←Back to MOVIES


映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ、☆は★半分の意)
キングコング
★★ 1933年のオリジナルを現在最高峰の特撮技術でリメイクした作品。
物語はオリジナル通りの美女と野獣の悲恋物。
監督は今や「ロード・オブ・ザ・リング」が代表作になったピーター・ジャクソン。週末だけ友達集めて「ブレイン・デッド」を作ってた人とはもう思えない。
子供の頃に観たオリジナル「キングコング」に憧れて、その思いを全てつぎ込んだといってもいい力作になっている。
しかし186分は長すぎた。特に前半の一時間を費やした船上のやりとりは退屈そのもの。休憩を入れながら観たが、映画館で観てたら寝ちゃってたと思う。つまりワクワクさせるのに1時間も待たせる構成は間違ってるとオイラは感じた。
それでもジョン・ギラーミン監督版の「キングコング('76)」や「キングコング2('86)」はもう無かったことにしていいほどの特撮映像には仰天しまくり。
もうどこが特撮で、どこが特撮じゃないのかなんて関係なく現実をそのまま切り取ったように見える映像に仕上がっているのだ。カメラが自由自在に動き回ってるのが特に驚異的。
それだけにこの構成のマズさは残念だった。なので★2つ。
ハイド・アンド・シーク
「HIDE and SEEK」とは慣用句で「かくれんぼ」のこと。
天才子役ダコタ・ファニングと、かつて天才俳優と呼ばれたロバート・デ・ニーロ共演の退屈なサイコホラー。元ネタは「シャイニング」だね。
いったいどうしたら、こんな退屈なシナリオが映画化されて公開にまでこぎつけたんだか。
母親の自殺でイカレポンチになったらしい娘と、その父親が郊外で暮らすようになって、モロモロと変な出来事が起きるという物語。娘が生み出したと思われる妄想のチャーリーという男が隠れてるのでタイトルは「かくれんぼ」というワケ。そのチャーリーが実態は見えないが実在するというところがキモなのね。チャーリーの正体は・・・そこは観てのお楽しみ。
デ・ニーロは、その正体が気に入って出演を快諾したんだろう。
でも101分がこんなに長く感じたことはない(それは眠らずに観てたから)。
アイランド
★★★★ 2019年を舞台にしたSF映画。あと13年でこんな未来になるとは到底思えないんだが。それはそれ。
徹底的に管理され、外部とは隔絶された世界。外は汚染されてることになっている。
人々は抽選で選ばれる「アイランド行き」を心待ちにして生活している。
しかしひとりの男がそこに疑問を持ち、女と共に行動を開始する。「外」へ出てしまうのだ。
真実はいったいなんなのか、ノンストップに進行する逃亡と謎解きのサスペンス&大アクション。
ハッタリ単純バカのマイケル・ベイ監督の最高傑作じゃなかろうか。いやマジで。
メイキングを観て驚いたのは、なるべくCGに頼らず人の手で作っていこうとする力業。仰天の巨大セットや、今なら普通にCGだろうという場面も人力なのだ。やはり人の匂いがするものは強い。
★が5つに届かなかったのは、オチのその先に不安と混乱を感じるから。あれでバンザイは無いだろう。
でも単純に面白い出来だった!オススメ!
安くDVDが売りに出てたら買おうっと。
シンデレラマン
★★★★★ ロン・ハワード監督の傑作ボクシング伝記映画。
1930年代の米国、大恐慌で貧しさの極限にいた元ボクサー、ジェームズ・J・ブラドックが、三人の子供と妻のために死に物狂いで港で働き、再びボクシングの世界に「ミルク代」のために立ち、そして世界ヘビー級チャンピオンになるまでを丹念に描いた作品。
DVD特典には、映画のクライマックスとなった対ベア戦の本物の当時の映像が収録されてる。
この映画が感動を呼ぶのは、家族を背負って戦う(働く)お父さんの姿そのものだからだ。映画のセリフでも語られるが、目に見える相手を倒すことで、目には見えない敵(貧しさ)と戦うところに胸打たれるのだ。傷つきなお立ち上がる姿に共感するのである。
144分という長さが少しも長く感じられなかった。むしろスピーディーな映画だと感じた。これこそ監督の演出力というものだろう。
文句無しにオススメ!!
新座頭市 破れ!唐人剣
★★ 1971年のシリーズ第22作。
カンフー映画「片腕ドラゴン」で人気が出た香港スター、ジミー・ウォングをゲストに迎えての日中対決が見物となっている。
ジミー・ウォングは本作でも片手の剣士。いかに「片腕ドラゴン」がヒットしたかよくわかる。
言葉が通じないがゆえに対決することになる座頭市と唐人。つらい対決だが、そのつらさが浮き出てこない。安田公儀監督の力量不足であろう。
カメラは牧浦地志が担当しているが三隅研次と組んだときのような凄味やカッコ良さは無い。それも監督の安田公儀の力不足が原因だと思う。 シナリオも中弛みしていて、途中アクビが出た。
プロデューサーの勝新太郎はなぜ安田公儀に演出を頼んだのだろう?
