×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

←Back to MOVIES


映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ、☆は★半分の意)
妖怪大戦争
★★ これタイトルに偽りありだね。
だってコレ、「帝都物語」にも出てきた加藤保憲が操る機械獣(材料として妖怪が使われている)と、その年たまたま麒麟送子に選ばれた少年の戦いを描いていて、決してオイラが昔観た映画の妖怪vs妖怪の大戦争じゃないもの。
正直「インチキー!ダマされたー!」ってのが感想だね。
妖怪はたしかにたーっくさん出てくるよ。でも彼らは単なる取り巻きでしかないの。しかも妖怪の親玉みたいのが「戦争はイカン」なんてクッサイ台詞吐くしさ。
それに少年が戦うことに目覚めるまでの演出がトロいのなんのって、眠くなった。
機械獣との戦いは確かに迫力はあるよ。加藤を演じた豊川悦司もハマってるし、アギを演じた栗山千秋はカッコイイ。だから★2つくらいってとこかね。それでも充分オマケしてるんだよ。
チーム☆アメリカ ワールド・ポリス
★★★★ 正義と自由の名の下にチームアメリカが世界中で大暴れし、最強の敵・北朝鮮の金正日と戦う、ブラックユーモア満載なサンダーバード風の人形劇、ってのは事前に知っていたんで笑いは半減しちゃったけど、猛烈で容赦ない下ネタと暴力描写のオンパレードに抱腹絶倒。
やはりギャグ映画は事前情報ゼロのほうが楽しめるね。そこが失敗だった〜
なので情報をまだ知らない人にはオススメしたいが、ほんとに過剰な下ネタと暴力描写がてんこ盛りなんで、そこんとこは注意ね。
あとリベラリストな米国俳優陣の名前くらいは知ってるほうが絶対に笑える。
どこで笑えたかをココでメンメンと書きたいんだけど、それはやめておきましょう。
あ、ついでにDVDで観る人は絶対にメイキングも必見!!驚嘆するよ!
ピアノ・ブルース
★★★★★ マーチン・スコセッシが製作総指揮をとったブルース・ドキュメンタリー・シリーズの1本で、これはクリント・イーストウッドが監督し、自らインタビュアーも担当した作品。
イーストウッド自身が若い頃ジャズピアニストになろうとしていただけあって、この企画にはピッタリ。冒頭でちょっとイーストウッドがピアノを弾くシーンがある。
レイ・チャールズをはじめとして、何人もの有名ブルース・ピアノマンにインタビューし、ブルース・ピアノの歴史を辿るという構成。
ブルース好き、ジャズ好きにはたまらない作品になっていて、とても気持ちのいいドキュメンタリーに仕上がっている。So Cool !!
ホステージ
★★★★★ ブルース・ウィリス主演のアクション・サスペンス映画。
ロバート・クレイスの原作がイイのか、物語は二重構造の誘拐救出劇なのにストレートなアクション・サスペンスとして成功している。
*クレイスは小説の他にも「刑事バレッタ」「ヒル・ストリート・ブルース」「マイアミ・バイス」といった作品のシナリオも手がけている、この手のベテラン。
監督のフローラン・エミリオ・シリは銃撃アクションの佳作「スズメバチ」を撮ったフランス人。
この若き監督(1965年生まれ)はアクションの中に心理描写を機能させることができる優れた監督で、ソルボンヌ大学時代にすでに自分のスタイル(撮影や編集)を確立させたという才人。
大根と揶揄されることの多いブルース・ウィリスだが、この作品では「ダイ・ハード」以来と云ってもいいほどの存在感を見せてくれる。
ギッチリ2時間休む間もなくグイグイとひっぱられる感じがたまらない1本になってました。
オススメ!!食わず嫌いは損しますよ〜
肉体の門
