぜひその目で観て、ひとつひとつ驚いていってちょうだい。
絶対のオススメ!つーかコレは必見でしょう!!
ラスト・デイズ・オン・マーズ*
火星探査チームの最終日に起きた恐怖を描いたSFスリラー。
全然面白くねえの。眠くなっただけ。なんだこれ。
モタモタグズグズしやがって。緊迫してるハズなのにこの演出。
ネタバレはしないけど、ほんとならネタバレしてボロクソ書きたいとこ。
あーそりゃ大変なことになったねー(棒)
火星でのナンチャラを描くといっても、結局は宇宙◯◯◯がやりたかっただけでしょ。
それすらできてないけど。
チャチな特殊メイクがウンザリ。21世紀にもなってコレかよ。他の人の映画って観たことある?こんなことしてる人今どきもういないよ?
このなんとかいう英国人の監督は、ハリウッドで「AKIRA」を撮る予定だったって。降ろされて本当に良かった。
はい、クズ映画に時間を奪われましたとさ。チャンチャン。
ゾンビ・クエスト
極悪 2013年のオランダ産ゾンビコメディの超駄作。クズ映画。
面白くも可笑しくもない。イライラムカムカする。最低。最悪。
この映画観て爆笑してるヤツって多分嫌いだよ、オイラはね。
オランダって映画とか笑いの文化の後進国なの?
程度が低すぎる。バカにもホドがある。
オランダ映画って調べたら、ポール・バーホーベン監督とかヤン・デ・ボン監督(撮影)とかルトガー・ハウアーとかシルビア・クリステルとかオードリー・ヘプバーンとかファムケ・ヤンセンとかを出したとこらしいや。
じゃあこの映画が特別クズなだけか。
恥ずかしいよねえ、こんなの世界に広めちゃって。
鑑定士と顔のない依頼人
★★★★★ 「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」の監督ジュゼッペ・トルナトーレが脚本も書き、2013年に仕掛けた超極上の恋愛ミステリー。大傑作!!
音楽は大好きなエンニオ・モリコーネ先生。コレがまた美しい。
原題は「The Best Offer」という。ダブルミーニングになってて、このタイトルを日本語でも引き継ぐべきだったと思う。この原題に映画の全てが詰まってる。この映画を観始めた頃に感じるタイトルの意味と、映画を観終わったときのタイトルの意味が全く違うものになっている。素晴らしい!!
恋愛は知らないが100年にひとりの逸材と言われる老鑑定士と、屋敷に15年も引きこもり鑑定士に屋敷のモノの査定をお願いする27才の女。
この映画は見事な恋愛&ミステリーで、サスペンスの演出も完璧。さらにサプライズの演出までも見事。よくまあこんな話が思いついたものよ。
細かいサスペンスで惹きつけるだけ惹きつけておいて、クライマックスからエンディングまでの見事なこと!!
正直腰抜かしたし、最後にはあまりの寂寞感と喪失感で泣けた泣けた。
主演のジェフリー・ラッシュがあまりに見事。神業的演技。
映画ファンはドナルド・サザーランドの出演も嬉しいと思われる。
これこそ上質な映画。コレは見逃しちゃならない。コレが映画というもの。
近頃珍しいパーフェクトな出来。必見!!
26世紀青年
極悪 ちょっと評判がイイんで観てみた。大失敗だった。まさにクズ映画ゴミ映画。最低低能脳無し映画。
コレで笑ってるバカがいるのかと思うと吐き気がするね。
こういう「ほら、こうすると可笑しいでしょう?笑えよ〜」っての大嫌い。
面白くもなんともねーっつーの。
この映画の関係者と、この映画をホメてたヤツ、全員死んでしまえ。
ヘアスプレー
★★★★★ この2007年の傑作ミュージカルは、最初、ジョン・ウォーターズ監督によって1988年に映画として生み出され(なんとジョン・ウォーターズ監督のメジャーデビュー作なのだ)、それが2002年からブロードウェイミュージカルになり、この映画はその舞台の映画化という複雑な経緯で完成された。
いきなり驚かされること、まず主役のチビデブちゃんトレーシーを演じたニッキー・ブロンスキーのダンスのスゴイこと!! 次に彼女の太った母親を演じたのが特殊メイクされた「グリース」のジョン・トラボルタ!!見事な中年女性を歌って踊って演じていた。で、父親役が意外なクリストファー・ウォーケン!!なんと彼は元々ミュージカル舞台出身だったそうな。なので歌もダンスも得意技。そしてミシェル・ファイファーは「グリース2」でデビューしているのだ。
個人的に一番可愛くて気に入ったのが、主人公の親友ペニーを演じたアマンダ・バインズ。元々アイドルの彼女は、実は筋金入りの不良娘の問題児で大麻等で何度も捕まってるそうな。可愛くて美人なのにねえ。
もう頭から終わりまでゴキゲンなミュージカルだった!腰が自然に動き出す!
小ネタをいくつか。露出狂のオジサンを演じてたのが元々このネタを作ったジョン・ウォーターズ監督。洋品店ピンキーの主人を演じてたのが元の映画で父親役だった人。最後のシーンで登場するスカウトマンの女性が元の映画で主役のトレーシーを演じた人なんでした。
ものすごく楽しいので観てね!絶対損しないから!
るろうに剣心 伝説の最期
★★★ 「るろうに剣心」三部作の最終章。
この映画は俳優にずいぶん助けられている。
佐藤健はもちろん、福山雅治、田中泯、伊勢谷友介、神木隆之介、蒼井優、そして藤原竜也、等々。これらの俳優の活躍が全てと言ってもいい。各人皆素晴らしかった。
映画自体はモッサリしたテンポの悪い出来。対決シーンは単調で飽きてくる。
画面作りが茫洋としてて力強さも迫力も無い。
全体的にチャンバラ映画としては大人の男が観る映画じゃあない。
そもそもマンガだから、というのは言い訳にはならない。
「最後の侍達の死闘」がこの映画の主軸ではないのか。
クライマックスには呆れ返った。アイツが死の体でなければ全員殺されてたとこじゃないか。主人公が奥義を身につけたと言っても、あそこまで誰かに助けてもらわないと使い物にならないって、なんだそりゃ。都合が良すぎるんだよ。
で、エンディングが長い。蛇足じゃないのか?あんなシーンいるか?
これで三部作全部観たことになるけど、別に観るほどのことはなかった。
しかし佐藤健や、特に福山雅治にはチャンバラ時代劇に出続けてほしい。個人的には福山雅治で柳生十兵衛が観てみたくなった。と、そんなことを考えていた。そんな隙を観客に与えるようじゃダメでしょ。
サイレントヒル
極悪 日本製の有名なテレビゲームを、2006年にハリウッドが映画化した作品。ゲームなんてしたことないから、どういうことやらサッパリわかんないけど。
で、この映画がどのジャンルに入るのかもわからない。ホラー?ダークファンタジー?世にも奇妙な物語系? まあどれでもいいけど、死ぬほどツマンナカッた。退屈の極み。この映画のどこを観れば楽しめるわけ? なんか面白い点があったっけ?
まさかあのショボいクリーチャーじゃないよね?
仕掛けたサスペンスは全部失敗してるし。
この映画は観ることなかったな〜。2時間超えなんて。無駄だった。
でも「2」があるぞ。コレ、ヒットしたのか? その理由が知りたい。
三流以下でしょ、こんな出来の映画。
サイレントヒル:リベレーション
★★★ 映画「サイレントヒル」の正式な続編で、ほんとに前作から続いてるんで、前作を観てることが最前提となる。観てないとわからないかも。
で、死ぬほど退屈だった前作とは打って変わって、見せ場がたくさんで飽きない。時間も90分程度で短いし。主人公の女の子はちょっと可愛いし。
前作でチンケなクリーチャーだと思ったのが、今作では大フューチャーされ、おお、チンケじゃないぞ、と。特にマネキンの頭を使う蜘蛛みたいのと、看護婦みたいな一団は特にお気に入り。このふたつがいるだけでこの映画の価値があるというもの。大笑いして観てた。サイコー。
あ、今作はうやむやだった一作目と違って、アクションホラーとジャンル分けがハッキリできる。ダラダラしてないしね。
でもこういうキワモノ映画ってのはどうしたって一流の仲間入りはできない。なので★三つが限界かな。
前作を観た人は、どういう感想であれ、この作品は観るべき。前作を観てない人はこの映画は観ても意味が無い。そういう作品。 /td>
オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
★★★ ディーン・クーンツの小説「オッド・トーマス」シリーズ第一作目を映画化したもの。
2013年のアメリカ映画。アクションホラーというべきか、青春ホラーというべきか。いかにもアメリカンな軽いムードの、幽霊が登場する青春サスペンスアクションかな。
だから全く怖い映画じゃない。むしろサスペンスにハラハラ・ドキドキする映画。謎解きミステリーの要素もある。
映画のオチが割りと重いんで、見応えがあったような気にさせるが、全体を見渡せばそんなことはない。非常にライトな映画。
個人的にはヒロインが白人にしては好きなタイプで儲けものだったかな。アディソン・ティムリンっていう注目の若手女優なんだって。アメリカじゃテレビドラマの出演で有名になってるみたい。
90分程度の長さなんで、時間つぶしに丁度いい感じ。
モノローグが異様に多いんで、できれば吹替版をオススメするね。 /td>
コロンビアーナ
★★★★ リュック・ベッソンが社長のヨーロッパ・コープ社の2011年作品。製作総指揮と脚本はリュック・ベッソン(どちらも共同)。監督は「トランスポーター3」「96時間2&3」のオリヴィエ・メガトン。1965年生まれ。主役は「アバター」のゾーイ・サルダナ。
「ニキータ」「レオン」に続く系譜の女性殺し屋の物語&復讐劇というハードアクション映画。