ただ相変わらず座頭市=勝新太郎の殺陣は凄い!早い!それだけでファンは満足しちゃうんだけどね。
あとコメディリリーフとして、てんぷくトリオが出てんだけど、これは笑わせてくれた。やっぱ面白いわ、三波伸介。伊東四朗は若いしさ。
輪廻
「呪怨」の清水崇監督最新作で、タレントの優香が主役の輪廻ホラー。
昭和45年に起きた(とされる)ホテルでの11名殺人事件が映画化されようとしていた。その映画の出演者のひとりに優香演じる若手女優が選ばれる。
一方、ひとりの女子大生がこの事件について幼い頃から夢を見続けていた。
はたしてその関連は、輪廻の意味するところとは!とまあそんな内容。
ゾンビ映画の気分も味わえるお得な一本、と言いたい所だけど、全然怖くないんだな。
むしろダルイ。モタモタしている。緊張感が無い。そして面白くない。
★は自然体で芝居をしていた優香に。彼女は好演していたと思う。
清水崇ってさ、実は映画の才能は無いんじゃないの?たまたま「呪怨」が当たっただけのハナシで。
SPIRIT
★★ ジェット・リーと中村獅童共演の、1900年初頭の支那に実在した武術家フォ・ユァンジャの生涯を描いた武侠伝記映画。
映画監督の原田真人も悪役日本人役で出演している。ちなみに中村獅童は立派な日本人武術家を演じている。
監督のロニー・ユウは米国で映画を学び、香港で監督デビューした後、再び米国で「チャッキーの花嫁」「フレディvsジェイソン」を演出した人。
この映画の欠点は、傑出した歴史的武術家を描こうとするあまりに超人にしすぎた点だと思う。ワイヤーワーク等々の特殊撮影など必要なかろう。むしろ嘘っぽさばかりが前面に出てしまうのだ。つまり安っぽいんである。
せっかく、傲慢〜堕落〜再生と成長とフォ・ユァンジャの人生を丹念に追ってるだけに残念だった。
ライトニング・イン・ア・ボトル
★★★★ ★が5つに満たないのは、作品の出来が悪いんじゃなくて、もっと見たい!と思う気持ちのあらわれ。
マーチン・スコセッシがプロデュースする米国音楽のルーツを辿るシリーズの1本。
以前クリント・イーストウッドが監督出演した「ピアノブルース」もそのひとつでありました。
この映画はブルースが音楽として形をなして100年記念のライブを収録したもの。
アフリカ音楽から始まって、デルタブルース、シカゴブルース、電気的な楽器のブルースと歴史を有名ミュージシャン14組の奇跡の大集合によって演奏されるのです。
映画は108分で終わってるんだけど、実際はそんなもんじゃなかったハズ。もっと見たい!DVDパンパンに入れてほしかった。
トリは御大B.B.キングでありました。ク〜!
ブルースファンのみならず、ロックやR&Bが好きな人にはたまらない1本です。
レッド、ホワイト&ブルース
★★★★★ マーチン・スコセッシがプロデュースする米国音楽のルーツを辿るシリーズの1本。
この映画は米国に多大な影響を与えた英国の白人ブルースの意味を探るインタビュー集。
いきなりジェフ・ベックがギター弾いてんだもん。
エリック・クラプトンやジョン・メイオール、ミック・フリートウッドやアルバート・リー、はてはビートルズまで、英国にどれだけ米国の黒人音楽が影響を与え、それが今度は逆に世界の音楽を変えていったかを浮き彫りにした優れたドキュメンタリー。
B.B.キングが映画の中で言ってた「英国の白人ブルースが無かったら、黒人音楽は今でも地獄にいるだろう、大変深く感謝している」という言葉と賛辞には感動すらあった。
ブルースファンのみならず、ロックやR&Bが好きな人、ブルースロックに夢中な人には必ず観て欲しい1本。 演奏も盛り沢山だよ〜
リロ・アンド・スティッチ
★★★★ ファミリー映画というジャンルで考えれば、なかなかよく出来た作品。
ちっちゃい子からお年寄りまで充分に楽しめると思う。シナリオは単純(シンプル)だしね。
スティッチのキャラデザインは特別秀逸。脱帽。ディズニー映画の本領発揮というところか。
製作規模を小さくした続編もあるみたいだけど、このキャラがあると作りたくなるのわかるなあ。
他の宇宙人たちのデザインもそれぞれいちいちスゴイ。登場するだけでキャラが立ってるもん。
★の数はそれらデザインに全部つけたようなもの。
オイラのようなアンチ・ディズニーでも楽しめるデザインなんだから、未見の人にはぜひ観ていただきたい。
絶対に楽しいから。
オイラはスティッチのファンになったよ(笑)
シュレック2
続編に良作無し、とはまさにこの映画に向けた言葉のようだ。
大傑作だった前作の残りカスでできたような映画。
退屈なシナリオ、見飽きたCG、全く練られてないギャグ、全然面白くない。
観る価値ゼロ。残念だ。
メイキングを観ると、いかにCG技術が進歩して凄くなったろう?、といわんばかりだが、そんな技術と映画の面白さは全然関係無いことがこの映画でバレてしまった。
悪夢の夜に震える事実
オキサイド・パン監督作品というので借りたんだけど、実はこの映画は三話構成のオムニバスで、パン監督は最後の1本を担当しただけ。おそらく雇われ監督仕事。ウソじゃないけどインチキじゃん!