てっきりモノクロだと思ってたら、カラーでした。鈴木清順監督'64年版。
五社英雄監督'88年版しか観たことなかったんだけど、コレ観てハッキリわかったのは、誰がどう撮ろうと面白くない物語なんだなあということでした。終戦直後のヤミ市の娼婦たちの物語ってだけで。
これ以外にもマキノ正博監督'48年版をはじめ5本も作られたらしい。マキノ版だけラストシーンがみんなカタギになるというハッピーエンドであるそうな。
この映画と五社版の違いというと乳首を見せるか否かってことで、清順版では見せない工夫が色々ほどこされている(最後の最後で野川由美子のリンチシーンだけ乳首を見せる)。突如様式美的な画面になるのも清順らしい。
見どころは当時21才でこれが映画デビューとなった野川由美子の可愛らしさと大胆な演技だけかなあ。
★はもちろん彼女に。
三匹の侍
★★★★★ テレビで大ヒットした同名時代劇の'64年劇場版で、五社英雄監督劇場映画デビュー作(テレビシリーズの「三匹の侍」の演出をしていて、そのまま登板という形に)。丹波哲郎がプロデュースしている。
テレビ版は5年半も続いた大ヒット時代劇で、豪傑・丹波哲郎(途中で加藤剛に変更)、ニヒルな平幹二郎、ひょうきんで槍の使い手・長門勇の三匹の侍が毎回大活躍するというものだった。
当時オイラは長門勇のファンで、鼻をこすりながら「腹へったなあ」というキメ台詞が面白くてマネしたもんです。「一匹!ジャーン!二匹!ジャーン!三匹!ジャジャーン三匹の侍!!」というタイトルも覚えてるなあ。テレビ時代劇で人を斬ったときの音を入れたのはこの「三匹の侍」が最初。
この映画はそのドラマの映画版で、物語は三匹がなぜつるむようになったかが描かれている、いわばエピソード1みたいなもの。なので最初から三匹が一緒にいて活躍するテレビ版とは一味違った面白さがある。
五社監督も初めての劇場映画とは思えない力の入った見事な演出をしていた。
立ち回り(殺陣)も大迫力!!見応え充分!!陰影のハッキリしたモノクロ画面もカッコイイ。
もしこのDVDを見かけたら、ぜひ一度ご覧あれ。オススメ!
ショーン・オブ・ザ・デッド
★★★★ まさかイギリス映画だとは思ってなかったんでまずそこにビックリ。
本格的なゾンビ映画と、いかにも英国流ホームコメディの融合なんですよ、この映画は。
いわゆるアンダーステイトメントな笑いで構成されてんの。
例)「ここに死体があるよ!」「ああ、そうだね、で今度の火曜日の件なんだが」
という感じの笑い。オイラ好みなんだよね〜。これ「ヒッチコック/トリュフォー 映画術」で学びました。
いや〜笑った笑った。「そこで話なんかしてるバーイじゃねーだろ!」って笑いながらツッコムあの感じ。
でもゾンビ映画としてもキッチリしてんの。手を抜いてないの。そこがイイよね。
オチも気が利いてるんだよね〜。
この映画見つけるの大変だったから、なかなか観られないとは思うんだけど、ぜひ一度観て欲しいなあ。ゾンビとかホラーが嫌いな人でも大丈夫だから。
ゾンビ映画ファンにはツボつきまくりだから、やっぱりオススメ。
鉄人28号
極悪以下 冒頭から15分もホームドラマ見せるってどういう了見だいッ!
冒険科学映画じゃねーのかコレはよッ!!
シナリオが全くダメ、撮影が幼稚、演出がもっとダメ。演出がダメだから役者も死んでるじゃねーか!
金田正太郎がこんな貧弱な華の無い素人芝居の子役を使うなんて考えられない!
一番ダメなのが肝心なロボットのCG!!!
ペランペランなセルロイドみたいな鉄人もブラック・オックスも見たかねえやィ!!
フザけんのもイイ加減にしろっての。プンスカプンプン!!
ほんとは極悪評価よりもっと下のゴミクズ映画だい。ナメんなバカ野郎!!
