×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

←Back to MOVIES


映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ、☆は★半分の意)
十三人の刺客'63
★★★★ 三池監督版「十三人の刺客」のオリジナル。
これを最初に観たのは、まだ黒澤映画も知らぬ、中学か高校の時だったと思う。
こんな古いモノクロ映画で、ここまで面白い映画があったのか、と驚いた記憶がある。
工藤栄一監督の名前は「必殺」シリーズ、特に映画版「必殺III 裏か表か」で知った。
その後でコレを観たんだった。
この物語を考えついた脚本家・池上金男という人はスゴイと思った。
東映に「集団抗争時代劇」というジャンルを作ったのも、この作品がキッカケ。
いかにヒットしたかがわかる。
そして東映がコレを手がけたのも、東宝の黒澤映画「七人の侍」の大ヒットがあったからだろう。
三池版リメイクが無かったら、この作品が映画史に残ったハズ。
リメイク版には、特に前半にこの映画が巧く反映されている。
残っている場面やセリフすらある。
まるで違うのは後編になってから、結末までが大きく違う。
敵役の残忍さはリメイクの方が良くできてる。
天願大介の脚色がいかに見事だったかを思い知った。
そして三池監督の手腕がいかに優れているのかもわかった。
三池版を観て興味がわいたら、コレを観ることをオススメする。
1963年にオリジナル脚本でこんな作品があったのだということを知るためにも。
リメイクというのは時代に反映させ、より良い作品を作らねばならぬのだ、ということも胸に刻まれた。
今見直せてよかった。
また、三池版「十三人の刺客」が観たくなった。
最後の忠臣蔵
「十三人の刺客」「四十七人の刺客」などの脚本や小説で知られる池宮彰一郎の同名小説を、「北の国から」の杉田成道が監督した作品。
ほんとに原作はこんなに退屈な物語なのか?杉田の意向が強すぎるんじゃないのか?
30分が限界。役所広司と佐藤浩市を主役に据えてだ。
赤穂浪士の生き残り、寺坂吉右衛門(佐藤浩市)は16年の歳月をかけ、大石内蔵助の命を遂行していた。
遺族に会って、金を渡すという仕事だ。
ある日、京で寺坂は、四十八人目の義士・瀬尾孫左衛門(役所広司)を見かける。
このふたりは親友であったが、討ち入りの前日孫左衛門は姿を消したのだ。
実は孫左衛門は内蔵助の隠し子を守り抜くという極秘の使命を受けていたのだ。
その隠し子も16才。茶屋の息子に見初められる。
そんなことよりさ、刀を抜く時、あんな音はいらないし、刀を返したときカチャリと音はしない。音がするとすれば目釘がゆるんでいる証拠。武士がそこを黙っているハズがない。こういう所に気を配らない映画は、全体にも影響を及ぼす。
話を元に戻して、その娘、隠し子を演じた桜庭ななみがイイ。
その娘は孫左衛門に恋をしている。困惑する孫左衛門。
あ〜どーでもいいよ、そんな話。
もっともどうでもいいのが、杉田成道のセンチメンタリズムだ。ウンザリ。
なんだこの気の抜けた音楽は。
BECK
★★ ハロルド作石の同名マンガの1巻〜10巻の映画化。
マンガもアニメも見たことないので、これが最初。たぶん最後。
監督は「20世紀少年」で原作ファンを激怒させ、ドラマ「SPEC」でなんとか皆を納得させた堤幸彦。
キャスティング含めて、また原作を知ってたらとても観られたもんじゃないんだろうな。
でも一応バンドモノだし、エレキギターモノだから、それなりには楽しめる。
そういうの好きなんだよね。ロックバンドモノって。
ま、「ロックの若大将」って感じかな。
映画としちゃあ、まあ普通の出来。良くも悪くもない。