ダニー&オキサイド・パン兄弟は'97年に香港映画界からタイ映画界に拠点を移し活動している映画作家。
日本でも監督第二作目の殺し屋の物語「レイン('00)」で知られるようになり、第五作目にして傑作となった「THE EYE(アイ='02)」が大ヒットしたので知ってる人も多いかも。
ここじゃ関係ないけど「THE EYE」は「〜2」「〜3」まで作ってんのね。三部作らしい。
話を戻して、このオムニバスは、その「レイン」と「アイ」の間に撮られたホラー映画。原題は「バンコク・ホーンテッド(バンコクの幽霊)」。
でも全然面白くない。三本とも。演出が未熟なのかシナリオが甘いのか物語がスンナリ入ってこない。
三つの話を、喫茶店で三人の女性がストーリーテラーとなって物語る仕掛けなんだけど、そこのオチが一番ゾッとさせた。
よっぽどヒマで時間つぶしでもしようと思ってるなら観てもいいかも。そんな程度。
THE有頂天ホテル
三谷幸喜脚本監督の「グランドホテル形式」で描かれる、あるホテルの大晦日のドタバタ喜劇。
各人それぞれを同時に描いていく「グランドホテル形式」でワンカメラ長廻しの連続の演出は日本では珍しいので、そこには感心したが、全く面白くないという最大な欠点がある映画。
シナリオが退屈なのだ。ギャグがひとつも生きてない。しかもそれで2時間超。これはツライ。
俳優たちはまるで舞台の芝居をしているかのよう。 ★は今時珍しい長廻しの演出の功労賞だと思ってもらっていい。
それにしても退屈な映画だ。
【解説】「グランドホテル形式」というのは映画用語。1933年のハリウッド映画「グランドホテル」がその由来。一定の場所で複数の人物が物語を同時進行で繰り広げる演出方法のこと。この「〜有頂天〜」でもグレタ・ガルボにちなんだ「ガルボ」という部屋が出てくる。
最終兵器彼女
詳しい事は以下のWikipedia↓を参照されたし。
http://tinyurl.com/yekrus
上記にある通り、マンガが原作で、アニメ化もされているらしいが、オイラは初めてこの映画で知った。
日本はどこかと戦争になってるらしい。そこの詳しい説明は原作にも一切無いらしい。
で、その戦争で最終兵器として改造された女子高生ちせ。彼女の幼くも切ない恋を中心に物語は進むんだが、とにかくアクビ連発な退屈な映画。
主演の前田亜季が美少女に育たなかったのが残念。小さい頃は可愛かったのにねえ。人の成長ってわかんないもんだ。 オチは、マンガとアニメと実写版とではそれぞれ全く違うそうな。もうどうでもいいけど。
しっかしやっぱ東映、「実写版デビルマン」クラスの出来と言えば想像もつくでしょう。
観るだけ時間の無駄。
小さき勇者たち〜ガメラ
なんだこれ、「ドラえもん のび太の恐竜」か?「遠い海から来たCoo」か?
というワケで感想はどんなかわかるでしょ?