ちなみに「キャシャーン」や「デビルマン」よりヒドいよ。マジで。
逆境ナイン
★★ あ〜この手の「絶対あり得ね〜!おバカスポーツ映画」はチャウ・シンチーの大傑作「少林サッカー」があるからねえ。なんか二番煎じとしか思えない。しかも若干ギャグがユルい。二箇所くらいかね笑ったのは。
しかし、それでも作ろうとした心意気に★ひとつ。
あとの★は可憐で可愛い堀北真希チャンに。
デスサイト
極悪 ダリオ・アルジェント監督の2003年作品らしいんだけど知らなかったなあ、こんなの。
原題は「ザ・カード・プレイヤー」。
女性が誘拐されて、ネット上でポーカーをやって警察が勝てば人質は解放、負ければ殺害。そんな事件が起きて、イギリスから派遣されてきた刑事と共に犯人を追う、というすじがき。
こんな程度の内容なら、日本じゃ連日テレビドラマで見れますぜ、アルジェントの旦那。
しかももっと面白いドラマすらありますぜ、ダリオの旦那。
かつてのダリオ・アルジェントが持っていた「執拗な猟奇趣味を映像でグイグイ見せつける手法」はどこへ消えたやら。まるで気の抜けた炭酸水みたい。
だって途中で寝ちゃいましたから。
妖星ゴラス
★★★★ 1962年にこれほどのSF映画が作られていたとは、そこに仰天。
そうオイラこの映画は初見なんでした。
そしてハリウッドのデザスタームービーにどれだけ影響を与えたかもよくわかる。
(「アルマゲドン」だの「ザ・コア」など)
物語は巨大な怪星ゴラスが地球にぶつかりそうになったんで、地球の軌道をロケット噴射で変えて、衝突を避けようと努力する人間たちを描いたもの。
舞台が1980年というのも驚き。当時はこんなに科学力が進歩してると思ってたんだね。
オイラが大好きな水野久美チャンも小さな役ながら、お風呂シーンのオマケまでついて登場。当時の東宝一番の美女だもんね。
ただ無理矢理こじつけたようなトドの怪獣は余分だったのでは?
それと怪獣を退治するレーザー砲搭載の飛行機が、後の「ウルトラマン」のビートル機だったのにも驚いた。「ウルトラマン」関連でいえば二瓶正也も出演してる。
これ劇場で見たらそうとう迫力あるんだろうなあ。それも当時リアルタイムで見た人たちはビックリしたろうなあ。今の目で見るとチャチな部分も多々あるけど、それを補うほどの説得力が画面に現れてるんだな。
特撮好きで未見の人は少ないだろうけど、もし未見ならオススメの大作だよ!
修羅雪姫
★★ 小池一夫+上村一夫の人気劇画を、1973年当時大人気だった梶芽衣子主演で映画化したもの。
小池一夫らしいダジャレから連想したタイトル(「白雪姫」→「修羅雪姫」)もハマっている。
原作の匂いを感じさせる梶芽衣子は、蛇の目傘に仕込んだ刀による立ち回り(殺陣)も含めてカッコイイ。
クエンティン・タランティーノ監督がホレただけのことはある。
だけど映画そのものはカッタるいんでした。
監督の藤田敏八にケレンを求めるのは無理としても(これが精一杯だと思う)、せめて脚本は「子連れ狼」のように小池一夫に書いてほしかった。そうすればもう少しテンポも深みもある作品になったことだろう。
続編もあるんだけど観るの迷うなあ。
どうでもいいことだけど、梶芽衣子の若い頃って柴崎コウになんとなく似てるね。
TAKESHIS'
ぬわんと!!あの清楚で清純で、まわりで下ネタ話が始まるとムッとして席を立つというほどの堅物なイメージのアノ京野ことみチャンが、オッパイ丸出しのファックシーンを演じてるじゃあないの!!なんてこった!!こともあろうに「こんな映画」で!!あ〜当分ショックから立ち直れそうにない。でもそのオッパイ丸出しのファックシーンに★1つ。
この映画は(映画といっていいかどうか迷うところだが)単なるイメージの羅列にすぎない。
北野武はフェリーニあたりを狙ったのかもしれないけど、まるでド素人のイメージフィルム。くっだらねえ。
もうこの人は映画なんて撮らなくていいよ(それにしてもガンエフェクトだけは一流だったなあ)。
京野ことみチャンのファン以外は観る必要無し。
ああ、あの2シーンだけでDVD買っちゃいそうだよ(笑)1500円以下なら買っちゃうね。
まだまだあぶない刑事
★★★ 7年振りにタカとユウジがハマに帰ってきた!!
こりゃあれだね、「根っからのあぶデカファン」向けの映画だね。
もうオイラはテレビシリーズからのファンだから、もう楽しめたのなんの。
内輪向けとしか思えないギャグの連発もキッチリ笑えたし(ここなのよ、問題は。ファン以外じゃわかんないだろうなというギャグ)。
イイ意味で「相変わらず」な感じがたまりません。単純に楽しい!面白い!!
テレビシリーズも映画版も観てない人には関係無い映画なんで、そこ注意。
逆に昔っからのファンは必見!!過去の映画版よっかずーーーっと面白いぞお!!
あ〜楽しかった。ルンルン
容疑者 室井慎次
「踊る大捜査線」スピンオフ第二弾。
しっかしツマンネー映画ですことッ!!