無駄なシーンじゃないんだけど、退屈に感じる恋愛シーンが無かったら★5つにしてもよかった。個人的にそういうの全く興味無いんで。ちゃんと物語に必要な要素のシーンではあったけども。
主役のカトレアは子役が演じてる部分からしてスゴイ観せる。もう追っかけシーンは映画「ヤマカシ」以来完全に変わってしまったね。とても日本映画じゃ作れない。子役の部分がキッチリ描けているので、序盤で退屈させるということがない。普通、序盤は説明部分なので若干の退屈さがあるものなんだが。そこはさすがだと思った。
あとはもう殺しのアイデア勝負と、組織や警察関係とのイタチごっこが縦横無尽に描かれていて楽しい。アクション映画好きなら確実に楽しめると思う。
ここまで読んで興味が沸かないんなら観ても無駄。違う映画を探しましょう。
少しでも興味が湧いたらオススメだよ。 /td>
Seventh Code
★★★ 黒沢清脚本監督、前田敦子主演で、全編1時間のオールロシアロケの中編映画。そもそもは前田敦子の同名曲のPVで、それを日活の提案で発展させたものだとか。
第8回ローマ国際映画祭のインターナショナル・コンペティション部門で最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞を日本人で初めて受賞したそう。なんの技術が認められたんだろう?なんか特別な技術がこの映画で使われてたの?全然わかんないんだけど。
なんか印象としては、とりあえずロシアに行って、行き当たりばったりで撮影していって、脚本もその時その時で追加加筆しながら撮影していったような感じ。計画的であるようには見えない。
だからクライマックス直前までは気分が落ちていく一方だったが、逆にクライマックス以降は「えええ!」とびっくり仰天。まさか前田敦子があそこまでできるとは!で、似合ってるのにもビックリ。それが起きる前までは、ああ、やっぱ前田敦子は食う芝居が巧いなあと思ってた程度だったし(あの「もらとりあむタマ子」の次の映画がコレ)。
全編ああいう感じのノンストップな映画が観たいなあ、前田敦子で。
ということで★の数を4つにしようか3つにしようか迷って3つで。正確には3.5って感じかなあ。個人的には満足だったけど。 /td>
死霊館
★★ 昔からよくある「実話」の「お化け屋敷」+「エクソシスト」モノ。
映画「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンの2013年監督作品。
引っ越した田舎の家の家族に、悪魔が憑依して云々という話。
登場人物は皆実在したらしい写真が最後に出るが、どうだかね。
恐怖映画なのに、サプライズな演出ばかりで、サスペンスの演出がまるでなされていないので、全くハラハラ・ドキドキしない。つまりビックリしても怖くない。それじゃあダメ。昔ながらの「お化け屋敷」映画から一歩も前に出ていない。
「エクソシスト(悪魔祓い)」モノとしても物足りない。甘い。こっちは1974年にあの映画「エクソシスト」が刷り込まれているのだ。
そもそも無宗教無神論者には何の影響力も説得力も無い話。十字架とか悪魔とか聖書とか聖水とかな〜んにも関係無いもんね。アメリカに多いキリスト教徒なら怖がるのかもしれないけど。
この映画、すでに続編が決定してるんだってさ。 /td>
エビデンス 全滅
★★★★★ 「エビデンス」とは「証拠物件」のこと。
冒頭映像からしてスゴイ見ものなんだが、事件が起きて、警察の専門家が残されたビデオ画像やケータイ動画や画像(証拠物件=エビデンス)を解析しながら犯人を割り出していく話。
一種のサイコ・スリラーだが、ミステリー色も強い。言っておくが、絶対に犯人は途中で見破れない。なので何の情報も無しに観ることをお薦めする。クライマックスの盛り上がりが物凄い。最後にはアングリと口をあけて「やられた〜」と思うだろう。
監督のオラトゥンデ・オスンサンミは1977年生まれの黒人。この監督が名を挙げたという映画「THE 4TH KIND フォース・カインド」はぜひ観たいところ。若き才人だ。
てっきり安物のクズ映画だろうなと腹をくくっていたんで仰天したよ。コレは傑作でしょ。俳優なんて無名の人ばっかり。でもねえ、それも重要な要素なんだな、これが。
いや、楽しませてもらいました。こういうのに当たると嬉しいもんだ。
なんにも知らない状態なら絶対に観てみ!!少しでも情報が入ってるとどうかな〜と思うけど。オイラは映画が終わって、もう一度冒頭を再生し直したよ。そのくらい。 /td>
その夜の侍
★★★★★ 前々から観なきゃ観なきゃと思って今日に至った。もっと早く観るべきだった。
原作脚監督の赤堀雅秋が主催する劇団「THE SHAMPOO HAT」の2007年第21回公演同作品を、自身の手で2012年に映画化したもの。
新人監督賞の第17回新藤兼人賞金賞、第34回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞を、共に受賞している。
主演は5年前に妻をひき逃げで殺された男・堺雅人とその犯人で刑務所入りしてた山田孝之。復讐して自らも果てようと心に決めて生きてきた。5年間他のことは全く考えず。そして刑務所から出ても誰も手がつけられないワルそのものの男の悪行三昧。周囲の人々を巻き込んで、その夜を迎えるが…。という映画。
とにかく登場人物たちの描き方・描かれ方・演じ方がとても素晴らしい。
後半になるにつれて、画面に食い入るように観てしまった。
ひょっとすると16mmで撮影してブローアップした?と思えるザラついた映像がとてもいい。カメラの手持ち撮影も効果的だった。
監督の赤堀雅秋は映画は後にも先にもこれ一本。とてもそうとは思えない手腕。逆に、だからこそ撮れた作品だったのかもしれない。
静かなる傑作。見逃して後悔なきように。とてもイイ映画なので。 /td>
万能鑑定士Q モナ・リザの瞳
★★ 綾瀬はるかが万能鑑定士Qを演じた2014年の映画。
主演は綾瀬はるかと雑誌記者?の松坂桃李。このふたりはなかなか良かった。★ふたつはそのお二人に。
原作は松岡圭祐の人気シリーズの中の第9巻「万能鑑定士Qの事件簿IX」。確かにこのキャラクターは魅力的なので、ぜひとも映画も続編を作ったらいい、監督以下スタッフ総とっかえで。
監督は、釈由美子主演で原作を台無しにした「修羅雪姫」・堀北真希デビュー作「COSMIC RESCUE」・原作ファンを激怒させた「GANTZ」・榮倉奈々主演で原作を台無しにした「図書館戦争」、の佐藤信介。PFF出身の44才。台無し男である。
日本映画初のルーヴル美術館内本格ロケが売り物だそうで。だから何?
もう題材が「モナ・リザ」ってだけでウンザリする。誰でも知ってる名画っていうことで使われたんだろうけど、発想が安い。ほんとの美術品が分かった人たちで作られてないことは明白。そんなもんより重要な絵画なんて腐るほどあるってのに。
でもまあいいや、そこは目をつぶろうか。この映画の仕掛けのわざとらしいことったら。サスペンスシーンを無理矢理にでも作りたいがために大嘘ついたシーンには呆れ返った。んなことするんなら・・・だろ!え?ネタバレしたくないのでコレ以上は書かないが。
あ〜この映画は音楽も安い。曲の選び方も使い方も。
とにかく全体的に安いのだ。パリのロケが別に隅田川沿いでもいいんじゃねえか?と思えるほどに。
人にはお薦めできないな。恥ずかしくて。 /td>
天使の処刑人 バイオレット&デイジー
★★★★ 2011年のアメリカ映画。脚本監督はジェフリー・フレッシャーという人なんだが、どこにも情報が無くてよくわからない。演劇畑の人かなあ?
観る前までは娘ふたりの殺し屋によるB級アクション映画かと思ってた。
確かに娘ふたり組の殺し屋がターゲットのとこへ赴く話なんだが、まるでオフ・ブロードウェイの芝居を観ているかのような話なのだ。会話劇。舞台もほぼターゲットのアパートの一室に限定されてるし。ちょいちょい銃撃戦はあるもののそれは本筋じゃない。あくまで娘ふたりの殺し屋とターゲットのオジサンの三人の微笑ましい会話を楽しむ映画。
アクション・コメディと解説してるとこもあるけど、映画観たのかよと言いたい。
個人的にはデイジー役のシアーシャ・ローナンが可愛くて好きだな。彼女が主演してる2009年の映画「ラブリーボーン」を観なきゃ。
ちょっとオフビートな演劇的な映画を探しているならコレお薦め。
意外な秀作だよ。
★5つにしなかったのはバイオレットがブサイクすぎたから。彼女のファンにはすまないが。 /td>
ラブリー・ボーン
「天使の処刑人 バイオレット&デイジー(2011年)」を観て、デイジー役のシアーシャ・ローナンが気になって、彼女が世界的に知名度をあげたという記念碑的なこの2009年の映画を観てみた。彼女はこの映画より、上記作品のデイジーの方が魅力的だし、さらに現在の方がもっとキレイだ。見事に成長してる若手女優なんだな。
さて、この2時間を超える長い映画を撮ったのはピーター・ジャクソンだった。「ロード・オブ・ザ・リング」で名を馳せた監督だが、他にも「バッドテイスト」「ブレインデッド」「乙女の祈り」「さまよう魂たち」、それに「ホビット」三部作もある。そんな彼がトチ狂ったかのようなデタラメな映画がコレだった。
筋が一本通ってない。バランバラン。あっちウロウロこっちウロウロ。主役は誰?何が描きたかったの?どこに集中して観たらいいわけ?そんな具合だからまとまらなくて2時間を超えちゃったんじゃないの?という感じ。編集し直したら90分以内に収まるんじゃないのかね?