昭和ガメラとも平成ガメラとも全く違う物語なのは結構だが、少しは面白く作れよ。
こんなもんをガメラシリーズに加えてほしくないなあ。
幼いガメラ(トト)の着ぐるみのデザインのヒドイことったらないよ。マンガだよ、これじゃ。甲羅が無かったらミニラじゃん。
美少女になれなかった前田亜季を観た直後だからか、夏帆がすごい美少女に見えたのが救いか?(笑)
主人公は「Dr.コトー」のタケヒロだしね。
博士の愛した数式
★★★★ 黒澤明の最後の愛弟子・小泉堯史が脚本と監督をした、小川洋子原作の同名小説の映画化作品。
事故により80分しか記憶がもたない数学博士(寺尾聡)と、そこに家政婦として働くことになった女性(深津絵里)、そしてその息子でルートとアダ名される数学教師(吉岡秀隆)の、ホンワカした静かな映画。
なんてことない出来事の連なりで構成されているが、目が離せないのは脚本が優秀なせいだろう。
個人的にはマスターショットばかりの編集はちょっと間が空きすぎてるかな、と思った。もっとカットを割ってもよかったんじゃないか、と。
しかし出演者たちの見事な演技(と演技に対する演出)と、計算されつくした脚本で最後までアクビひとつ出ずに見れたのは不思議な感覚だった。ひとつ間違えるとこれは寝ちゃう素材だよ。でも違うんだな。少しも飽きさせない。え、これで終わっちゃうの?という感じ。もっと観たいのに、という思い。
特にオススメはしないけど、オイラは好きだな、この映画。好きというより愛しい感じかな。イイ映画だよ。
ファイアウォール
★★ ハリソン・フォード主演の巻き込まれ型サスペンス。
銀行のコンピューター・システム・エンジニアのハリソン・フォードが、ネットワークを使った新手の銀行強盗から家族を守るというお話。
お父さんガンバルの巻、だね。
前半がどうもわかりにくい物語になってるのが最大の欠点だと思う。ヒッチコッチを例に出すまでもなく、サスペンス映画は、そのわかりやすさでハラハラドキドキ感を出さないといけない。そのために物語はシンプルである必要があるのだ。そこがこの製作陣にはどうもわかってないらしい。
さすがに後半になるとそれは解消してくんだけど、どうもね、いかんね。
やはりハリウッド映画かと思わせる最後のとっくみあい(殴り合い)は、またか、と思ってしまった。
サスペンス映画としては標準をチと下回る出来であった。ので★はふたつがせいぜいでしょう。
ミュンヘン
★★★ スティーブン・スピルバーグ監督作品。
映画の出来としてはスゴくイイと思う。撮影も編集も見事な職人芸で感服した。
でもね、オイラの基礎教養があまりになさすぎるせいで、登場人物たちに感情移入が全くできなかった。物語に入り込めなかったといってもいいかもしれない。
イスラエルだのユダヤ教徒だのパレスチナだの、全然興味も無いし、知識もゼロ。
ミュンヘン・オリンピックで虐殺があって、その報復テロが起きてたってのは知ってたけど、それだけだからね。その詳しい説明されても頭に全く入らない。だって興味が無いから。
物語はその報復テロを実行した人々を丁寧に淡々と描いたもの。でもフ〜ンなの。これは確実にオイラが悪い。映画のせいじゃない。
だから★4つにしてもいいんだけど、オイラの理解度が足りないからこの数ということで。
誰にでもモロ手をあげてオススメする内容の映画じゃないのは確かだね。この内容で精一杯娯楽映画に徹しようとするスピルバーグの狙いはわかるんだけど、それ以前の問題だから。
カーズ
ピクサーの3DCGアニメーション。
いかにも車好きなアメリカ人が作りそうな物語。
車が擬人化されたって、車に興味が無いオイラにはどこが面白いのかわからなかった。
典型的なアメリカ産の物語にも面白さ(新鮮味)は全く感じなかった。
技術的にはスゴイことやってんだろうけど(だから星ひとつつけた)、そんなことはどうでもいいや。
だって面白くないんだもの。
有名な「ルート66」が実際に高速道路のせいで今ではすたれてるから出来た物語かもしれない。
40〜50年前には人気テレビドラマにもなり、歌もロックンロールスタンダードになってる「ルート66」、そんな懐古主義にひたる物語なのかもしれない。
でもピクサーの作品じゃ一番面白くないんじゃないかなあ。
ギャグらしきシーンも全然笑えなかった。 半分あたりで観るのやめようかと思ったほど。
イーオン・フラックス
シャーリーズ・セロン主演のボンクラSFアクション映画。
スンゲー期待してたのに、こんなに面白くないアクション映画だなんて。
主演の美人シャーリーズ・セロンも今回は全く魅力無し。
物語(あらすじ)が知りたければ検索でもしてくだされ。説明する気にもならんわ。
でもイーオンつってもデパート系列会社の話じゃないからね。