観ても、観なくてもいい。
あっても、無くてもいい。
それにしちゃあ長いよ。2時間24分ってのは。
バンド経験者には楽しめるかも。
でも、こんな簡単にデカイライブができると思うなよw
インシテミル
綾瀬はるかが出てるってだけで、ロクにパッケージ見ないで借りた。
そしたら監督が中田秀夫じゃん。ああ、もうダメだ。ココで駄作決定。
この無能な監督が手にしたモノは全て駄作になる。
どんなに原作が面白くても、シナリオが優秀でも関係ない。
やはりパッケージはちゃんと見て借りないとダメだ。
この手の「命を賭けたゲーム」っていうんじゃ「ライアーゲーム」には絶対に勝てない。
後発なんだから、なんか目新しさが無いとダメ。
中田秀夫にはその能力は皆無だ。
たまたま「リング」がヒットしただけのバカ監督なんだから。
一応原作はあるみたいで米澤穂信の同名小説。
これキャスティングもよくないな。ってホリプロ映画なのか。
物語は時給11万2千円という高額に惹かれて集まった老若男女10人が、外部から隔離された施設に閉じこめられ、一週間を過ごすというもの。
事件が起こり、犯人探しになるんだが…。
まるで緊迫感無し。ダルンダルン。
観るだけ時間の無駄。
デイブレイカー
★★ 疫病が蔓延し、世界は吸血鬼だらけになった未来。
人間はわずか5%しかいない。
吸血鬼世界になった今、血液が圧倒的に足りない。
血液を一週間摂取しないと化け物になってしまう。
人工血液を開発中だが、うまくいかない。
この主人公は人血を嫌って、豚の血を飲んでいる。
人工血液の研究者だ。
あるとき、主人公は元吸血鬼の人間と出会う。
吸血鬼から人間へ戻す方法を探そうというのだ。
一種変わったSF。吸血鬼が主人公でもホラーではない。
監督はピーター&マイケル・スピエリッグ兄弟。知らない人だ。
出演は、イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、サム・ニールなど。
ウィレム・デフォーを見るのは久しぶり。どうしてたんだろう?
設定は面白いと思うんだが、映画の出来はあまりよくない。
兄弟ふたりで監督してて、この凡庸な出来上がり。情けない。
特にサスペンスの描写が甘い。ハラハラしない。
粗筋だけ読んで面白そうと思ったら大間違いするので注意。
あ〜もったいない映画だよ。
昭和歌謡大全集
★★★★ 村上龍の同名小説を映画化したもの。2002年の映画。
カラオケバカの若者たちと、「ミドリ会」を名乗るオバサン軍団との殺し合いの物語。
R15指定なので中学生以下は観ることができません、あしからず。
バイオレンス描写が生々しくて良い。出血をケチってない。
凄惨な物語なのに、会話がノンキなのが面白い。
トカレフ売ってる、金物屋のオヤジ(原田芳雄)が爆笑モノ。
若者グループは、安藤政信、松田龍平、池内博之ら。
オバサングループは、内田春菊、樋口可奈子、岸本加世子、鈴木砂羽、森尾由美、細川ふみえ。
監督の篠原哲雄はたくさんの映画を撮ってる人らしいが、観るのはコレが初めて。
なかなかスマートな映画を撮る人なんだな。
誰にでもオススメってワケじゃないけど、物好きな人にはたまらないかも。
ミッキー・カーティスとか浦辺粂子がチョイ役でゲスト出演してる。
ひかりのまち
★★★ 友人の薦めで借りてきた。ツタヤの片隅にヒッソリとあった。
マイケル・ウィンターボトム監督のイギリス映画。
この監督の名前は知っていたが、観るのは初めて。
様々な人々の日常生活(週末)を、ドキュメンタリータッチで切り取り、複雑に編集した感じ。
アドリブか、とも一瞬思えるが、カット割りでこれは計算されたものだとわかる。
全編手持ちカメラなので、ドキュメント感が強く感じられる。