★はシアーシャ・ローナンに。とんだ駄作だった。ヒドイ目にあった。 /td>
NY心霊捜査官
★★ 2014年のアメリカ映画。え〜、これまた「実話」だそうで。はいはい。
現役のニューヨーク市警察の警察官で、霊能力者だというラルフ・サーキの手記「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」が原作なんだとさ。
そのラルフ・サーキ(演じたエリック・バナは身長189cmのスタンダップコメディアンだそう)が主演の刑事モノ。
悪魔がなんとかだとか、キリスト教信者でもないし、無神論者なのでどうでもいいんだけど、イカレポンチが山ほど出てきてあら大変みたいな映画。
ホラーというか昔懐かしいオカルト映画+刑事映画。
主軸は「エクソシスト(悪魔祓い)講座-初級編-」ってとこかな。
こちとら1974年に映画「エクソシスト」ロードショー二日目を観てんだ。ナメんなよ。どんだけ大事件だったか。普通のオカルト映画の劇場公開とは違うのだ。
大まかな筋書きはその「エクソシスト」に沿ってる。砂漠で悪魔を開放してしまい憑依され、それが都会のど真ん中にやってきて大騒動っていうね。もう飽き飽き。そういうの山ほど観たし。今さら教えてもらわなくても知ってる。
だから全然面白くないし、怖くもないんだけど、2時間弱を観せきったからね。まあ★ふたつでいいでしょう。続編作ったら承知しねえぞ、って感じ。 /td>
GODZILLA ゴジラ 2014
ギャレス・エドワーズ版2014年「ゴジラ」。
なんだこれ、死ぬほどつまんないぞ。眠くなるばっかりで。アクビ連発。
怪獣の闘いのナイトシーンは暗くて何が起きてるんだかサッパリだし。そこが見せ場なんじゃねえのかよ。
そもそも主役ゴジラの登場まで1時間近くかかるってどういう了見なんだ。
あ〜確かに、ゴジラの造形はちゃんとゴジラでしたさ。でもそれだけじゃん。
★のひとつはそこにつけた。あとは点なんかつけられないって。
シナリオも大雑把だし。メリハリ無いし、サスペンスも弱い。
撮影も凡庸でシッカリしてねえし。明暗のコントラストを考えろよ。
こんな出来なら、トカゲみたいと揶揄されたローランド・エメリッヒ版の方がよっぽどよくできた映画だよ。
あ〜ガッカリ。期待して損した。
でも続編にはキングギドラら日本の怪獣数匹がでるんだそうだから、それを楽しみに待とうかな。 /td>
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
★★★ 初めてこの映画のポスターというかビジュアルが解禁されたとき思ったのは「なんだこれ、誰が観るんだこのダサいのを」だった。でもそのうちSFファンやアーティスト系の人々が騒ぎ出し、早く観たいと言い出した。何を言ってるんだコイツらは、と思ったもんさ。で、公開されるや皆大騒ぎで、キャラクターを描いた絵がTLを埋め尽くしたんだった。そんなに騒ぐんならちょっと目を通しておこうかなってのが観た理由。

極悪 2013年のアメリカ映画。成人指定されたホラーだってよ。へえ〜。
こんなに死ぬほど退屈したクズ映画はホラーに限らず、そうそう無いよ。
衝撃の結末だあ?笑わせるな。
一箇所たりともイイシーンが無い。何も無い。1秒も1コマも。
こんなもんに1時間40分程使ったのが勿体無い。時間の無駄。
成人指定された意味がわかんねえ。海外じゃどっかをカットしてんだと。
日本では成人指定する代わりにノーカットが売りなんだって。
その意味がわかんない。
ホラーってなんだか知ってる?ねえ?
ナメんじゃねえぞ。 /td>
トリハダ 劇場版2
極悪 2014年の邦画ホラーというかスリラーというか。「1」が無いのでいきなり「2」。短編連作集だから別にいいでしょ。
ボンヤリした映画だなあ。それにグズグズしてる。そんな対応しないだろって反応してたり。この演出がイカしてるとでも思ってそうな、そんな臭いがする。
ゾクッともしない、ハラハラドキドキもしない、ただ時間が過ぎるのを耐えるだけの映画。はいそうですか、だから何?という話の数々。
コレが邦画ホラーの現状なワケ? 最低だね。ドクズだよ。 /td>
テロ、ライブ
★★★★ 2013年の韓国リアルタイムスリラー映画の秀作。
元テレビの有名キャスターだった男が今はラジオに左遷されてる。その男の番組に爆弾テロリストから電話が入る。男はそのテロリストを利用して元の花型に復帰しようと目論むが…という話。
サスペンス描写が圧倒的で、それが加速していく様は見もの。細かいカット割りもそれに加担している。映画はリアルタイムで進行しているが、製作期間はかかったと思う。
こういう映画でやっちゃいけないことは、その放送局から映画のカメラが外に出てはいけないということだ。それはヒッチコックが「ヒッチコック映画術トリュフォー」の中で示唆している。この映画は外部モニタという形で外部の模様を写しだし、あくまで放送局、特にスタジオにこだわり続けているのに感心して観てたが、一箇所だけカメラが外に出てしまう。ああ、やっちゃった、と思った瞬間だった。そこで★がひとつ消えた。
そこを除けば体ごとのめり込む様に映画に引きずり回されることになる。
オチについては賛否両論あるそうな。個人的にはコレでイイと思う。感傷的ではあるが、この方が感情的にリアリティがあると思えるから。
かなりオススメ。一見の価値はある。
ちょっとオリバー・ストーン監督の1988年の映画「トーク・レディオ」を思い出してた。あの映画に影響受けてるのは間違いない。 /td>
KRISTY クリスティ
極悪 2014年のC級スリラー。駄作中の駄作。ゴミ映画。
清楚で金持ちな娘を狩り(殺す)して、それをネットにあげるカルト集団がアメリカ中にいるって設定で、感謝祭の休みも返上して大学に残った娘がそのターゲットにされ、追いつ追われつするって話。
90分も無い映画なのに、ターゲットが決まるまでに20分以上かかってる。なんだいそれ。じゃあそこまではキチンとその後のネタ振りでもしてあるかってーとそんなもんは皆無。
で、主人公が追われるという状況なのに、全くハラハラドキドキしない。サスペンスの演出がキチンとできていないから。時々音を大きくして脅かすサプライズ演出程度。アクビが出るわ。
まず脚本の段階で間違えてる。映像にすることを念頭に書け!
演出も最低。このなんとかいう監督に次回作は無いと思え。
でもまあ、アメリカにはこのようなクズ映画が山のようにあって、きっとコレも何かの抱き合わせで無理矢理買わされたに違いない。 /td>
MAMA
ギレルモ・デル・トロ製作総指揮の2014年のホラー(?)映画。
なんだこの「お涙頂戴母子モノ」を幽霊話にしたような駄ネタは。
外人って幽霊も物質・物体な感覚なのね。だから日本人は怖くないの。
「欧米人はガイコツを怖がり、東洋人は暗闇を怖がる」とは昔から言われてること。で、コレそのままだもん。ガイコツ見て怖がってるのと一緒。
さらに肝心なMAMAの造形がダサい。超ダサい。ダメだよこんなじゃ。
家の感覚も、日本人からするとあんなの大豪邸にしか見えないんだよね。リアリティを感じないの。広すぎて。
つまりこの映画には日本人が感銘を受けるべきモノが何ひとつ無いワケ。
さらに、サプライズ演出は仕掛けてあっても、サスペンスが全く演出されてない。わかってないのか、知らないのか。映画製作者、映画愛好家としてそんなことでいいと思ってんの?
だから全然怖くないし、面白くないんだよ。
デル・トロもさ、将来日本に住んで映画作りをしたい、っていうんなら、こんなことじゃダメだね。 /td>
アンダー・ザ・スキン 種の捕食
★★★★ 2013年のイギリス・アメリカ・カナダ合作SF映画。まるで実験映画のよう。
主演はスカーレット・LUCY・ヨハンソン。スタッフ・キャスト含め他に知ってる人はいなかった。
あらすじを読んだときは映画「スピーシーズ」のパクリ?と思ってたけど、全然違ってた。あんなケレン味はどこにも無い。娯楽映画としての要素がまるで無い。雰囲気としては、ジェルメーヌ・デュラックの「純粋映画」とか、クローネンバーグの初期作品とか、タルコフスキーの一部作品とか、そういう感じの映画だった。
わかりにくいけど、目を背けてはいられない、妙な魅力がある映像と音楽。
白と黒の使い方でその意味を説明しようとしてる。白い世界、黒い世界、白から黒へ。黒から白へ。当然それは意識的なモノで、恣意的でもある。
宇宙人とか宇宙生物が人の姿で人間狩りをしてるであろう物語だが、それすらハッキリ見せない。実態というか指令してるのがバイクの彼らで、彼女は狩りの道具なのだろう。その道具が、ある男と出会ったことと囚われの蝶を見ることで自意識が生まれ、逃げようとする。その結果があのオチ。
ハッタリ満載の娯楽映画を望むならこの映画には絶対に手を出さない方がいい。間違いなく寝るか、途中でやめるかだろうから。スカーレット・LUCY・ヨハンソンの裸が話題にはなったけど、ダルンダルンのたるんだ体で見るほどのもんじゃないし。
でもね、この映画、そのうちにカルト的人気が出て、マニアの間で話題になるかもよ。麻薬のような魅力が潜んでる。
第40回ロサンゼルス映画批評家協会賞音楽賞受賞。
「カイエ・デュ・シネマ」誌2014年映画トップ10では、第3位を獲得。
英国映画協会「サイト&サウンド」誌2014年映画トップ20では、第5位を獲得。
英ガーディアン紙2014年映画ベスト10の第1位を獲得。
米ローリング・ストーン誌の2014年映画ベスト10で第9位を獲得している。
ね〜、ほら。そんな匂いがするんだよ。
でも個人的にあまりに娯楽性を排除しすぎてると思ったんで★ひとつ引いた。 /td>
ゴーストワールド
★★★★ 2001年のアメリカ映画で、ダニエル・クロウズの同名コミックを映画化したもの、ゴーストとはいえホラー映画ではない。製作が俳優のジョン・マルコビッチ。脚本監督のテリー・ツワイゴフは元々ドキュメンタリー映画の監督として名を馳せた人で、フィクション映画ではコレがデビュー作。
元々子役上がりだったスカーレット・LUCY・ヨハンソンの出世作で、この作品でトロント映画評論家協会助演女優賞を受賞して注目を浴びることになった。
主役はイーニドを演じたソーラ・バーチと、レベッカを演じたヨハンソンの二人組の形になっているが、あくまでイーニド(ソーラ・バーチ)の物語。
イーニドと、古いブルースレコードマニアのシーモアを演じたスティーブ・ブシェミの二人が主人公と言ってもいい。
OPとEDに流れるインドのロックンロールが面白くカッコイイのが出色。
全体的にドヨ〜ンと流れる超オフビートなコメディだが、物語の折り返し地点辺りからイーニドの暗く先の見えない置いてきぼりな青春があからさまになって、その切なさ辛さがジワジワと迫ってくる。そしてあのエンディングが逃げ道であり、突破口になっていることを祈るのみだ。
原作を読んでみたいと思ったし、このタイトルの意味を考えなきゃとも思った。
イーニドがいた(いる)世界はほんとに(彼女がおそらく感じていたであろう)ゴーストワールドなんだろうか、と。
意外な拾い物だった。★が5つに届かなかったのはオフビートなモノが苦手だから、それだけの理由。個人的なことだ。 /td>
太秦ライムライト
★★★★★ 2014年の傑作日本映画。「5万回斬られた男」の異名を持つ斬られ役&殺され役俳優・福本清三さん、俳優業55年にして初の主演映画。フィクションだが、あまりにリアルでフィクションなのか福本清三さんの人生を観ているのかがわからなくなる。
福本清三さんで一番感心したのはトム・クルーズの映画「ラストサムライ」での警護の侍役だった。ひと言もセリフが無く、立ち回りすらなかったが、あの映画でただ一人の本物の侍だった。
そんな福本清三さんを主演に迎え、虚実入り乱れてのバックステージモノである。
監督の落合賢は1983年生まれだというから驚く。脚本の大野裕之はチャップリン研究家として有名な人。なので映画「ライムライト」を下敷きにしているのだね。
この映画は「映画愛」「時代劇愛」に満ち満ちている。それが胸を打つのだ。
福本清三さんを盛り上げようと参加した(出演した)人々は、松方弘樹・小林稔侍・萬田久子・栗塚旭・中島貞夫監督などなどで、いかに愛されてる斬られ役&殺され役俳優だかわかろうというもの。
ヒロインで主人公に弟子入りする伊賀さつき役の山本千尋はこの映画がデビュー作。堂々としてて立派だった。
そしてこの映画は全米公開も果たした。
以下の各賞を受賞している。
第13回ニューヨーク・アジア映画祭最優秀観客賞受賞。
第18回ファンタジア国際映画祭 シュバル・ノワール賞(最優秀作品賞)、最優秀主演男優賞ダブル受賞。
オランダ・カメラジャパン・フェスティバル観客賞受賞。
アジアン・フィルムフェスティバル最優秀観客賞受賞。
ハートランド映画祭作品優秀賞受賞。
第10回おおさかシネマフェスティバル2014年度第10位&特別賞受賞。
米第23回ハートランド映画祭優秀作品選出。 /td>
ワナオトコ
★★★★★ 2009年のアメリカ映画。極上のスリラー!!一級のサスペンス満載!!