たかだか90分の映画がこんなに長く感じるなんてなあ。
日本のアニメってシナリオからして達者なんだなあとつくづく思った。
このイーオン・フラックスって主人公は、日本のアニメ「攻殻機動隊」の主人公・草薙素子に確実にインスパイアされてるね。全然追いついてないけど。
この映画を見るんなら、アンジェリーナ・ジョリーの「トゥーム・レイダー」でも見てるほうがはるかにマシだよ。
ケータイ刑事 THE MOVIE
地上波では深夜に放送されてた(本来はBS放送)トホホなおバカ刑事ドラマ「ケータイ刑事銭形〜」シリーズの劇場版。
銭形四姉妹の長女・愛が何者かに誘拐され、残った三姉妹・泪・舞・零それぞれに事件が降りかかる。はたして事件を解決して長女を取り戻せるか、というハナシ。だから愛(宮崎あおい)は出てこない。
映画版だからといって、豪華になるとか、いかにも映画っぽい、とかそんなことは全くなく、テレビで見るのとほとんど同じテイスト。あの安っぽさそのまんま。笑えないギャグもそのまんま。
オイラは銭形舞(堀北真希)のファンだから見たんだけどね。
そういうファン以外は見るに耐えない映画だと思う。
こういう恥ずかしくなるアイドル映画の典型って嫌いじゃないのよ。
しかしファンでも1800円払って劇場で見た人少ないんじゃないかね。知らなかった人すらいるかも。
デス・トランス
北村龍平監督唯一の傑作「ヴァーサス」でアクション監督を務めた人の、映画監督デビュー作らしい。
時代も国籍も不明な森や寺で、ある棺をめぐる攻防を描いたアクション映画。
アニメ「NARUTO」とか「BLEACH」とかそんな感じの雰囲気。ふた昔前の香港映画の感じでもあるかな。
でもねえ、これ面白くないんだわ。アクション映画なのに。格闘もたくさん描いてるのに。
映画として未熟すぎるからなんだろうねえ。シナリオが退屈なのかも。
でも超低予算でアクション映画を作ろうという心意気は充分に買うので★イッコつけた。
これで面白かったらなあ。ああ残念だ。
男たちの大和 YAMATO
なんだこれ。教育映画か?冒頭10分以上も現在を描くとはどういう神経してんだ?
今時このカメラはなんだ、古臭くて大味なカメラワーク。死んでるじゃん。
シナリオとカメラがダメで、演出が凡庸ときてる。
ああ、脚本監督は佐藤純弥か。それじゃあ仕方ないか。その時点でアウチだ。
オレは圧倒的で勇猛果敢な(悲惨な、でもいいけど)「戦争映画」が観たいんだッ!!!
しかしなんて退屈な映画なんだ。始まって40分を過ぎてもノンビリしてるぞ。
日本映画はとうとう戦争映画すら撮れなくなってしまったのか?
映画「プライベートライアン」が公開されてどれだけ経つ?ん?なにも学んでないのか?
大金集めて、大物俳優を散りばめて、大作でございとアグラかいてるなんざ、やっぱいつまでたっても東映はダメ会社だな。
貧弱な戦闘シーンが始まったと思ったら、途中でナレーションにバトンタッチ。トホホ。
そう、この映画ってナレーションが多すぎるのだ。字幕説明も多すぎる。画で語れ!映画なんだから!
観るの途中でやめようかと思った。何度も思った。
もったいないから仕方なく全部観たけどゴミ映画だ、こんなの。
1時間40分ほどガマンすると20分程度の悲惨な戦闘シーンがあるけどね。そこに★ひとつ。
悪評価にしなかったのは、闘った英霊たち(軍人、民間人を問わず)に敬意を込めてという意味もある。
でもこんな映画にされたんじゃ死んでも死にきれないよなあ。
県庁の星
★★★ しまった!これフジテレビ製作の映画じゃん。そのうち必ずテレビでやるわ。
それはともかく。
県庁のエリートが、研修で場末のスーパーに出向くことになり、そのエリートもスーパーも意識改革していく物語。映画というより、よくできたテレビドラマみたい。
これは伊丹十三が得意としてたテーマだね。「新・スーパーの女」としてもいいかもしれないと思うほど。
頭からおしまいまで全くブレることも、飽きることもなく、集中して観れた。
意外な拾いモノ。正直面白かった。
主演が織田裕二だから嫌、ってのはもったいないと思う。
柴崎コウちゃんもなかなか素敵。いかにもベテランパートみたいだったし。
予備知識も配役の好き嫌いもコッチに置いといて、ぜひ一度ご覧あれ。
ダヴィンチ・コード
トム・ハンクス主演、ロン・ハワード監督による、冗長で面白味のない巻き込まれ型サスペンス映画。
なぜ面白くないのか。それはセリフに頼りすぎているせいだ。画で語ってないからだ。
セリフが洪水のように溢れているのに、画面はなんの緊張感ももたらしてはいない。
それはサスペンス映画としては最大の致命的な欠点なのだ。