それと音楽の使い方が変。物語とは全く関連なく流れている。
人々の生活を追ってるからドラマチックかと思えば、これはアート作品に近い。
役者を追っていると、だんだんわけわかんなくなってく。複雑で。
誰が誰だかがわからなくなってく。観れば観るほどわからなくなっていく。
登場人物の相関図が欲しい。
映画に娯楽を求める人には絶対に薦られない映画。
普段の暮らしを切り取りながら「純粋映画」を求めてる感じがする。
しかしロンドンも猥雑で薄汚いない町になったものだ。
「小さな恋のメロディ」の頃、70年代とは大違い。
めがね
★★ 傑作「かもめ食堂」の荻上直子監督作品。脚本も。
劇的な事は何も起きないだろうとは予想してたが、ここまで徹底してるとは。
映画を観ること自体が「たそがれて」る感じ。
主要登場人物五人が皆めがねをかけてるので、この題名なんだろう。
春。とある南の海辺に小林聡美がやってくる。
光石研の宿屋に泊まる。春になるとやってくるかき氷屋もたいまさこもいる。
高校の先生をしているという市川実日子がなぜか常に一緒にいる。
ここでは「たそがれる」のが目的らしいということに主人公は面食らう。
しかし宿を「マリンパレス」の女主人(薬師丸ひろ子)のとこに変えようとしたら、もっとヒドイ環境なんで逃げてくる。
小林聡美を「先生」と呼ぶ青年(加瀬亮)がやってくる。
そして皆、よく喰う。喰う描写だけやたらと丹念に撮っている。
とにかく何も起きない。ただ画面が写ってるだけ。
「かもめ食堂」の方が圧倒的に劇的。
せっかちな人には全く向かない映画。
クローズアップがたまに挿入されるが、意味は無いだろう。
メッセージがあるらしいが、無い方がいいと思う。これはこれで。
REC
★★★ 某ホラー映画サイトで盛んに話題に上がってたんで借りてみた。
珍しいスペイン産のパニック・ホラー。
しかも75分という中編。
消防署の一日密着というテレビドキュメンタリーを、女性レポーター(この人、元はほんとにレポーターをしてたそうな)とカメラマンのふたりで撮影している。この女性レポーターが美人、可愛い。マニュエラ・ヴェラスコという女優らしい。
画面は常にこのテレビカメラ目線。一人称の映画になってる。
消防に連絡が入り、テレビクルーと共に現場へ。
そこで待っていたものとは…。
感染系というのかな、ゾンビ菌感染系というのかな、そんな感じ。
しかも密室系。古ぼけたアパートという狭い空間が生きてる。
いいアイデアだし、よくできてるが、なぜか怖くない。
こっちがこういうのに慣れちゃってるからかも。
恐れていたオチが待ってた。誰がこのカメラを拾ったんだろう、ということ。
この手にはよくあるミスなんだけどね。
エンドロールに流れるスペイン・ロックがまた珍しい。
「REC2」とリメイクがあるらしいが、そっちはクズ映画らしいので観ない。
韓国映画で同名タイトルのがあるらしいが、それは全く違う物語だそうな。
これで怖かったら★が増えたんだがなあ。惜しい。
孤高のメス
★★★ 現職医師・大鐘稔彦による同名小説の映画化。
国内ではいまだ認められていない脳死肝移植に挑む外科医を描いた物語。
主演は堤真一。
時は平成元年にさかのぼる。
田舎のダメ病院に優秀な外科医がやってくる。
それを看護婦目線で描かれる。
テレビとかの医療モノによくある、スーパーヒーロードラマではないところがいい。
手術以外は割りとノンキだ。そこがリアル。
でもこの話なら、逆にテレビドラマでもよかったんじゃないか、とも思う。
映画館で1800円払うほどの価値はない。
いまどき、手術シーンがリアルなのはテレビでもやってることだからね。
5年早かったら感想も違っていただろうに。
雷桜
★★★ 予告編で馬を走らせる蒼井優がカッコよかったんで借りてみた。