こりゃスゲーや!!超面白かった!!なんで今まで観てなかったのかなあ。
観て良かった〜〜〜!!!最高!!
「ソウ」シリーズの脚本家コンビ、パトリック・メルトンとマーカス・ダンスタンが仕掛けた罠まみれ映画。よく出来てるわ、コレ。
始まって20分位は、ほんとにホラーなの?という感じなんだが、残り全部を使って、サスペンスのテンコ盛り状態!!ハラハラドキドキしたければこの映画が一番かも!!
ネタバレすると面白さ半減しちゃうから、中身については書かないけど、コレは超オススメだよ!!
一部で「グロ満載のホラー映画」とか「極悪スラッシャー映画」とか書いてるとこあるけど、そりゃ違うなと思った。観るべきとこはそこじゃないよ。
確かに、人は死ぬし、痛いシーンもたくさんあるけど、そういうとこでどうにかしようと仕掛けたネタじゃあない。あくまで純粋にハラハラドキドキを仕掛けてんだよ。
まさに「純粋映画」と言ってもいいね。
で、コレには続編があるらしいんだ。それが観たい!! /td>
パーフェクト・トラップ
★★★★ 2012年のアメリカ映画。2009年の大傑作スリラー映画「ワナオトコ」の正式な続編。製作日数こそ3年も空いたが、前作の直後の設定。前作のケリをつけるための映画。
なので、この映画を観るには前作の「ワナオトコ」を観ていることが絶対条件。観てないとサッパリわからないと思うし。ほんとはそのためにも邦題を同じにしてほしかった。そこは宣伝会社が不親切。
主人公が大きく分けてふたりいる。今回コレクションにされそうになる女性と、前回の主人公の男。中盤まではその大きいふたつの方向が交互に描かれる感じ。
今作は前作ほどのトラップが仕掛けられてない。悪役・コレクターの本拠地なのに。敵の侵入を想定していなかったのか? そうそう、前作の原題が「THE COLLECTOR」で今作が「THE COLLECTION」なのは観てればわかる仕組みになってる。そこも邦題は不親切で粋じゃあないね。
★が5つに届かなかったのは、前作を観たときほどの衝撃が薄かったから。でもそれは仕方ないことだとは思う。でも前作を観たのなら、コレも観た方がいいと思うよ。観た方がスッキリするし。標準以上の面白さだから。ただ前作が良く出来過ぎてただけのこと。
この映画を観る限りでは、三作目は作られないと思う。いや、こっちの想像を超えたシナリオが出来上がればわからないけどもね。 /td>
バスターズ
極悪 2010年のアメリカ映画。ロクにネット上に資料も無いようなゴミ映画。テレビドラマなのかなあ?そのくらいユルい。
イジメられっ子たちが、イジメっ子たちに復讐するためにパーティを開くって話。
ところがその復讐ってのがなってない。一応ホラーなんだろ、コレ。何ジラしてんだよ。とっとと矢継ぎ早に復讐シーンを見せろよ。90分程度の映画なら、普通冒頭の30分でネタを振っておいて、残り時間目一杯使ってそれを解消するもんだろ?ネタ振りはされてたよ。軽いネタ振りがね。でもそれすら満足に回収してないじゃんか。
それにな、観客は追われる側に感情移入するようにできてんだよ。だから、復讐するなら、する相手が追われる立場になるように見せちゃダメなんだよ。バカだねえ。
あんなに閉じ込めといて、ほとんどがただ座ってるだけってなんだい。
それに復讐する側が喋ってばっかり。客は演説が聞きたいワケじゃないの。イジメっ子たちが残虐な方法で生き地獄を味わう様を観たいワケだよ。なーに勘違いしてんだか。
典型的なゴミ映画。作った連中に地獄を味あわせてやりたいよ。 /td>
スモーク(2012年)
2012年のアメリカ映画。ほんとに映画?テレフューチャーじゃなくて?
原題は「AFTER」。原題の方が合ってる気がする。「スモーク」って同タイトルの違う傑作映画があるんだし。
コレ、日本だったら三途の川をうろついてるって内容になるってことだね。
それが、現実味を帯びた世界で、しかも出会った男女がそれぞれに考えてた世界になってるってのが欧米なんだなと。
最初に不自然だなと思ったのは(この映画に限らないんだけど)、人が誰もいなくなった世界でも通電してること。誰が電気流してんだよ。誰かいなきゃ電気なんて流れて来ないんだぞ。
あと、黒いスモークに覆われて、逃げ場が無い状態って設定なのに、主人公の背後は晴れた空。じゃああっち行けばいいじゃん。というマヌケ演出。
結局は、質面倒臭い手順を踏んで描かれた恋愛映画だったということ。興味沸かないわけだ。
なんとなく映画の体裁だけは整ってたんで★ひとつ。 /td>
アレックス
2002年フランス映画。ギャスパー・ノエ製作・脚本・監督・撮影・編集作品。
ギャスパー・ノエの「カルネ」「カノン」に続く三作目。前二作の元馬肉屋の親父が出てるので世界は同一線上にあるのがわかる。
どうでもいいけどギャスパー・ノエって1963年生まれなんだな。
しかしなんて無内容で薄い映画なんだ。バカバカしいにもホドがある。台本は15シーンで4ページ、セリフはほぼアドリブですと。
カメラはグワングワン回ってるか、無計画にフィックスされてるかのどっちか。
エンドクレジットから始まって、物語が過去へ戻っていく仕掛け。だから何?画面の揺れで酔いそうになるんだけど。
賛否両論で話題になった9分間の暴行シーンも、なんなの?で?だから?