それともうひとつ。この映画はクリスチャンである人間が作り、観る人もそうだと信じているかのような点だ。まるで我々異教徒(無神論者もふくむ)にその教えを、またその解説に懸命になりすぎて、肝心なサスペンスの画作りがオソマツになってしまっているように見えるということだ。
致命的な欠陥はそこから生まれたものだろう。
これは風格を身にまとったテレビの「火曜サスペンス」みたいなものなのにすぎない。
高級そうに見えても、実は底の浅い低俗なシロモノなのだ。
原作のことは知らない。でも映画向きの本ではないらしいことは、この映画を観るとわかる。
サスペンス映画の神様・ヒッチコックはこう言っている「言葉(セリフ)で発せられたものは全て失念させられる」と。
インサイドマン
★★★ 銀行強盗の一味(クライブ・オーエン他)が銀行に立て籠もる。
その事件を担当することになった刑事(デンゼル・ワシントン)と警官たち。
ある重要なモノを密かに取り戻すように頼まれるやり手女弁護士(ジョディ・フォスター)。
この三つ巴のクライムムービー。監督はスパイク・リー。
念入りに仕込まれ、シャレたセリフ満載のシナリオ、そして縦横無尽にいいアングルを切り取るカメラ、ベストなタイミングで行われた編集、全く無駄の無い演出。なのにこの★の数。
事件はまだ全然終わってないのに、捜査は打ち切られ、刑事は昇格。いいの?こんな消化不良で。
劇中に「セルピコ」「狼たちの午後」とシドニー・ルメット監督作品(しかも傑作)に捧げてるかのようなセリフがあるけど、それらと決定的に違うのは、ルメットの映画は消化不良じゃないってこと。
観客を置き去りにして映画が終わってしまうのはいかがなものか。
個人的にだが納得がいかない。頭が悪いから?だったらそれでもいいけどさ。
ブレイキング・ニュース
★★★ この題名は副題で、原題を「大事件」という。極太ゴシックでデーンと出た。
武装強盗犯と、それを狙う刑事たち。その事件に乗じて警察上層部は警察不審を挽回するためマスコミ操作してショーに仕立てあげようとする。ところがそれが事件をより複雑に厄介にしてしまう。「大事件」を作り上げたのは誰かという皮肉タップリの香港銃撃アクション映画。
冒頭開始5分で銃撃戦が始まるんだから、その手が好きな人にはたまらないでしょう。
というかそういうのが好きじゃないとこの映画は楽しめない。なので★3つにしといた。個人的にはかなり好きな映画だった。火薬の臭いがしてくるような画面が続くよ〜。
お好きな方はどうぞ一度ご覧下され。脳天気に楽しめますよ。
ジャーヘッド
★★★★ 山崎まさよしにソックリなジェイク・ギレンホールを主演に、「アメリカン・ビューティ」のサム・メンデス監督が製作した、湾岸戦争における兵士のポップな物語。まるで戦争はロックンロールだと言わんばかり。 タイトルの「ジャーヘッド」とは海兵隊の蔑称。刈り込まれた兵士の頭がジャーに似てるという理由でそう呼ばれる。
原作はベストセラーのノンフィクションであるらしい(日本でも出版された?)。
カメラも編集も素晴らしい。軽いノリで作ってるようで、その中心にあるものは重い。最後には熱い鉛を飲まされるような気にさせられる。
そして戦争の無意味さ、無意義さが感じとれる仕掛けになっているシナリオも見事。
ただ若干(ほんとに僅かに)中ダルミがある。そこが残念だった。
戦闘シーンやアクションを期待すると足をすくわれるので注意。
この映画では「ロクに何もしないで戦地から帰ってきた兵士たち」を描いているから。戦闘が行われていない兵士たちがいったい何をして過ごしているかがよーくわかる。
間違いなくオススメの1本。ぜひご覧あれ。日本語版のほうがイイよ。
デイジー
★★★★★ 日本出資の韓国映画の傑作。そして大好きなチョン・ジヒョン(「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」等々)の主演映画。舞台はオランダ。
監督は香港映画の傑作「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ。脚本は韓国映画の傑作「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」の監督クァク・ジョエン。さすがチョン・ジヒョンをわかってらっしゃる。
祖父の骨董店で働きながら画家を目指す女。
インターポールの捜査官。
そして孤高の殺し屋。
その三人の切ない独白と純愛の三角関係。
見事に練り上げられたシナリオと、情感あふれる演出、スタイリッシュなカメラワーク、号泣してるかのような激しい銃撃戦と、どれを取っても一級品。
あまりに切ないラストシーンでは涙が止まらなかった。
これならDVD買ってもいいと思った。
必見の傑作。お見逃し無く!!オススメ(特に日本語版を)!!