「踊る〜」のシナリオを担当してきた君塚良一が監督を務めてるんだが、この男には映画監督の才能は全く無い。ゼロだ。無能ともいえる。
画作りだけは豪勢だが、ストーリーが全然浮かび上がってこないうえに、登場人物の心情が全く伝わってこない。つまり表面だけ気取ってるだけの映画なのだ。
★をひとつつけたのは「踊る〜」のファンとしてのオマケ。ご祝儀。単独作品として観たら★なんかつけるもんかこんなもんに。
映画をナメんじゃないよ、ったくッ。
仮面ライダー THE FIRST
新しい造形はライダー以外の怪人を含めてたしかにカッコイイ。
それは認める。つーかだから借りたんだけどね。予告編もカッコよかったしさ。
そこに★をひとつつけての結果がコレだから。
他の部分が全〜部ダメ。ゴミクソそのもの。
シナリオに演出が幼稚も幼稚。幼稚といっても子供ダマシという意味ではなく稚拙だということ。
どっかの映画サークルが作った素人劇みたい。
なんで特撮方面にはこの手のウスラ馬鹿が多いのかねえ。
主役のふたりもヒドイ大根。もっとキチンと芝居のできる若手くらいいくらでもいるだろうに。
これはアクション映画じゃないのか?なんで眠くなるんだよッ。
んで、なんで小嶺麗奈が改造されそうになるシーンで着衣のままなんだよ。裸にしろ、裸に。
さよならみどりちゃん
この映画なんと!第27回仏ナント三大陸映画祭・主演女優賞&銀の気球賞を受賞してます。
しかしこの手の映画(「文学映画」とでも云おうか?)は苦手だなあ。
どこにでもいる男や女の普通の生活を淡々と描いたモノでさあ。ノンクライマックス。
そんなの退屈以外の何者でもないじゃん。なんかどーでもいいじゃん。
こういうの観ると小津や成瀬が、普通の生活を描いてもキチンと「映画的娯楽」を忘れてなかったんだなあとつくづく思う。
仏ナント三大陸映画祭ってホントはチョロイ賞なんじゃねえの?オイラでも賞取れたりなんかして(笑)
ちなみに「みどりちゃん」っていうのは、主役の「OLで夜スナックでバイトしてるユウコ」のセックスフレンド・ユタカの沖縄にいる恋人の名前。
あの清純派女優の星野真理が軽々と色んな男とセックスする女の役をやるとはねえ。素っ裸になっちゃうし。いつまでも金八先生の娘だけ(子役)じゃいられないってことかしらん。でも、ま、そこに★ひとつ。
ホワイト・バレンタイン
全編89分のほぼ80%以上がロングショットという映画的リズムもへったくれもない退屈なゴミ韓国映画。
登場人物が何をしているのか、それはなんなのか、がさっぱりわからない。
シナリオもよくない。説明台詞ばっかりで中身は空っぽ。ストーリーも退屈。
ただ「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンの映画デビュー作なのだ。当時彼女は18才。
アップなどほとんどなく、バストショットがわずかに数カット。可哀想に。こんなヘボ監督に当たって。
しかしこれで第35回(1999年)百想芸術大賞女子新人演技賞を受賞している。なんで?
韓国映画初のオリジナルスコアの映画音楽なんだって。遅れてんだなあ。
このヘボ監督ヤン・ユノは翌年「リベラ・メ」という火災と闘う男たちを描いた退屈なアクション・デザスター・ムービーを撮って話題になったね。
深紅
野沢尚の原作脚本(遺稿)で、内山理名主演のサスペンスってだけで借りたんだけど、冒頭から堀北真希が出てくるわ、南野陽子が出てくるわ、とオイラ的にスゲー豪華。
ま、冒頭だけで一挙に8年後にハナシは飛んじゃうんだけどね。
そしたらチョイ役で安めぐみが出てるじゃないの。豪華豪華(笑)
でも堀北真希がわずか8年で内山理名になるとは思えないけどね〜。
つまり出てる人は豪華でも、配役に難ありってとこかね。
そもそも高校生の堀北真希が小学6年〜中学生の役ってのが無理矢理でしょ?