この映画には何も無いの。全くなんにも。完璧に無内容。無価値。
好き勝手するのもいい加減にしろよな。ギャスパー・ノエにどっかで会ったらいきなり殴りつけてやる。
★は猛烈にキレイなモニカ・ベルッチに。 /td>
ディセント
極悪 2005年のアメリカ映画。オススメホラーに必ず入ってるので試しに観てみた。
「川口浩探検隊シリーズ」の白人女性版。
凄まじくツマラナイ。面白い部分が一箇所も無いという駄作。最低。ゴミ映画。
コレを褒めてるヤツってどんなの?そいつの親の顔が見てみたいわ。
だけど、この映画ココで終わったんじゃなくて「2」へ続くらしいのよ。
あ〜面倒臭いの掴んじゃったなあ。 /td>
ディセント2
★★★ 2009年のイギリス映画。映画「ディセント」の正式な続編。製作年は4年経ってるが、物語は、アノ直後から始まる。つまりこの2本は続けて観ることに意味があるわけ。
前作でさんざんネタ振りしてあるから、ココでは存分に好き勝手できる、ハズなんだか案外ボヤけてる。それでも前作よりははるかにマシになった。
キャストが前作の女6人だけというメリハリ無いのに比べて、登場人物が老若男女で構成されてて、物語に膨らみが出た。
そういう中にイライラさせるバカがひとり入ってるのがイイ。ムカムカする。つまり作り手の術中にハマってるわけ。
物語的に驚かせる仕掛けもあり、ハラハラドキドキのサスペンスも効いてて、飽きることはなかった。なのでこの映画はオススメしてもいいんだけど、コレを観るにはドクズな前作を観る事が必須なのがハードルが高い。高すぎる。
なのでこの映画を楽しめる人は、前作で諦めなかった人だけなんだね。自分を含めてよほどの変わり者だと思うよ。 /td>
インシディアス
★★ 2011年のアメリカ映画。映画「ソウ」のジェームズ・ワン監督作。支那系マレーシア人だそうな。
映画史上最も面白くないオカルト映画かもしれない。全然面白くない。
なぜって、喋ってばかりで、映像で何も語っていないから。映画は目で観るもんだろ?絵で全てを表現しろよ。
しかも完結してない。やれやれ。今レンタル店に「第二章」が並んでて、「第三章」が今年2015年に公開されるとか。あ〜面倒臭いの掴んじゃったなあ。まあ、観なきゃいいだけのことなんだけど。一話観たら二話が気になるじゃん。
それでも★ふたつつけたのは、奥さん役のオーストラリア女優ローズ・バーンがキレイだったから。それもそのハズで、2009年度最も美しい顔トップ100で1位になってる。世界が認めた本物の美人なのだ。彼女が出てるCMが何本も日本でも放送されてたらしい。なので彼女に★ふたつつけた。
あと★つける箇所なんて、この映画には全く無い。駄作。 /td>
武器人間
★★★ 2013年オランダ・アメリカ・チェコ合作映画。ホラー映画と呼ばれているが、こりゃレトロ・フューチャーと呼ぶべきSFの一種だと個人的には思う。
ソ連兵が主役の形態を取っているが、全員英語。なんとかせいよ。
色々物語はあるんだが、もうこの映画は三代目フランケンシュタイン博士が生み出す「武器人間」たちのデザインとキャラクターに尽きる。他はもうどうでもいい。
もうね、素晴らしいのデザインとキャラクターが!!「武器人間」フィギュア出ないかなあ、どっか出さないかなあ、全員分の。欲しくてしょうがない。部屋に並べたい!!ガシャでも食玩でもフィギュアでもプラモでもなんでもいいから!!絶対楽しいって。
一応映画に話を戻すと、この映画の大欠点は、カメラを一人称にしちゃったことだね。三人称にして、全てをキッチリ写した方が絶対に楽しい映画になったハズ。一人称だから不自由なんだよ、全てにおいて。見たいモノが見られないという不自由さ。そこがイライラする。こっちは「武器人間」たちが見たいわけだから。
あ〜「武器人間」たち、カッコイイわあ。デザイナーお見事だわあ。ウットリ。
★3つは「武器人間」たちに。他のシナリオだの演出だの演技だのモロモロがもっとちゃんとしてりゃ★4にも★5にもなったのに、惜しいね。 /td>
インシディアス 第2章
★★★ 2011年の映画「インシディアス」の、2013年に作られた正式な続編。
あの物語はまだ終わっていなかった。って、このやり方だと永遠に続けられるんじゃないの? 原作&監督のジェームズ・ワンは「ソウ」でもだったけど、1本の映画で完結させるってことができないの? だって、この2作目でも終結してないことは、今年2015年に第3章が公開されると発表があった時点でバレちゃってるじゃん。まあ、さすがに次回は別の家族の話題になるんだろうけど(いや、それすら怪しい)。
個人的には妻役のローズ・バーンさえ見られればそれで満足なんで、この続編はコレで充分だけどね。次回作にローズ・バーンが出てなかったら観ないかも。
第1章を駄作と書いて★ふたつつけたんだが、前作よりもサスペンスが効いてたんで★ひとつ増やした。まあ前作よりはマシになった。謎だった部分が解明されたりしてるし。
しかし「あの世」を使うとなんでもありになっちゃうんだなあ。しかも「あの世」の描き方がアレじゃ金もかからないだろうし。 前作を観てた人限定の映画なんで、ココから観ても仕方無いよ。どうしてもコレを観たいって人は前作を頑張って観てね。あとのことは知らないよ。 /td>
サプライズ
2011年のアメリカ映画。どこでも評価が高いので観てみた。
なんだこれ。どこに着地していいんだかわからない中途半端な映画は。アチコチの解説に「スプラッター映画」って書いてあるけど、この程度のもん、スプラッターでもなんでもないわ。しかしツマンネー脚本だな。安いにもホドがあんぞ。
謎に惑わされることも無く、意外性に驚かされることも無く、サスペンスでハラハラドキドキするわけでも無く、サプライズ演出で飛び上がることも無い。なんにも無い。
ただあの姉ちゃん強ェ〜〜ってだけで。じゃあアクション映画かといえば、そんなに動いてないし、スピード感もゼロ。
なので★ひとつはあの姉ちゃんに。最初可愛い!と思ったんでなおさら。
他に書くことすら思い浮かばないわ、こんなクソゴミ映画。どんだけ怖いのかとワクワクした気持ちを返せバカヤロウ。 /td>
ゾンビ・リミット
★★★★ 2013年のスペイン/カナダ合作映画。「REC」のスタッフが作った映画だそう。
スリーデイズ・ボディ
★★★★ 2014年のアメリカ映画。一応ホラーに分類されてるが、そういう怖さは無い。物語はもう邦題の通り。それが全て。それを淡々と描いていく感じ。
大した美人でもない不幸顔のレズの主人公が、パーティで恋人に袖にされ、まあ薬盛られたのもあって、謎の男とセックスしたら、翌日から三日間、体調不良なんてもんじゃなく、全身が生き腐れしていくのだった、という悲しい物語。
謎の男は指名手配されてるが、詳しいことはわからない。ただその男が宿主なんだろうなあ。セックスで感染するゾンビなんて初めてだ。
でももっとゾンビウィルスは広がっててもいいハズだし、何も彼女ひとりが苦しい思いをしなくてもいいだろうによ、と思ったな。あまりに可哀想で。そうなんだよ、この映画はホラーの肩書のクセに、ひとりの不幸な女の三日間の物語なんだよ。それがゾンビウィルスだろうがなんだろうが同じ。元々不幸な女が完璧にボロボロになるっていう姿を見つめ続ける映画なんだよ。コレは切ないよ。可哀想だよ。
でもそういう意味じゃよく描けてたと思うし、この主演女優は素晴らしかったと思う。
ただ、最後の最後くらい思いっきりゾンビ丸出しにしちゃって大暴れで幕でもよかったんじゃないかなあと少し感じた。その方がスカッとするでしょ。だってあまりに哀れなだけなんだもん。★が5つに届かなかったのはそこ。
でもイイ出来の映画だった。吹き替えが入ってないのが不満だけど。 /td>
クライモリ
★★★★ 2003年のアメリカ映画。特殊メイクの世界じゃ超大物のスタン・ウィンストン製作総指揮のホラー映画。なんで今頃観てと思うだろうが、もうあらかたホラーを見尽くして、コレくらいしか残ってなかったってのがある。なぜコレを観てなかったかというと、まず邦題のダサさ。それとスティーブン・キングがその年の映画ナンバーワンに決めたから。キングなんて信用できないからね。
で、感想。まあ面白かったし、なかなかだなとは思った。でもコレってアメリカのティーン向けのホラーだよね。お子様向けホラー。マウンテンマンという犯人のキャラがもうそれを全て語ってる。ありゃ造形しすぎ。マンガなんだもん。
でもいくつか優れたシーンはあったし、ハラハラドキドキさせるシーンもあったんで、水準以上の出来だなと思った。
残念なのは、この映画にはドス黒い猥雑さが全く無いことだね。なんかいけないものを観てしまったような後悔が後に残らない。ホラーの醍醐味ってそこだと思うのよ。キレイすぎるんだな。あの汚い部屋の小道具にしてもむせ返るような臭いは感じなかったし。マウンテンマンだって体臭がスゴイハズだよ。でもどこか小奇麗に感じるの。
なので十代の若者や、ホラー初心者にはうってつけなんじゃないかな。そういう人にはオススメ。ホラーを見尽くしてるような人には食い足りないだろうね。なので★は4つが限界かな。
コレなんだかシリーズになってんのね。続編観る必要あるのかなあ、と考え中。 /td>
MOTHER
2014年の日本映画。恐怖マンガ・ギャグ漫画の鬼才・楳図かずお77才にして映画初監督作。原案脚本監督を務めている。日本の恐怖マンガはこの人無くしては絶対に語れない偉大な人。それにとても人間的にイイ人であり、幼い頃から尊敬している。
だけど、なんだこりゃ。
先生といえど映画のことはまるでド素人だったのですね。全然話が流れていませんぜ、先生。え〜、で、コレは恐怖映画なのですよね? と、どこで怖がればよろしいんでしょうか、先生。
と言いたくもなる駄作。マンガの巨人も未知の領域だってことだね。マンガと映画が似て非なるものだというのがよくわかる。90分も無い映画なのに、ものすごく長かった。退屈で死にそうになった。
先生、こういうことはもうしないで下さい。お願いします。やったって次はもう観ませんよッ!! /td>
ザ・レイド GOKUDO
★★★★★ 2011年の超大傑作映画「ザ・レイド」の正式な続編で2014年インドネシア作品。監督脚本編集は前作と同じギャレス・エヴァンスというウェールズ出身の男。主演は前作に引き続きイコ・ウワイス演じるラマ。監督もアクション振付師も兼ねているが、主演のイコ・ウワイスもスタントマン&振り付け師&武術家という本物だらけなのだ。
主役のラマな〜、前作であんな目にあったってのに、大変な人生だよな〜。
低予算で活躍の場がビルひとつの内部だけだった前作が世界的大ヒットしたおかげで、今回は金使いまくりである。別の映画用に書かれていた脚本を書き直して、この映画が完成したそうな。ロケしまくり、セット組みまくりだ。
まースゴイ。スタッフ側でもカメラがスゴイ、編集がスゴイ、演出が半端じゃない、キャストも絶対死人が出てるだろう、じゃなくても骨折くらいは普通にいるだろうレベル。今回初めて出てきたカーチェイスも観たことない凄さ!!カーチェイスにまだこんなアイデアが残っていたのかと感心した。幾人も出てくる殺し屋達に振り分けられたアイデアもそれぞれ工夫が凝らされてて面白い。
で、何が一番スゴイかって、1秒たりとも無駄が無く、2時間26分画面に釘付けだってこと!ビックリだわ!!しかも吹替無しの字幕映画で!!
ギャレス・エヴァンス監督って只者じゃないわ。
今回の話には日本のヤクザが絡んでて、その役を、遠藤憲一・松田龍平・北村一輝の三人が演じている。でも彼らにはあまり活躍の場が無かったのが残念。
でもね、この映画は観ないと損だよ!!ココがアクション映画の最前線だよ!!
で、セルDVDはカットされたシーンが復活してる完全版なんだと。う〜困った。観たいぞ、それ。う〜。まあまあ、それは追々考えるとしよう。
前作が★5つ満点のうち★10だったのに比べ、今回は★8くらい。トップの遥か上だけど、前作の良さが失われていなくもないんで。でも通常の映画の倍くらい面白いんで必見だよ!!!! /td>
クリーチャーズ 異次元からの侵略者
★★★★ ドン・コスカレリという映画作家をご存知だろうか。1979年に「ファンタズム」という映画を発表し一躍有名になり、その後「ファンタズム」はシリーズ化され現在までに4本作られている。彼のライフワークなのだ。
そのドン・コスカレリ監督の2015年現在においての最新作がこの映画なのだった。つっても2012年の作品だけどね。まあ、彼にしてみればちょっとした息抜きのようなものかな。でもね、それがライフワークの映画よっかはるかに面白かったわけよ!!