邦画はこの映画の爪の垢でも飲め!
ウルトラヴァイオレット
★★★★ ガン=カタ映画「リベリオン」のカート・ウィマー脚本監督による、ガン=カタ映画第二弾!
主演のミラ・ジョボビッチがムッチャクッチャカッコイイ!!
第二弾といっても、ここでは実際に刀を使ってのチャンバラが多かった。
物語は近未来SF版「グロリア」ってとこだね。ほぼそのまんま。
若山富三郎の「子連れ狼」から丸々ワン・シーケンスをパクってたのには笑ったけど。
このカート・ウィマーってホントに日本の時代劇大好きなんだなあ。
80%くらいはCGかと思ってたんだけど、上海ロケしてたのね。全然わかんない。
残念だったのは87分と短い映画なのに、若干の中だるみがあったこと。
なので★5つに届かなかった。
でも個人的には大好きな映画。オススメ・・かな?
アンジェリーナ・ジョリーの「トゥームレイダー」よっかず〜っと面白いよ!
個人的にはミラよりアンジーのほうが好きだけどね(笑)
ブレイブストーリー
★★★★★ うわ、これもフジテレビ製作か。テレビでやるじゃん、そのうち。
でもまあ、それはコッチに置いといて、と。
宮部みゆきの原作を、アニメ製作会社GONZOが渾身の一作に仕上げた、良質なジュブナイル冒険ファンタジー。
最も良質だった頃の「東映まんがまつり」を思い出しながら観てた。
絵も色もスゴク綺麗。動きも素晴らしい。昨今のジブリアニメよりははるかに上。
松たか子をはじめとする俳優たちの声優ぶりも素晴らしかった。
この映画は全ての少年少女たちへの贈り物。さあご覧、素敵な世界が待ってるよ。
明日の記憶
★★★★★ 渡辺謙が、荻原浩の同名小説を読み、自ら東映に売り込みして、初主演の座を勝ち取った作品。
監督は堤幸彦。正直言って、堤監督がここまで力のある監督だとは思わなかった。
スタイリッシュだが真っ向勝負の正統派演出。今これだけの演出ができる監督は日本にそうはいない。
物語は49才でアルツハイマー病になった、広告代理店の男の物語。
まるで観ているこっちがアルツハイマー病にかかり進行していくようなシナリオ、そして演出。
実に怖い映画だ。泣きたくなるほど怖い。
渡辺謙も、徐々に病状が進行していく過程を丹念に演じている。名演!
傑作!!これは間違いなくオススメの1本。お見逃しなきよう。
それにしても奥さんがいるってイイなあとつくづく思った。
着信アリ final
主演が堀北真希チャンってだけで借りたんだけどね。
でもイジメられっ子が変貌して、憑依された悪役かあ。ん〜。
確かにイジメっ子なんて皆殺しにされればいいとは思うけどね。
もうひとりの主役の黒木メイサはな〜んにも魅力無いし。
柴崎コウの1作目は観た、覚えてる。ミムラの2作目を観た記憶なし。たぶん観たと思うけど。
ケータイの連鎖で人が死ぬ、転送すれば死なない、というホラー映画の最終章。
小学生とか中学生は怖いのかな、こういうの。
オイラにはグズグズのシナリオに、ダルダルの演出にしか見えないんだけど。
そもそもケータイを持ったことないオイラには、この怖さがわからないだけかもしれない・・・ なワケねーじゃん!!映画は独立してなきゃおかしいのだ。
ケータイを持ってようと持ってまいと関係ないハズ。
そもそも群衆劇なのに、それぞれの登場人物のキャラが全然立ってないよ。
誰にも感情移入できないじゃん。それってマズイでしょ、映画として。
あんましススメたくないな、これは。ダメ映画だ。
メールボックスがパンクしたくらいでPCが爆発するわけねーだろ。
花よりもなほ
★★★★★ 「誰も知らない」の是枝裕和監督による、チャンバラのない人情時代劇。
山中貞雄が今生きてたらこういうのを撮ってたろうなあと思わせる傑作。
山田洋次のヘタレ時代劇なんかよりはるかに素晴らしい出来。
時は元禄、主人公は父の仇を探している剣術の弱い若侍だが、元禄バブルと全く関係ない超貧乏長屋に住み、そこの住人たちと最低の暮らしをしている。敵討ちは成功するのか、この人々との暮らしは?
サブストーリーとして忠臣蔵まで描かれ物語にも影響を与え成功している。
この主役の侍を演じたV6の岡田准一がイイ。脇役陣も個性的な人を配してスゴクイイ。
なんといってもシナリオとカメラが素晴らしい。
この是枝裕和って監督はタダ者じゃあない。
文句なしのオススメ!!拍手!!