彼女、特技がバレエと乗馬なんだってね。仕事に生きた。
で、借りてみてから、監督が廣木隆一だと知った。ガッカリ。
製作費と納期だけはキチンと守るというだけが仕事の誇り、という監督。
製作会社から見れば、ありがたい監督だろうが、客の身にもなってくれ。
原作は宇江佐真理の同名小説。
江戸時代の身分違いの悲恋モノ。
主演は岡田将生と蒼井優。
気の病の若殿の静養で、百姓上がりの侍の家臣の故郷へ行く。
そこで山を守る、男勝りの娘と遭遇する。彼女は天狗と恐れられていた。
この蒼井優が素晴らしい。★は全部彼女に。
乗馬姿も弓使いもカッコイイ。
しかし、男たちのカツラが全員、いかにもカツラだというのがいただけない。
杜撰だ。こういうところが廣木隆一監督なんだよ。
家臣が、蒼井優のことを殿からの話で「それは妹かも」と言うのも唐突。
元密命を受けた侍で父代わりの時任三郎が、蒼井優の素性を明かすのも唐突。
シナリオが雑なんだな。画面にもメリハリが無いし。
時代劇だから立ち回りもあるけど、ヒドイのなんの。
こんな腑抜けの立ち回りなんて初めて観た。
なので蒼井優のファンだけ観ればよろしい。
純喫茶磯辺
★★ 爺さんの遺産で喫茶店「純喫茶磯辺」を始めたダメ親父(宮迫博之)と、高校生のひとり娘(仲里依紗)、そして謎の美人バイト(麻生久美子)、それと変わった客たちとの、人情コメディの凡作。
特別面白くないけど、決してつまらなくもない、といった感じ。
ただ役者陣の演技合戦は見物。皆巧い。
特に仲里依紗が映画三作目で初々しい。演技も巧いし、可愛い。
監督・脚本・編集は吉田恵輔という人。知らない。
★ふたつは、主演の三人に。
演技合戦を観てるだけで飽きない。
もう少し映像にこだわりを持ってくれたらなあ、と思う。
これだと「また邦画はコレだから」と言われそう。
それじゃあまりに残念。
演技合戦が気になる人にはオススメ。
ラスト・ソルジャー
ジャッキー・チェンが構想に20年を費やし、原案、主演、製作、武術指導を務めた時代劇。
紀元前227年の乱世が舞台。
ジャッキー映画の中で、この作品が中国興業収益ナンバーワンだそうな。
ほんとかね?全然面白くないんだけど。
ジャッキーも得意のカンフーはここでは見せない。
小技をいくつか披露してはいるものの。物足りない。
なら物語やキャラクターで見せるかというと、それも物足りない。
映像でハッタリかましてるけど、本質が面白くないんじゃ、それも無意味。
こっちは超人的なジャッキーが観たいのだ。
でも彼は若い人らにそれを譲る気らしい。
もうジャッキーもおしまいかもね。
なんだか寂しい。
リミット
★★★ イラクでトラック運転手をしてた男が、ゲリラに襲われ、気づくと木の棺桶に入れられ、土中にいた。
手元にあるのは電池が半分の携帯、ライター、ペン、ナイフ、酒、サイリウム2本。
全編この男の狭苦しい棺桶の中だけで進行する。
登場人物は電話の声を除けば彼ひとり。
いったいどうなってしまうのか、助かるのか、というシチュエーションサスペンス。
リアルタイムで物語は進行する。
彼の味わってる90分を我々観客は観ているだけだ。
ところがこの映画は二個所撮影を間違えてる。
それが無ければ★4つでもよかったのに。
個人的にはこの絶望的なエンディングも気に入らない。
一度は観てもいいかも。二度観る意味は無いけど。
乱暴と待機
★★★★ 長澤まさみの初舞台「クレイジーハニー」作演出の本谷有希子原作の映画化。
監督・脚本・編集の冨永昌敬というのは知らない人。
この映画は、映画というより、主役四人の演技合戦が見物。
★は原作と、この主役四人に。
その主役たちは、浅野忠信・美波・小池栄子・山田孝之。
この演技合戦が凄い。キャラ設定も凄まじいwww。