あ、物語に触れないのはね、サスペンス物だからじゃなくて、全然面白くないから。
演出もまるでテレビドラマみたいに安っぽい。これを1800円も払って観た人は後悔したろうなあ。
撮影監督がアノ鈴木達夫だって!ほんとかよ〜、こんな安っぽくなっちゃったのかよう。チとショック。
4人の食卓
極悪 チョン・ジヒョンが主演の韓国ホラー・・・というフレコミだけど全然ホラーじゃないぞ。
この映画、本題がハッキリ見えないんで全然面白くねーの。
関連のないエピソードが山積みで、本筋がわかんないのだ。
雰囲気だけがホラーのようだが、ダラダラするのもイイ加減にしろと言いたい。
チョン・ジヒョンも暗い役で、これなら誰でもイイじゃんって感じ。しかも脇役だぞ。
睡眠効果なら絶大のグダグダ映画。耐えられない。
野獣の青春
大藪春彦の「人狩り」を、鈴木清順監督が、宍戸錠を主演に映画化した作品。
なんか部分部分に見覚えがあるってことは前に見たことあるのかしらん?
もうね今さら日活無国籍アクションの独特なセリフ廻しにはウンザリだな。楽しめない。
某映画誌でベタボメだったんで借りたんだけど、ハズレだった。
「殺しの烙印」とか「拳銃は俺のパスポート」のようなクールでストイックなカッコよさ(つまりそれがハードボイルドってもんだ)が感じられないのよ。
水増しされた水に油の膜が浮いてるような、軽い、浮いた、地に足が着いてない感じがする。
かなり残念感が強く残った。
ハサミ男
極悪 殊能将之の同名小説を、池田敏春監督が映画化したスリラー(?)。
ホンモノの連続殺人鬼「ハサミ男」は豊川悦司、麻生久美子の二人。
しかし模倣犯が出てきたので、ホンモノが犯人探しをするという変則的な探偵モノ。
しかし退屈だ。眠くなるいっぽうで困った。緊張感ゼロなんだもん。
シナリオからしてふざけてる感じ。無内容。ホンが悪いとどう撮ってもダメなんだな。
音楽の本多俊之もどーしちゃったんだろう。眠気を誘う音楽だ。
全てにやる気が感じられない。本当に映画と撮ろうと思ったのだろうか? テレビドラマだとしても途中でチャンネルを変えられるね。間違いなく。
感想文だから無理矢理長く書いたけど、ほんとは一言「ツマンネ〜」で済んじゃう映画。
せっかくレンタルしたから全部観たけど、テレビで放送されてたら20分以内で消しちゃうね。
七人の弔
極悪 たけし軍団のタレントのダンカンが初監督した作品。以前に「生きない」という映画で脚本を担当してたが、ついに自分でメガホンをとったのですね。黒澤明フリークなのがタイトルからもわかります。
サマーキャンプに田舎に訪れた7家族と7人の子供ら。そして例外なく虐待一家なのである。
実はこのキャンプは子供(の臓器)を5千万で売り払うという裏キャンプなのだ。
そのキャンプのリーダーを監督のダンカン自ら演じている。
そういう陰惨な話を、ノンビリダラダラと描いている。それは師匠のたけし譲りか?
とにかく見せ場もなくノンクライマックスでダラダラしすぎ。退屈の極み。
箪笥
極悪 韓国ホラーのフレコミだったんだけど、実は単なるキチガイ少女の妄想譚なんでした。
恐怖シーンは用意されてるけど、ほとんどが夢オチという始末。
スピルバーグが最高値でリメイク権を買ったってゆーんだけどほんとかね?