東京大学物語
★★ あのさ、予告編とかさ、飛ばせるようにしてくんねえかな。ウザイんだよね。
やっぱAVメーカー・ソフトオンデマンドは貪欲だわ。
あ、ちなみにこの映画はR-15指定なので、お子さまは観ちゃダメだよ。
脚本監督は、この原作のマンガを描いた江川達也本人。終盤には役者までやってる。
借りたのは主演の三津谷葉子チャンの裸体見たさ(笑)
ギリギリで乳首が見えないように工夫されてるけど、いいじゃん見せたって。ケチ。
だけど、この映画、実に編集のテンポがいい。
やはりマンガ家の持つテンポで演出してるからかな?
カメラこそ凡庸だが、この演出力はたいしたもんだと思う。
でも中盤の中だるみにはガッカリ。どうして邦画って中だるみするんだろう。
物語は退屈。たぶん原作マンガもオイラには退屈だと思う。体質に合わないんだな。
オチにね、水野晴夫の映画みたいなドンデン返しが待ってるよ(笑)
主演の三津谷葉子はもっと注目されてもいい。この映画だけでも素晴らしいのがわかる。
観る前に「極悪」評価しようかと思ってたんで、この星の数には自分でも驚いてる。
この映画、980円くらいなら買ってもいいかな。
三津谷葉子ファンは必見、だな。
初恋
宮崎あおいって女っぷり落ちたなあ。以前は可愛い娘だったんだけどねえ。過渡期なのかもね。相変わらず演技は達者だけども。
この映画は1968年が舞台で、その頃の空気感を出そうと試みてるが、それがなかなか難しい。
オイラは当時の風俗をリアルタイムで描いた映画とかを実際に観てるから、余計そこにムズ痒さを感じた。
ジャズバーに集まるダル〜とした仲間たちの感じを描くのは、これが限界なのか?役者がみんな現代人にしか見えない。台詞の早さやイントネーションや当時の独特な言葉とかも関係してるかもしれない。
物語は、ジャズバー「B」にたむろする男女の仲間になった女子高生が、1968年12月に三億円事件を起こすまでを淡々と描いたもの。あの犯人は女、しかも女子高生だったという試み。その計画立案したのが初恋の人だったというわけ。というか事件が終わってこれが恋だったんだと気づくのよ。
そして後半がダラダラと続く。つまり映画そのものがダル〜っとしちゃってんの。
作り(演出)が大真面目なだけに、そこがキツイ。ツライ。
後半眠気との勝負だった。つーかグッスリ寝ちゃったので終盤見直した。 こういう物語って韓国映画がウマいんだよね。
★は主人公の恋人になる小出恵介にかな。
それからね、「享年」って書いたら「〜才」はいらないの。その程度の知性の人間が作ってんだな。
テイキング・ライブス
アンジー(アンジェリーナ・ジョリー)主演のサイコ・スリラー。
アンジーが演じてるのはFBI捜査官(プロファイラー)で、カナダ・モントリオールの警察に呼ばれて、謎の連続殺人を追うことになる。
この女捜査官の捜査方法は特殊で、事件現場に赴き、その場から犯行の様子を読み取り、割り出すというもの。まるで超能力者のように。そこがプロファイラーなる所以なんだが。
ここでのアンジーは久しぶりに素敵でカッコイイ。ああホレ惚れ直しちゃう。好き!!
ん?アンジーが使ってる銃はなんだ?ワルサーPPK/Sか?カッコイイぞ。
犯人になることはネタバレになるから書かないけど、この映画自体はあんまし面白くない。
シナリオがカッタルイのか、演出が未熟なのかはわからないけど。緩急がないというか、フックが無いというか、どこにも引っかかるものがない。先のセリフすらわかっちゃう。これじゃあ2時間はツライ。
予告編は面白そうだったんだがなあ。またダマされた。
この映画は、アンジーのファン以外にはオススメできない。
M:i:III
★★★★★ トム・クルーズ製作・主演の「ミッション・インポッシブル=スパイ大作戦」シリーズ第三弾。
ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウーと有名監督が続いたが、今回の監督はこれが劇場映画デビュー作のJ・J・エイブラムス。いままではテレビドラマの監督として有名になってた人らしい。
そしてシリーズ最高傑作!!アクションにつぐアクション!!危機また危機!!
これぞ「スパイ大作戦」!!三作目にしてようやく辿り着いた感じ。
シナリオがホントよく練られていて、少しも飽きさせない。
前二作を観ていなくても楽しめるよ(というか前二作が出来が悪すぎ)!!
必見だよ!!ダマされたと思って観てみてみ〜(ぜひ日本語版でね)。







このページの一番上に飛ぶ