なんともZ級映画な邦題だけど、監督はあえてB級にしましたって感じで楽しんでる。製作脚本監督を務めているくらいだ。原題は「John Dies at the End」=「ジョンは最後に死ぬ」なんだよ。え、そうなの?と、見終わって改めて思う。ほらもう意味わかんない。
物語はあるんだけど、どうも説明しづらい。よくわかんないうちにガンガン進んでいくんだが、わかんないまんまでメチャ面白いのだ。麻薬のような影響ある面白映画なのだ。狂ってるといえばそうなんだけど、たちの悪いジョークを聞かされたような気分でもあるんだな。で、もう一回聞きたくなるって感じ。
いちいち「アレは何?」「アレはどういうこと?」とか訊く人いるでしょ。そういう人と一緒に観ちゃダメだよ。面白くなくなるし、第一説明できないんだから。
とにかく気になった人には観てもらいたいな。この面白さを共有したい。逆説的に言ってるんじゃないよ。マジもマジ、大マジだよ。スゲー面白いんだから!!
次は観る機会があればだけど、この監督の2002年の映画「プレスリーVSミイラ男」がぜひ観たい!! /td>
クロニクル
★★★ 2012年のアメリカSF映画。ジョシュ・トランク監督デビュー作。低予算映画というが、制作費は12億円だとさ。邦画なら10本位作れちゃう金額だよ。
よくあるティーンエージャーモノ+超能力モノ=この映画。
なので前半は退屈で何度か観るのやめようと思った。基本的に嫌いなんだよ、アメリカの高校生の話って。唯一面白かったのは映画「アニマルハウス」くらいかな。あれは大学だっけ?まあいいや、とにかく嫌いなんだよ。
しかし後半からクライマックスに進むに連れて、物語はヒートアップしていく。膨張して爆発するみたいに。もうね、明らかに大友克洋の影響大なの。この弱気だった青年は「鉄雄」そのものなんだよね。「童夢」と「AKIRA」が大好きですって言ってるような映画。まるでファンレターみたいなの。微笑ましいといえばそうだけど、それを他人である客が観るわけだからねえ。
全体通して★3つが限界かな。普通。
でもこの映画続編が作られるんだって。どうすんだろね。だって、あ、ネタバレか。
なんかアメリカで評判だったらしいんだ。なのでそういうのが好きな人はどうぞ。
続編が来たら観なきゃなんないだろうね。コレ観ちゃったからには。 /td>
インベージョン
★★★★ 2007年のアメリカ映画。ジャック・フィニー原作の「盗まれた街(ボディ・スナッチャー)」の4度目の映画化。この原作の映画化作品では1978年にフィリップ・カウフマン監督による2度目の映画化作品「SF/ボディ・スナッチャー」が記憶に鮮明で、世評でも最高傑作と呼ばれている。ちなみに最初の映画化作品はドン・シーゲル監督の映画「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」ですでにもう古典扱いになってる。
この映画の主人公はニコール・キッドマンとダニエル・007・クレイグ。
徐々にピッチを上げていく演出が効果的で、恐怖映画やスリラーSFというよりアクション寄りなのが現代的。カーアクションとか猛烈だった。
それに迫り来る乗っ取られた人々が不気味で、ハラハラドキドキのサスペンスの釣瓶撃ち、クライマックスはまさに手に汗握る演出が見事だった。
やっぱね〜原作がイイんだと思うんだな。よく出来てるもん。誰が何度映画化しても標準以上の出来になると思うな。日本でも映画化すりゃいいのに。
★が5つに届かなかったのは、コレを★5つにして1978年版と同列にするのかよ、というのがあって、ひとつ引いた。なのでほぼ満点と言ってもいい。
意外やオススメ映画だね。 /td>
グロテスク
★★ 2009年日本製スプラッターゴア映画。珍しい。脚本監督は白石晃士。
日本でもR20の成人指定されてるんだけど、英国では上映禁止。あのなんでもアリのAmazonで取り扱い禁止になってるってーんで、どんだけスゴイんだよ、とビビっていたわけ。でもただビビってても仕方無いんで、友人にとりあえず人柱になってもらってどんなもんかを訊いてみた。で、なら大丈夫かも、と観たんでした。基本ビビリだから。
全然なんともなかったわ。つーかもっと工夫が欲しかった、拷問の。それにせっかくなんだから直接描写が欲しいところ。なんかね、やっぱ作り物なんだね。拷問ってさ、痛み以外でも心的影響ってあるわけじゃん?でもこの映画にはそれすら無いの。だからサスペンスが全く生まれないからハラハラドキドキしないというね。
ハラハラドキドキしない映画って、中で何をやってても面白くない。白石晃士って監督の限界なんじゃねえの?と思った。自分ならこうするのに、それは使わずこっちを使おうよ、もっと寄って観せなきゃ、とか色々考えちゃった。
この犯人つーか既知外を演じた俳優さんはイイね。なんにでも使えそう。舞台の人らしいけど。あと若い女・長澤つぐみってのはAV女優だそうで。なるほどそれでああいうことができるのか。セリフとか上手だった。
まあ、個人的にはなんともなかった映画だけど、アウチな人はいるんだろうから注意かな。全ては自己責任でヨロシクひとつ。
この分じゃ、まだまだ邦画は、イタリアンホラーや最近のフランスゴア映画には勝てないね。 /td>
人狼ゲーム BEAST SIDE
★★★★ 2013年の傑作スリラー「人狼ゲーム」の第二弾。
状況は同じだが、出演者が違う。脚本監督編集の熊坂出は続投。コレが大正解。
前作は桜庭ななみが名演だったが、今回のは全員が出色の演技。言わば全員野球。
サスペンスもスリルも、さらにはグロ度もアップしていた。もう観てて喉カラッカラ。ハラハラドキドキしっぱなし!!なんせドキュメンタリーを観ているかのようなリアル感なのだ。自然な演技と、まるで意識させないカメラ。そして見事な編集。考えてみれば、ココで一旦カットかかって、カメラ位置変えて続きを撮ってんだよなあとか思いだすと、それが全編通じてそうだから、粘り強さに驚嘆する!!
前作を★4つにしてるので、こっちを★5つにするわけにはいかなかった。同列なので。だから★4つ。前作を★5つにしておけば★5つにできたのに、と少々後悔がある。ただ個人的に気に食わない点も無いわけではないんで、★4つでもおかしかないやな、と思ったり。でも観て良かった〜。
一歩間違うと、いわゆる邦画の弱点になるところが、逆に強みに変換されてる。そこが見事だと思う。この熊坂出監督はちょっと目が離せない。次回作が実に楽しみ。 /td>
桐島、部活やめるってよ
★★★★★ 2012年の日本映画で、その年度の映画賞総なめだったそうな。納得。
実は今回が観るの初めてではない。過去何度もトライしては冒頭10分ほどで挫けてた。どうにも眠くなっちゃう。映像の締りがないのが嫌、とか、照明が平板とか。
AKB48の柏木由紀がこの映画を三度も観たというので、へえ〜と思った。全部観るとそんな魅力があるのかしらんと。
そもそもこの映画の監督・吉田大八の映画が好きじゃなくてね、「クヒオ大佐」「パーマネント野ばら」と。もうこの人の映画は嫌だと思い込んでたところがある。最近じゃ「紙の月」ってのが非常に高い評価を受けてるけど。
で、今回とにかく何があっても最後まで観ようと心に決めてかかったわけですよ。
そうしたらなんとまあ脚本が実に見事で、この構成がとてつもなく巧妙で、あっけにとられたわけなんです。それに後に有名になる若手俳優たちがたくさん出ていて、それも新鮮だった。ああ、アイツもコイツも!ってな感じで。
内容はベケットの「ゴドーを待ちながら」であろうと。表題の桐島の不在が主軸になっていることによって巻き起こる人間関係みたいな。
そして21世紀型とも呼べる青春映画の主題歌はもう高橋優に決まってんじゃんって感じ。
この映画には、猛烈に惹かれたし、面白かったし、また観ようと思ったんだけども、なぜかというと、実はこの映画がよくわからないままなんですね。え?と理解し得ないまま観終わってしまった。大傑作なのは理解できるし、強烈に胸を打たれたのに、どこが?なぜ?どうして?と問われたら答えられない。なんか過去作品やらを持ってきて比較して、だから傑作なんですよって言いたくない雰囲気をこの映画は持ってる気がする。 映画が自立してるわけですよ。そういう映画は強い。たぶん時代や時間を超えるであろうと。今はそんな風に思ってるとこ。
未見ならぜひ観てみるといいと思うな。 /td>
トランス・ワールド
★★★★ 2011年公開のアメリカ映画。スリラーかと思ったらSFだった。
主人公のひとり、若い男性がスコット・イーストウッドというんだが、そう、クリント・イーストウッドの息子。彼がね、時折父親の若い頃ソックリな顔になるんだよ。やっぱ親子だねえ。ビックリするくらい似てる時があるの。この映画はそれを見るためだけで観てもイイような気がする。マジで。
森の中をさまよって、辿り着いたのがほとんど何も無い山小屋。同様に人が集まる。最終的には4人。全てが仲良しこよしなワケじゃない。だがこの関係性が徐々に紐解かれていくのがスリリング。ええ!?となる。どういうことか知りたければ映画を観ればわかるぞ。
森の中にその小屋建てて、防空壕を作って、セットはそれだけ(に見える)で、あとは鬱蒼とした森が舞台。低予算で知恵を絞った感じ。小屋の中や防空壕はセットだと思うけどね、いくらなんでも。
パッと見ショボい映画なんだけど、頭使って作ってるんで、ちゃんと面白く観られるようになってる。大したもんだと思う。
特別無理には薦めないけど、観れば当たりだと思うよ。 /td>
寄生獣(前編)
★★★★ 2014年の邦画。大ヒットマンガの映画化。前編。
96時間レクイエム
★★ リーアム・ニーソン=ブライアン・ミルズの「96時間」シリーズ第三弾にして完結編。
てか、最初一本を作った時点じゃ三部作なんて思ってもみなかったんじゃないの? だってもう話が無理矢理すぎるもん。
元CIA腕利き工作員だったブライアン・ミルズが家族を守る話なんだけど、ココまでする必要があったのかね。こういうことにしたから、フォレスト・ウィテカーの刑事が必要になったんじゃないの? 主役はブライアン・ミルズひとりでいいんだよ。
だからハラハラドキドキもあったもんじゃない。緊迫感も無い。
スピード感だけはあったけど、そんなのこの物語では必要無いし、そこに集中しちゃったから凡庸な出来にしかならなかったわけじゃん。
ブライアン・ミルズの仲間たちも総登場してたけど、もっと活躍させてもいいんじゃないの? 最後なんだし。少なくともフォレスト・ウィテカーよりは活躍させろよ。