シナリオの構造からして壊れてんだよ?映像だけはスタイリッシュだけどね。
ホラーならちゃんとホラーらしく作ってくれよう。
ビビアン・スーの天使の戯れ
極悪 邦題に偽りアリ!ビビアンはチョイ役でベッドシーン要員なだけ。
香港麻薬シンジケートに侵入した、台湾警察のアンダーカバーが、麻薬ルートを壊滅させようと奮闘する物語。麻薬シンジケートの男とアンダーカバーの男は幼なじみで、孤児だった幼い頃に台湾と香港に生き別れになっていたという設定。
ビビアンはその麻薬シンジケートの男の娘の役。フルヌードのベッドシーンが2回用意されてる。
シナリオは中学生が書いたみたいだし、演出も学生の自主製作映画を観てるかのよう。あまりにヒドイ。
ビビアン・スーの天使と悪魔
これはビビアンが主役
ビビアンと、その恋人と、恋人の愛人(男が金で買われている)の三角関係の物語。
話がアッチコッチ飛びすぎてなんだかよくわからない。シナリオが悪いんだな。
演出もチープで低予算丸出し。日本のピンク映画にちょっと毛が生えた程度の出来。
ビビアンは意味も特にないまま、恋人とのフルヌードのベッドシーン、夜の屋上で恋人との立ったままのセックス(脱がない)、酔っぱらって酒場でのレイプ(オッパイ丸出し)と、3回サービスカットがある。
ビビアン・スーの桃色天使
これもビビアンが主役。
父親の身代わりで刑務所に入ってる男がリンチのたびに思い出すのがビビアンとの激しいセックス。
もうタイトル前からビビアンのヌードが登場しちゃうなんて。
出所後、ビビアンの元へ行くと婚約者がいたが、愛し合うふたりはその婚約者を追い払って結婚する。
しかしいざ結婚すると妻ビビアンとのセックスの最中に、刑務所でのリンチが頭をよぎり不能になってしまうのだ。なんかもうほんとにどーでもいいハナシでしょ?(笑)
でもこの3本の中ではコレが一番ビビアンらしく可愛く撮れてる。
これらの映画に出てるときがまだ10代で、現在31才というのが時の流れを感じるなあ。
あずみ Dead or Love
前作の北村龍平監督から、金子修介監督にバトンタッチされた続編。
前作のスットコドッコイ時代劇よりははるかにマシになった。
でももうちょっと描き用があるんじゃないのか?
カメラワーク、構図、編集のリズム、全てが物足りない。全然食い足りないのだ。
役者たちの演技もとってつけたような段取り芝居だし。
特にいくつも用意されている激闘につぐ激闘の描き方が「あ〜ここはこうしたほうがいいのに」という感想ばかりで、イライラしてくる。
いつになったら邦画は「映画(映像)のダイナミズム」に気づくのであろうか。
この「あずみ」という題材はものすごくイイと思う。それだけに口惜しいのだ。
姑獲鳥の夏
京極夏彦の小説を、実相寺昭雄監督が映画化した作品。
原作は読んだことないけど、まぁなんてツマンナイ映画なんざんしょ。アクビ連発。
物語が全然伝わってこない。脚本が悪いのか、変態アングルな実相寺監督のせいか。
スリルもサスペンスもありゃしない。色味も変だし、魚眼レンズも変。
なんで「これはいかにも作り物ですよ〜」と強調するのだろう?
さらにセリフに頼りすぎ!全部をセリフで語らせるなんて素人のやることだろうに。
実相寺昭雄って実は映画監督に向いてないんじゃないの?
イルマーレ
★★★ 「イル・マーレ(海)」と名付けられた海沿いの家の郵便受けがパラレルワールドになっていて、そこを媒介にして2年前の男と2年後の女が往復書簡を綴る物語。一種のSFファンタジー。
とにかく画面が美しい。静かな画面だが、凝るだけ凝っているのがわかる。
しかしこのドラマの主人公がチョン・ジヒョンでなくてはならないという必然性はない。主軸が俳優に置かれてない演出だからかもしれない。人物までも背景の一部になっている。美しい景色に不思議な往復書簡。主題はそこなのだから。物語のキメを書きたいところだが、ネタバラシになるので書かないでおこう。
オイラは「猟奇的な彼女」「新・猟奇的な彼女(「僕の彼女を紹介します」)」のチョン・ジヒョンのほうが好きだし、アッチの2作品の方が彼女らしい魅力に溢れていると思う。
あと、難点を言えば吹き替え版であろう。なんでチョン・ジヒョンの声が「さとう珠緒」なんだよッ!ド素人もいいところじゃねーかッ!!オイラは本気で怒っているぞ。
電車男
★★★ うまくまとめたね、というのが正直な感想。素直に普通に面白かったよ(劇場で観ようとは思わないけど)。 気弱で陰湿なヲタク青年と、お嬢様との不釣り合いな純愛物語。
でもこの「電車男」って原作を読むとわかるんだけど、主役はオーディエンス(2ちゃんねら〜)なのね。