原作の良さもあるんだろうが、ところどころで死ぬほど笑わせられた。
それだけで充分観る価値がある。ぜひ観てほしい。
内容には触れないほうがいいだろう。そのほうが楽しい。
特に美波という女優演じる奈々瀬がスゴイ。
どんな経歴の女優なんだろ。他の三人が脇役に見えるほど。
多少中だるみはあるけど、そんなの吹っ飛ばすほどの演技合戦。
一見の価値アリアリ。
SPACE BATTLESHIP
ヤマト
★★★★ 1974年、この「宇宙戦艦ヤマト」のアニメが始まったとき。
第一話を観て「もうアニメは観るのやめよう、馬鹿馬鹿しい」と思ったんでした。
多くの人がそう思ったのだろう、最初のシリーズは低視聴率で打ち切りになっている。
再放送で火がついたアニメで、いわゆる「オタク」第一世代を生みだしたアニメとなった。
でもそれでも観なかった。
総集編みたいな劇場版は、なんかと併映だったので観たが、ほとんど記憶にない。
そんなアニメがこの映画の原作となっている。
監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴。CG特撮の出の人。
「スターウォーズ」から遅れること30年。特撮はようやく追いついたか。
この監督は傑作「リターナー」を生みだしたように、SFで力を発揮するらしい。
主人公は木村拓哉。やっぱカッコイイねえ。
異様に豪華なキャスト。どうやって口説いたんだか。
原作ファンはどういうか知らないが、この映画はかなり面白い。
「三丁目」みたいなホームドラマより、こっちのほうが似合ってるよ、この監督。
でもナレーションがウザイ。減点はそこだな。
冷たい熱帯魚
★★★★ 大ッ嫌いな園子温監督作品。
アチコチで異様な評判を見聞きし、mixiの「ホラー映画」コミュでも話題になってたので借りてみた。
埼玉愛犬家殺人事件をはじめいくつかの猟奇殺人事件を元にしているらしい。
そもそも「熱帯魚」じゃなくても魚はたいがい冷たいと思うんだが。
R-18指定。18才以下の人は観られないのでご注意を。
主演は吹越満とでんでん。
でんでんは「お笑いスター誕生」の記憶が今だ新しいが、すっかり性格俳優になったね。
小さな熱帯魚屋の吹越満が、巨大熱帯魚屋で実は連続殺人犯のでんでんの計画に巻き込まれていくスリラー。
このでんでんの二面性が凄い。恐ろしい。
抑えた芝居の吹越満もイイ。後半の存在感もスゴイ。
出てくる女がまたどいつもこいつもイヤらしくてイイ。
グロだ、グロだと皆騒ぐから、どんなんかと思ったら、全然グロくないじゃん。
鬼畜映画ではあるけどね。
というか、人間の「凶暴性」についての映画。
信じられないことだが、後半になってもダレることがなかった。
やればできるじゃないか、園子温。
見直した。
エンジェル・ウォーズ
映画「300」のザック・スナイダー監督作品。
サッパリ物語が観ててわからない。なんだこれ。
わかるのは、日本のアニメが大好きで実写でマネしてみました、CGスゴイでしょ、ってことくらい。
そういや「300」もマンガをソックリ再現しました、って映画だったな。
そういうヤツなんだな、ザック・スナイダーってのは。
だいたい出てくる主人公の女たちが皆ブサイクときてる。
もうそれだけで観る気が失せる。
こんな出来損ないを「アクションファンタジー」だなんて呼びたくない。
バカなんじゃないの?どいつもこいつも。
そのバカの妄想に2時間も付き合わされる。たまったもんじゃない。
映画を、観客を、ナメんじゃねえぞ。
借りぐらしのアリエッティ
★★★ ジブリアニメ。
原作は、メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」。
企画・脚本が宮崎駿。