そんなワケで、このシリーズは一作目だけを観てればそれでオッケー。後はいらない。
なんかガッカリだ。リュック・ベッソン、お前に言ってんだよ。 /td>
テスター・ルーム
★★ 2013年、英国の伝統あるホラー映画制作会社ハマー・フィルム作品。
事実に着想を得て作った映画だそうで、お約束で最後に「本人たち」の写真が出る。もうさ、そういうのも作られたもんだっていうのがバレバレなワケじゃん。今どき。事実だろうとそうでなかろうと、人様に観せる映画になってないんじゃ意味ないでしょ。POVがやりたいがために、フィルムの記録係を主人公にしつらえたのかな。
結局古いんだよね、全てが。ハマーだからかな。
物語は1974年のオックスフォードで、ポルターガイスト現象を解明するのだと息巻く教授と、それについてく学生3人(うちひとりがカメラマンで一応主役)が、ある少女を被験者にして実験を繰り返す、ってなモノ。まあ、今どき珍しいオカルト映画。
でももう少し面白く作ろうよ。退屈なだけだよ。
出演者は皆イイし、よく出来たシーンもいくつかあるんだよ。だから余計に勿体無いんだな。
あ、個人的に使ってる音楽は好き。スレイドにTレックス等々。 /td>
西遊記〜はじまりのはじまり
★★ 2013年、チャウ・シンチー製作・脚本(共同)・監督作品の最新作。日本公開は2014年。2013年の中国での映画興行成績を一挙に塗替え、香港映画史に名前を刻んだ。
玄蔵(後の三蔵法師)が、駆け出しの妖怪ハンターで、化け物退治に悪戦苦闘し、最後にはお馴染みの旅の一行が揃うまでの話。その最後で流れた音楽で爆笑した。なんで知ってんだよ!というね。
予想を裏切る展開と、想像絶するイメージの数々には驚かされるし、楽しい。
でもなんか違うんだよね。なんか食い足りないの。
何箇所かで笑ったけど、全編がギャグで埋め尽くされてるわけでもないし。
超大作の雰囲気なのに、いやに小じんまり見えるのはCGの使いすぎのせいかも。
だからさ、この映画の情報はおととしには知ってて、早く観たいと思ってたの。2年待ったわけだけど、待ってたのにコレ〜〜?って感じが残る。
いや残念だった。★はふたつがせいぜいでしょう。 /td>
神さまの言うとおり
★★ 2014年、三池崇史監督作品。主演は福士蒼汰。
人気マンガの映画化だそう。こういう荒唐無稽さは三池崇史の真骨頂でもあるな。
高校生たちがある日突然死のゲームに巻き込まれ、さて、生き残るのは誰でしょう? って話。次々と襲い掛かってくる難問の敵は、あえてレベルを下げたとしか思えない3DCG群。最後のクレジット見て、その3DCGに声を当てた人たちの顔ぶれにビックリするよ。
で、R15指定がついてるんで中学生以下は観られない。可哀想に。
この手の映画での生徒役の人々の演技って皆同じなのね。発声の仕方から何から。もう少し研究すべきだし、監督も演出つけるべきなんじゃないのかな。
だからR15指定なのに「子供向けサバイバルホラー映画」って感じが拭えない。残酷描写もなるべく避けるように作られてるし。いいじゃん子供が観たって、こんなの。
全く理解できないのが、大森南朋。なんなの彼。で、最後どうすんの。続編作って主人公になるの? リリー・フランキーが、ねえw しかしよく出るな、イラストレーターのクセに。
という感じで、興味のある人は観ればいいんじゃない?あまり勧めないけどね〜。
面白そう!って期待でパンパン状態で観ちゃったせいもあるんだけど。 /td>
トワイライトささらさや
2014年の新垣結衣と大泉洋主演のファンタジーコメディ映画。
でもどこをどう観たらこの映画は面白くなるんだ?え?
一箇所も一秒も見どころが無いぞ。退屈で死ぬかと思ったぞ。
安っぽい人情話と、手垢のついたペーソス溢れる笑いってか。
新垣結衣も魅力なんにも無くなったなあ。美人でも可愛くも無くなったし。
でもなぜ極悪評価にしなかったかというと、石橋凌がとても良かったから。
それだけだね。人にはあまり薦めたくないけど、感想は人それぞれだから。この映画で人生観が変わる人だっていないとは限らない。なので自分の目でご覧なさい。そして自分なりの感想や答えを見つけなさいな。
オイラはとにかく時間を返せ!と言いたい。 /td>
ダークハウス
★★ DVDは今年の新作ってことになってるけど、2013年作品らしい。「SAW」なんかのジェームズ・ワンが製作したオカルト・ミステリー。
80分少々ある映画だけど、終盤まで我慢して観てると面白い謎解きが待っている。オチは途中というか、かなり前に「あ〜そういうことだよね」とわかっちゃう。
ちょっと疲れちゃった。我慢を要求されたから。遅いんだもん展開が。最後の10分15分は面白かったよ。その面白さを楽しむには相当な我慢がいる映画なんだよ。冗談じゃないよ全く。
ま、並の下だね。★ひとつでもいいけど、結末が面白かったので★ふたつ。
資料が無いんで検索したら 2011年のアメリカ映画「ダーク・ハウス 戦慄迷館」ってのがあって、予告編観たらそっちの方が面白そうだったぞ。そっちが観たいわ。 /td>
蜩ノ記
★★★★★ いやあ、久々に本格的な時代劇映画を観た。気持ちが良い。
黒澤明の最後の弟子・小泉堯史監督の2014年作品。
原作は直木賞受賞作品の同名小説で葉室麟という人の作品。
インサートされる風景カットもだが、原田美枝子・井川比佐志・大寶智子の出演が黒澤映画を思わせて、黒澤映画ファンからするととても嬉しい。実はカメラの上田正治は「影武者」以降の黒澤映画のカメラマンであり、小泉堯史監督作品の常連である。
「雨あがる」のときのように、黒澤映画そのままというわけではなく、いつの間にか小泉堯史監督ならではの空気感や時間の流れができあがっていて、それが気持ち良い。しかもそれが、登場人物たちとうまいことからみ合って世界が構築されている。見事な手腕だと思った。
そもそも堀北真希と役所広司の大ファンであり、岡田准一もイイなと思っていたので、観なくても高評価してたかもしれない。んなことは無いが、そのくらい好きなのだ。
岡田准一が剣の形を見せるとき「居合だ」と思い「香取神道流では?」と想像したら当たってたので嬉しかった。剣術ファンというのはそういうとこにこだわるモノなのである。それにしても岡田准一の剣は見事なモノだった。相当な修練を積んだに違いない。
村人たちが鎖鎌使いという設定が、実はこの村は元忍びの者たちで作られたのではないかと推察される。考えすぎかもしれないが。
この映画は国内最後のフィルム撮影された作品になるという。
第39回報知映画賞監督賞・小泉堯史
第27回日刊スポーツ映画大賞主演男優賞・岡田准一
第38回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞・岡田准一
第10回おおさかシネマフェスティバル助演女優賞・原田美枝子
平成26年度芸術選奨文部科学大臣賞・小泉堯史
の各賞を受賞している。え?役所広司は?堀北真希は?
時代劇好きにはたまらない映画だと思うので、未見の人はぜひ!!傑作です!! /td>
アバウト・タイム
★★★★★ 映画「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーチス脚本監督による2013年の映画。
意外やSF恋愛人生映画。でも相変わらずのコメディ要素満載。そもそもこの人は「Mr.ビーン」シリーズの脚本家がスタート地点なのだ。そして映画「ブリジット・ジョーンズの日記」2作品で注目され、初監督作「ラブ・アクチュアリー」で頂点に上り詰めた人。だが寂しいことに、この作品で監督業は引退するそうな。脚本家として本腰を入れるつもりなんでしょう。
この映画は、代々、家の男たちだけに受け継がれてきたタイムリープ能力があると父親に知らされた、冴えない(といっても弁護士の)若者の、恋と愛と家族と人生の泣き笑いの物語。ドタバタなのに実にスマートな演出。ダサい人々なのになぜか素敵で微笑ましい。そして何より、この映画の最後のシーケンスのためにこの物語があるということ。リチャード・カーチスが伝えたかったことが、実に素直に正直に真正面から描かれている。そこがこの映画が素敵に仕上がった点だろうと思う。コレばっかりは観てもらわないと伝わらないので、未見ならぜひ観て欲しい。
出てくる俳優が老若男女皆イイ顔してる。長い映画観賞人生だが、なかなかこんな風には実現しないものなのを知っている。そういう意味ではリチャード・カーチス監督の演出手腕は奇跡を起こすモノなのかもしれない。
この映画は強くオススメしたい。必見の傑作! /td>
ダーク・ハウス 戦慄迷館
2009年のアメリカ映画。アトラクション系ホラー。ホラー?
2013年のホラー映画「ダークハウス」を観たときに、資料探してるウチにこの映画の予告編に出会って、こっちの方が面白いんじゃね?と思ってた映画。
ところがどっちもどっち。ホラー作りって難しいんだなあと思ったね。
色んな意味でデザインが悪いから、どこがダメとかいちいち言えない。
もう無理矢理なんだもん、なんでもかんでも。
で、製作者たちが辻褄合わせに四苦八苦してる感じ。
失笑すら出なかった。子供が観てもウンザリすんじゃないかなあ。
ただ、主人公の女性がちょっと美人。それが救いかな。
他にイイとこ無いんだから仕方無いじゃん。
基本的に「家モノ」ってもうダメなジャンルなのかもしんないな。 /td>
REC4 ワールドエンド
★★★★ 2014年のスペイン産ホラー「REC」シリーズ4作目にして最終章(のハズ)。
一作目の冒頭、主人公となる女性レポーター・アンヘラ=マヌエラ・ベラスコに一目惚れ。もう最後まで観てやる!とそのとき決めた。なのでコレを観るのは必然。
今までPOV形式で作られてきたこのシリーズだが(だから[REC]なんでしょ?)、ココに来てそりゃ無理だとなったんでしょう、それより、映画としてのサスペンスに重点を置こうと思ったに違いない。そうしないと終わらないじゃん!ってなったんだね。
そしてそれは正しかったと思う。ようやく普通のサスペンス・ホラーになってくれて、こっちはホッとした、充分ハラハラドキドキさせてもらった。
そして全ての謎が解明されるわけでもないけど、「こういうことだったのか」と物語としてはちゃんとオチがついた感じにはなった。そのための最終章なわけだし。でも5作目を作ろうと思えば作れるって状態にしてあるのはちょっと卑怯だと思った。まあ作ったところでネタは割れてるわけだし、ただの大暴れ映画にしかならないと思うけどね。
シリーズを観てきた人はもうこりゃ必見中の必見!!