(ちなみに原作はコレ↓終盤になるほど泣かされるよ〜)
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html
でもそれじゃドラマになりづらいんで、電車男とエルメス中心に描かれてるというわけ。
だからドラマ要素を水増ししたテレビ版と、ギュッとふたりの関係を凝縮した映画版と、そう変わらないのよ。本質は同じだから。
そういやこの映画版の最後にテレビ版の第一話が出てきて、ドラマ版には映画版のラストシーンが出てきてリンクされてるのね。
オーディエンスの扱いがもっとこーどうにかなって、そっちが主役になれたら感動も違ったろうにと思う。テレビ版ではそれをしようと試みてたよね。やりすぎだった気もするけど。 映画版では「電源を落とせ、町にでよう」というメッセージを出してんだけど、余計なお世話だと思った。
減点ポイントといえば主役の山田孝之が全くオタク臭がしないところかな。
エルメスが中谷美紀なのは、原作でエルメスは中谷美紀似と書いてあったからね。
あとこの「電車男」の物語は作り話だという説もあるけど、そんなのどっちでもいいじゃん、それに釣られた2ちゃんねら〜たちが祭になったところに意味があるんだからさ。
あと主題歌はテレビ版のほうが絶対にイイッ(サンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」)
亀は意外と速く泳ぐ
極悪 これ観て笑ってる人とは友達にはなれないな。
スパイ募集に応募してスパイとなった主婦が、目立たぬように生活をするってハナシなんだけどね。
細かくユルいギャグがギッシリ詰め込まれてるんだけど、一カ所もクスリともしなかった。
いわゆるオフビートコメディってヤツよ。オイラの嫌いな。
脚本監督の三木聡ってのは↓こんな人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E8%81%A1
こんな人でも映画となるとこーなっちゃうワケね。というかこういう人なのね。
ヒドイにもホドってもんがあるよ。時間の無駄、資源のムダ、金返せ。
収録されてるメイキングも観た。
実に楽しそうな撮影現場だった。結局楽しんでるのは作ってる自分たちだけなんだろな。
HINOKIO ヒノキオ
★★★ 交通事故で母を亡くし、精神的ショックで歩けなくなってひきこもるようになったサトル。
そのサトルの代わりに父親が作ったロボットが学校に通うようになる。
そこで出会うイジメや友情や初恋(らしきもの)、父親との葛藤を描いたロボット小学生物語。
後半の無理矢理「感動でしょう? 泣いちゃうでしょう?」という作り手の押しつけがましい演出には辟易したが、全体的にはよくまとまっていて見やすい映画に仕上がっていたと思う。
特にこの映画の目玉であるロボット・ヒノキオが、まるで実在するような感触だったのには驚いた。
観る前はこのロボットのデザインが嫌で、どうかなあと思ってたんだけど、全然気にならなかった。
あとね、堀北真希チャンが小学生の役をやってるのにも驚いた。高校生だよ、当人は(笑)
フライトプラン
★★★★★ 予告編があまりに面白そうだったんで、半分不安を抱えて観たんだけど、そんな不安は無駄でした。
飛行中の機内でいなくなった娘を捜す母親のサスペンスなんだけど、これがホントよくできてんの。
途中で事態が判明(ネタバレ)するんだけど、そっからまたさらなるサスペンスのつるべ打ち!
98分という長さもダレなくてちょうどいい。
だけど予告編で使われてた映像が無いんですけど。これはどういうこと? でも、ま、これはオススメの1本には間違いない。
こういう映画を撮れないものか日本映画は。え?
ダークウォーター
邦画ホラー「仄暗い水の底から」のハリウッドリメイク版。
黒木瞳の役を、ジェニファー・コネリーが演じてる。
ジェニファーといったら「フェノミナ('84)」がピークの超美少女だったんだけど(パーキージーンのCMも素敵だったね!)、大人になったらすっかりホホもそげ落ちて演技派になってんでした(今作にはじまったことじゃないけど)。
とにかくその演技力で、神経衰弱(崩壊)ギリギリの離婚調停中の母親役を熱演しています。かなりの好演なので彼女に★をひとつ。
あとはヒドイ。ダラダラしていて何も進展していかないような錯覚に陥りそうになるほど退屈で。これなら邦画版のほうが圧倒的な勝利といいたい。
んで、あの〜ひとつ訊きたいんだけど、そもそもこれはホラー映画じゃないの?違うなら最初にそう言ってくれよ。な?