監督はこれがデビュー作になる米林宏昌。「ポニョ」で原画を担当してた人。
小さな女の子なら「わあ、素敵」となるのだろうが
映画ズレした大人の目から観ると、目新しさは無い。
小人目線から見た、人間世界というのは「親指トム」の時代からあるもんだし。
確かに丁寧な作り。それはジブリの特徴でもあるので、今さら驚かない。
丁寧で当たり前なのだ。色がキレイで当然なんである。
面白いのは、小人たちが、人間世界の物を「借りて」生活してるというとこだろう。
父親は「狩り」ならぬ「借り」に行く。
アリエッティもそこについていく。
だが、昼間、その家の病弱な少年に見つかっていて、声をかけられる。
アリエッティと、その人間の少年の交流が描かれている。
しかし、小人は人間に見つかったら引っ越さないといけないルールがある。
ん〜。どこにもクライマックスが無い。最後の感動すら無い。
声優のキャスティングは、いかにもジブリで面白い。
志田未来、神木隆之介、三浦友和、大竹しのぶ、竹下景子、樹木希林。
リアルな芝居(ドラマ)でも出来そうな顔ぶれだ。
それでも、この映画を含む、ここ何作かは以前のような勢いが無い。
「ラピュタ」や「トトロ」のような心ときめく魂が無い。
惰性で作ってるだけじゃないの?と疑いたくなる。
この先、盛り返すとも思えない。残念だ。
REDLINE
★★ 天才アニメーター・小池健の長編初監督作品。
短編はあったものの、これが初めての長編。
あの黒ベタの多い、アクの強い絵で2時間耐えられるのかが一番の問題。
原作・脚本、その他モロモロは、映画監督の石井克人。
声優は、木村拓哉、蒼井優、浅野忠信。
エアカーが当たり前の遙か未来。
四輪にこだわり、5年に一度の命が賭かったカーレース・REDLINEの物語。
「デスレース○○年」みたいな。未来の「マッハGo!Go!Go!」のような。
とにかく冒頭から凄まじいスピード感。
手描きにこだわり、製作期間7年かかったという。
でもコレ、圧倒的にシナリオが悪いや。もったいない。
キャラが絵の割りに弱い。
何が行われようとも、最優先はキャラでしょう。
マシンの大暴走の連発だけじゃ物語は成り立たない。
小池健には、次回作を期待だな。
酔いがさめたら、うちに帰ろう。
★★★ 漫画家・西原理恵子の元夫で戦場カメラマンのカモちゃんこと故・鴨志田穣の自伝的小説「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」が原作。
それを東陽一が脚本・監督・編集した作品。
サイバラのマンガでは、カモちゃんはなにかというとアニメ映画「火垂るの墓」を観ては号泣してた。
カモちゃんの葬儀で、サイバラが「成仏しなくていいからね、ずっとココにいなよ」と言ったのには泣けた。
主演は浅野忠信と永作博美。永作のサイバラとはいかがなものか。
重度のアル中と、その家族の物語。
アル中こえ〜〜。
その怖さを浅野忠信が見事に演じている。
だが、東陽一の演出はいささか退屈。もっとどうにかならなかったのか。ベテランなんだから。
あ!アルコール病棟の看護婦役で柊瑠美チャンが出てる!これは点数が上がるぞ。可愛いッ!
なにげに原田眞人監督の「クライマーズハイ」に出てる人が多く出てるな。
東監督、アレ観てるな。
個人的なことだが、永作博美がどうにも好きになれない。
出てくるだけで、イラッとする。「リボン」の頃から。
え?サイバラ出てんの?どこに?
白夜行
東野圭吾の同名小説の映画化。
これ以前にテレビドラマ化されている。
綾瀬はるかと山田孝之主演で。
そっちの方が遙かに良かった。
この映画はシナリオも演出もサイテー。退屈の極み。
まずセリフが小声で聞き取れない。
劇場なら間違いなく聞き取れないだろう。
しかも役者は背中向きが多い。なぜ?