いきなりコレから観た人は、適当に面白く感じるかもしれないけど、モヤモヤするだろうと想像する。かといって過去3本観てこい!とも強く言えないのも確か。
シリーズモノの欠点と言えば欠点かな。仕方無いけど。
なぜ★5つにしなかったかというと、次への準備がなされていて、踏ん切りが悪いと思ったから。スパッと終われよ!ってのが正直な所。なので★4つにした。
サスペンス・ホラーとしての実感としては★5でもイイんだけどね。
個人的には充分楽しめた。好きなシリーズだな。 /td>
ジェサベル
極悪 2014年のクズホラー映画。
なんでこんなにヒロインが白人の田畑智子みたいなブサイクなんだよッ!!
もうそれだけでこのクソ映画は観る価値ゼロだよ!!
ヒドいの借りちゃったなあ。金と時間を返して欲しいわ。
物語?どーでもいいわ、こんなもん。
あ〜久々に味わったゴミ映画のこの感じ。最低。 /td>
紙の月
★★★★★ うひー!大傑作!! なんてサスペンスフルな映画なんだ!!驚いた!!
原作とはずいぶん違うらしいが、これは映画なのだ。なのでコレでイイ。
監督は「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八。アレも驚くべき傑作だったが、これほどじゃなかった。今の日本映画ではほぼパーフェクトな出来じゃあるまいか。
主演の宮沢りえの芝居がスゴイ。こんなにスゴイ女優だったとは思わなかった。観てて震えが来るほどの演技力に脱帽。その「堕ちて行くほど、幸福感に包まれていく、例えそれが偽物だとしても」というこの映画そのものが彼女から放出されている。並の女優じゃできない芸当だよ!!!
そして彼女の存在を浮かび上がらせてるのが、小林聡美と大島優子の存在。コレがまた飛び抜けて素晴らしい!!原作には出てこない人間らしいが、この映画にはなくてはならない存在で、このふたりがいるからこそ、宮沢りえが輝いていくのだ。
たぶん、原作小説でも、テレビドラマ版でも、これほどのモノは味わえないと思う。あくまでこの作品が「映画」として突出しているのだ。
主題歌にヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコの「Femme Fatale」が使われていたのにも驚いた。よく商業映画に使われることにOKが出たな、と。
コレは見逃す手は無い。必見!!! /td>
MAD MAX 怒りのデスロード
★★ 新しくなった新宿歌舞伎町!シネコン初体験!「飛び出す仮面の忍者赤影」以来の3D映画!久々のオールナイト上映!珍しく字幕映画!
でもガッカリ。みんながべた褒めしてるからどんなにスゴイのかと思えばコレ。
ストーリーが無いとか文句言ってる人いるようだけど、ちゃんと観てる?物語は観ればバカでもわかるようになってる。ただキャラクターはあまり立ってないまま進行するので、手応えは無い。セリフが殆ど無いだと?字幕が溢れ返ってたぞ。声優がEXILEなんでしょ?だから出来はわからないけど、吹替をオススメしたいね。それと題名の「怒り(FURY)」がシャーリーズ・セロンにかかってることも観ればわかる。そういう風にちゃんと作られてる。そうそう、彼女の腕の特撮はスゴイ!!驚いた!!
この映画、始まって2分程でもうクライマックス級のハイボルテージ!そのまま2時間ぶっ飛ばしつづけ、映画は終わる。褒めてる人はそこを褒めてんだよね?
でも抑揚も緩急も全く無く、同じペースで進むんで、段々スピードにも慣れ、飽きてくる。大あくびが3回ほど出た。
ジェットコースターじゃなくて、新幹線に乗ってる感じ。ハラハラドキドキ全く無く、ガーッと進んでおしまい。これじゃ面白くなろうハズがない。
この映画が楽しい人は映画「栄光のル・マン」とか映画「スターウォーズEP4(つまり公開第一作目)」なんかが好きな人だと思う。ちなみにオイラはどっちも退屈すぎて爆睡だった。
オイラは最初の企画通りに、メル・ギブソン主演の「マッドマックス4」が観たかった。こんな「マッドマックス2」のヘタなリブートみたいのじゃなく(過去作品へのオマージュが情けなかった。自分の映画に自分でオマージュ捧げてどーすんの)。
乗り物や俳優の衣装や小道具のデザインも今ひとつ。俳優の選択だって今ひとつ。見た目に面白くない。
50年に一本の大傑作だあ?50年間コレしか観てないんじゃないの?
後2本作るんだって?ヤレヤレ。 /td>
GONINサーガ
★★★★ 最初に言っておきます。この星は全て根津甚八さんに、です。
ほぼ20年前に作られた同監督の銃撃映画「GONIN」の続編。正式な続き。
仕返しが目的の若者と、ケリをつける男の物語。
ポスターに並んでる5人が主役と思ったら大間違いなんで、そこ気をつけて。
衝撃的な映画だったわけですよ、当時。「レオン」と同じ年に公開されて「ああ、もう当分銃撃映画はイイや」と思ったほど。でも「GONIN2」で凄まじいまでの編集(宝石店襲撃シーン)に、また全身に震えが来るわけですが。
で、コレ。物語と同時に監督も撮影監督も20年確実に年老いてる。
少しも冴えが無い。キレが無い。緩急も無い。
若い俳優たちに存在感が全く無い。テレビと同じような芝居してる。驚きも無い。
「GONIN」がどういう映画か作り手がもう忘れちゃってる感じすらする。
ダラダラしてて死ぬほど退屈。
あの一瞬までは。
そうなんですよ、詳しく書けないけど「あのワンシーン」だけのために、この2時間10分は存在するんですよ。泣きそうになりましたよ、さすがに。
で、「ああ、ケリがついたんだな」と思えるわけです。そこにジ〜んと来るわけです。
「サーガ」の意味はそこにあるんですね、実は。
この映画、ほんとは4時間以上あるんですって? 2時間10分でこんなダラダラしてるのに?? ディレクターズカット版を出すんですかね。観るんだろうなあ、ウンザリ。 /td>
7500
極悪 ★ひとつより二段階下の「極悪」評価。
「呪怨」で有名な清水崇監督が、今度はアメリカに行って監督した映画。
単独かと思ったら、映画会社OZをツブした一瀬隆重が間に入ってる。
東京行きの飛行機の中だけで繰り広げられるダラけたドタバタ映画。
一応スリラーだかホラーだかのつもりなのかな。
スッゲーくっだらねーの。観て損しちゃった、時間を。
コレは外人が書いた脚本が悪いのか、清水崇の演出が最悪なのかわかんないけど。
スッカスカのゴミ映画になってた。
清水崇って、「呪怨」の伽椰子と俊雄を生み出しただけのヤツなんだよね。
他になんの功績も実力も無いの。素人に毛が生えた程度。
コレ観るくらいなら、なんかどれでもいいから他のにした方がいいよ。 /td>
ファイナル・デイ
★★★★ 2014年のSFホラー映画。 ターナー・クレイという人が、製作・脚本・監督・撮影・編集・音楽を手がけた、まるで外人の塚本晋也みたいなタイプの映画作家なのに驚いた。大規模に見えても個人作品なんだね。ほぼ自主制作映画。
結局本国でも日本でも劇場公開されずDVDスルーになったみたい。日本ではツタヤだけで借りることができるんだって。なんか勿体無いね。
でも、ハラハラ・ドキドキ満載の息詰まる映画作りに感心しきり。
もうコレはネタバレされ尽くしてるんで書くけど、隕石がドカドカ落ちてきて、死んだ人がゾンビになって襲ってくるのね、そのゾンビメイクが今ひとつなのよ。惜しい。だから★が5つに届かなかった。あの処理がどうにかなってればねえ。
それでも常に主人公の立場に立って描かれているんで、入ってくる情報も主人公と同じという構成が面白かった。普通は観客に先に見せて、登場人物が知らないところで、観客は「志村ー!うしろー!」って具合になるんだけどね。それが基本だし。でもあえてそこをハズしてきた。常に今を描いてる。現在進行形。コレも基本ではあるんだよね。伊丹十三監督は「映画は常に現在進行形でなくてはならぬ、そうであれば退屈であってもいいとさえ思う」と語ってたし。
90分無い比較的短い映画だけど、少しもダレずに最後まで見せ切ったのは素晴らしいと思う。なので★4つ。
このターナー・クレイという人の次回作も期待したい(輸入してくれよ)。その前にこの人の以前の作品も観てみたいと思った。どっかどうにか観せてくれよん。 /td>
シグナル
★★★ 2014年のSFスリラー映画。監督のなんとかさんは長編2作目だそうで。
予告編がなんかメチャ面白そうなんで観てみた。
もう一歩どうにかなれば大傑作にも成り得ただろうに、と思う。残念賞。
まず物語が物凄くわかりづらい。編集のせいもあるけど、間違いなく脚本がダメ。
それと、あのオチなら、そこまでの過程に意味があるのか、ということ。
無理矢理にしても限度ってあんだろう、と。
カメラがいくらスタイリッシュだからって、本筋がうまくいってないんじゃ意味なかろう?
小ネタは冴えてんだよ。部分部分はね。でもその積み重ねが何も得られてない。
ひょっとしてこの脚本監督のなんとかさんは物凄く頭悪いんじゃないの?
悪い頭でこねくり回したもんだから無茶苦茶になっちゃったんじゃないの?
脚本は誰か他の人に任すか、一緒に書くかした方が良かったように思う。
土台がダメだと全部がダメになる見本みたいな映画。
でも、それなりにグイグイ観せちゃうからタチが悪いね。
人には「まあ観てみたら?観たら感想聞かせてよ」と言いたい。 /td>







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