主演は、堀北真希と高良健吾、それに船越英一郎。
高良健吾はNHK朝ドラ「おひさま」の陽子の旦那だ。
この映画じゃ主役のひとりなのに出番があまりに少ない。
堀北真希は少しもキレイでも可愛くもなくなったなあ。
ツマンナイ女になった感じ。ガッカリ。
船越英一郎の大根芝居にも辟易。他にいくらでも俳優はいるだろうに。
見どころは粟田麗の初乳首と、堀北真希の背面ヌードくらいか。
監督の深川栄洋は、映画「洋菓子店コアンドル」「神様のカルテ」の人。
それらの映画も期待はできないだろう。
2時間半もあるんだよ、この退屈な映画。拷問だよ。
太平洋の奇跡
★★ 太平洋戦争末期の激戦地サイパン島で、わずか47人の兵力で4万5,000人ものアメリカ軍を翻弄し続け、その粘り強さと類まれな統率力から、アメリカ軍に“フォックス”と恐れられた実在の日本人兵士、大場栄大尉の実話をもとにした戦争映画。
その大場フォックス栄大尉を竹野内豊が演じている。
C・イーストウッドの映画と違い、まるで緊張感が無い。監督は平山秀幸。ああコイツじゃダメだ。
井上真央が気丈な看護婦を好演している。
驚かされたのは、スキンヘッドの兵隊ヤクザを演じた唐沢寿明。彼がカッコイイ。
山田孝之も出ているのだが、皆顔が汚れているので、なかなか判別が難しい。
阿部サダヲが出てきたのには驚いた。
米軍・米兵の描き方も、役者たちの演じ方も、ちょっと今までの邦画とは違って、なかなかイイ。
それもそのハズ、原作はアメリカ人、脚本にもふたりアメリカ人が参加してる。
これでなあ、もっと緊迫感溢れた映像で攻めてくれたら★は増えたのに。
題材がイイだけにもったいない。
音声が聞き取りにくい場面が多いのも残念だ。
トゥルー・グリット
★★ ジョン・ウエインが初めてアカデミー賞を受賞した大傑作西部劇「勇気ある追跡」のリメイク。
(その続編に「オレゴン魂」という凡作がある)
こんな無茶なことする野郎は誰だ、と思ったら、製作総指揮S・スピルバーグ、脚本監督はコーエン兄弟。
腕前に自信あり、といったところか。
父親を殺された少女が、二人の男と犯人を追う復讐劇。
ジョン・ウエインは馬上でライフルを回しながらリロードし、バンバン撃ちまくってたのが印象的。
カッコよかった〜。
今回この役・片目のコグバーンを演じるのは、ジェフ・ブリッジス。
その相棒?にはマット・ヂイモン。豪華なふたりだ。
物語の主人公たる14才の少女を演じたヘイリー・スタインフェルドがブサイクでヤだ。巧いけど。
アカデミー賞10部門にノミネートだって?
よほどロクな作品が集まらなかったんだろうな。
元の映画を観直したくなる凡作。
「オレゴン魂」よりも面白くない。
ジョン・ウェインって偉大だったんだなあ。
狼たちの処刑台
★★★ イギリス映画。本国では絶賛され、多くの賞を受賞した作品。
日本では劇場公開されなかった。
老いたマイケル・ケイン主演の復讐アクション。
イギリス版「狼よ、さらば」といったところ。
町(団地)は最悪の不良どもに占領されてた。
そのせいで主人公ハリー・ブラウン(マイケル・ケイン)は妻の最期を看取れなかった。
さらに友人も殺されてしまう。
警察は不良どもを逮捕するが、何も成果を上げることができない。
元海兵隊の凄腕だったハリーは、妻との約束を破り、復讐することを誓う。
マイケル・ケインの重厚な演技と、格調高い画面作り。
だがそのせいでテンポが悪くなってる。モタつくのだ。
惜しい。残念だ。後半のテンポがよければ最高だったのに。
SP 野望篇 革命篇
★★★ 2007年フジテレビの深夜枠で放送された「SP 警視庁警備部警護課第四係」。
その劇場版。「野望篇」「革命篇」となっているが、単に前後編をそう名付けただけ。
なので二本でひとつと解釈して、感想文を書く。
日本では珍しいポリティカル・サスペンス映画。
主演のV6岡田准一は企画から参加すると共に、フィリピン武術「カリ」・「修斗(USA SHOOTO)」・「ジークンドー(Jeet Kune Do)」を習い、体作りをしてきたそうな。その成果は確実に画面に現れている。
さらには、ハリウッドのスタジオが参加し、VFX、色調調整、サウンドなどを担当したという。
物語第一部は冒頭の20分だけが見せ場で、後半は失速気味。前後編二本まとめて借りて損したかな、とも思った。だが、第二部に物語が移ると、なるほどそうだったのか、と見応えとなって帰ってくる。
特に、ほんとに国会議事堂・本会議場で撮影されたかと思えるほどの美術の凄さは圧巻。
やや鬱陶しいのが、物語の根幹を成すものなので言いにくいが、岡田の特殊能力だ。これが無かったらもっとリアリティが生まれたかもしれない。超能力で犯人を見つけるだなんて。ねえ。
真木よう子の銃撃シーンはカッコイイ!惚れちゃいそう。
これは革命を背後に、復讐を遂げようとする男と、それを止めようとするSPの戦いの物語だ。
観てて「これって公安9課(攻殻機動隊)」が出てくれば簡単にツブせる作戦だよなあ、とか思ってた。
テレビの延長だと思うと、これだけ?だし、独立した映画と観ると、何のこと?になる。
テレビシリーズを観てた人にはオススメだが、そうでなければ別に観ることはないんじゃないかな。
なので二本合わせて、★三つ。
英国王のスピーチ
★★★ 英国映画。冒頭7分で「ああ、この手の映画ね」と思い、その通りだった。映像がね。
ただ、この医者の出現は目新しい。
医者と主人公の会話がよくできてる。成功の原因はそこ。
主人公は、ドモリの「バーディ」ことジョージ6世(現在の女王エリザベス2世の父)で、ローグという一風変わった専門医と出会ったことで人生が変わっていくという成長物語。
監督は傑作テレビドラマ「第一容疑者」などを撮っていたトム・フーパー。テレビ畑の人。
医者と主人公のやりとり以外はとりたてて面白くない。退屈。
まあ王室のことだから、当然といえば当然だが。
この物語の本当の主人公は、この医者かもしれない。
ちなみにこの医者を演じたのは名優ジェフリー・ラッシュ。なにか賞を与えてもいいと思う。
なんか受賞したのかな?知らないけど。
主人公を演じたコリン・ファースの評価が高いのも、ジェフリー・ラッシュのおかげ。多分。
チャーチルはミスキャストだな。
主人公はあるキッカケで国王になってしまう。
ナチスドイツがそこまで来ているというのに。
結末は書かぬがよろしかろう。
ブラック・スワン
★★★ バレエって退屈だ。どんなにメディアを変えてもその退屈さは変わらない。
主演のナタリー・ポートマンは10ヶ月の猛特訓を経て、実際にこの映画で踊っている。
彼女は第83回アカデミー賞の最優秀主演女優賞を得た。
監督は「レクイエム・フォー・ドリーム」のダーレン・アロノフスキー。
彼が普通のバレエ映画なんて撮るわけがない。変態なんだから。
なんせあのジェニファー・コネリーにアナルファックさせた監督。
今度はナタリー・ポートマンに、オナニーさせるわ、レズさせるわ。
実は「白鳥の湖」の主役に抜擢された女が、その重責から徐々に精神崩壊していくサイコ・ホラー。
でも、それにしても脚本がダルい。カッタルイ。グイグイ来ない。
後半1/3くらいでようやく馬力がかかるが、すでに遅い。
もしこれがブライアン・デ・パルマ監督の作品だったらと思う。
ヒア アフター
★★★★ 製作総指揮スティーブン・スピルバーグ。監督クリント・イーストウッド。「硫黄島2部作」の顔合わせ。
物語は、津波で生死の境を彷徨ったフランス人女性、霊能力者のアメリカ人男性、事故で兄を失ったイギリス人の少年の3人が出会い、互いの喪失感、孤独感を癒してゆく、というもの。
イーストウッドには珍しい、霊能力だ、臨死体験だの話。
そこはスピルバーグの管轄だろう。
イーストウッドに監督依頼したのは、その後の物語をキチンと、冷静に温かい目で、物語を映像で語ることができるからだ。そしてそれは成功している。
フランス人の女性が、MacBookでGoogleを使ってるシーンがある。それがなんか嬉しい。
イーストウッドの監督作品は時間が過ぎるのが早い。アッと言う間に終わってしまう。
それが2時間以上ある映画でも、だ。
でもこの映画は心を鷲掴みされる作品ではなかった。なので★四つ。
あくまで個人的な感想としてだけど。
しかしマット・デイモンはイイねえ。大ファンだ。
タイトルの「HEREAFTER」はフランス人女性が書いた本の題名で、「来世」という意味だそう。
物語のエンディングが素晴らしい。
そして音楽も忘れてはならない。イーストウッドによる音楽だ。素晴らしい。







このページの一番上に飛ぶ