1.0 ワン・ポイント・オー
★★★★ 2004年のサンダンス映画祭であの「SAW」と人気を二分したといういわくつき。
しかも2004年ファンタジア映画祭インターナショナルフィルム部門最優秀作品賞受賞ときたもんだ。
古めかしく気味の悪いアパートに住むプログラマー。そして奇妙な隣人たち。
そのプログラマーの所へ謎の箱が届けられる。中身は空っぽ。それが何度も来る。
その度に彼は牛乳を購入していき、しかも日ごとに増えていく。
この箱は誰がなんのために届いたのか。そうこうしてるうちに隣人が謎の死を遂げる。
アメリカの低予算映画だけど、全編ルーマニアで撮影されたとかで、その風景建物と見事な照明で時代も時間すらもわからない謎の(夢見てるような)世界を描くことに成功している。
謎に彩られたサスペンス映画かと思いきや、実はSFスリラー映画なんでした。
箱の謎に興味を持った人にはオススメ。
★が5つにならなかったのは、マニアックな映画で万人向けではないということ。
着信アリ2
柴崎コウ主演の前作がすごくツマンナかったんで、その続編を見るというのが自殺行為だというのはわかっているけどやめられない。スイスイスーダララッタ♪
前作よりもパワーダウンしていて、ダラダラしてて全然面白くない。眠くなる一方。
ケータイ電話で感染する霊、ってのが実は台湾が大元だった、って物語。
そりゃいいんだが、ホラー映画ってこういうもんじゃないだろうよ。怖がらせてナンボだろ。
いぬのえいが
★★ 犬中心の映画かと思ってたら、犬を取り巻く人々の物語なんでした。
ちょっとガッカリ。犬堂一心監督作品は基本的に好きなんだけどね
タイトルがタイトルなんだから、もっと犬を中心に描いてほしかった。
(犬の目線で犬の言葉で描いた短編もあるにはあるが・・・)
アニメありミュージカルありと盛りだくさんな内容なんだけどねえ。
最後の「美香とマリモ」のダイアローグのやりとりは卑怯なほど素敵だった。泣けた。
★は映画に出てくる犬たちと、「美香とマリモ」に。
獄門島
★★★ この市川崑×石坂浩二の角川映画シリーズ(これは第三作目)は、市川カッティングや市川ライティングが見物で、物語は二の次ってな印象がある。
原作と結末(犯人)を変えたってんで当時話題になったね、コレ。
当初、市川崑監督は「犬神家の一族」「悪魔の手毬歌」と「獄門島」を三部作として完結するつもりでいたそうな。ところが異様な大ヒットのおかげであと2作品をつくるハメになったとか。
だから最終作と思って作られたこの「獄門島」には力が入ってるんですな。
個人的には大原麗子の美しさにノックアウトですね〜。
女王蜂
★★ この市川崑×石坂浩二の角川映画シリーズ(これは第四作目)は、市川カッティングや市川ライティングが・・・ってさっきも書いたか。だってそうなんだもん。
そうそうこの映画は中井貴恵(中井貴一の姉)のデビュー作だったね。見て思い出した。
筋立ては、このシリーズでコレが一番面白くないんじゃないかしらん。
セリフに頼りすぎでいるせいかもしれん。無理矢理立てられた企画だったせいなのか。
映像はカッコイイけど、見続けるにはチと荷が重いシナリオですなあ。なので★2つ。
ザ・インタープリター
物語は「国連を舞台に、一国の大統領暗殺計画をめぐって何者かに命を狙われることになった国連通訳(インタープリター)の女性(ニコール・キッドマン)と、秘密を持つ彼女に疑いを抱きながらもその身を守るために行動する捜査官(ショーン・ペン)の姿をスリリングに描くポリティカル・スリラー」だそうです。
全然スリリングじゃないし、逆に「割とフツー」な映画なんでした。十把一絡げというかね。ヒマつぶしにしてはテーマは重いし困ったなあ。
シドニー・ポラック監督ってこんな凡庸な監督だったっけか?
映像特典で「もうひとつのエンディング」が用意されてるけど、どっちでもいいじゃんてな感じ。
本物の国連本部でロケされたとかで、国連本部をじっくり見てみたいって人にはオススメかな(笑)
白昼堂々
野村芳太郎監督が1968年に撮った喜劇。
主演は渥美清(集団スリ・万引きのリーダー)に藤岡琢也(元スゴ腕のスリで今は足を洗ってデパードで警備をしている)と倍賞千恵子(一匹狼のスリ、渥美のグループに参加する)。敵になる刑事は有島一郎と新克利。
スリ・万引き集団と警察の丁々発止の物語。しかしどうにも古臭く感じるなあ。90分に満たない短い映画なのに、長く感じる。
タイトル前のプロローグにコント55号が出てるぞ。まだそういう扱いの頃なんだね。
職人監督・野村芳太郎にしても喜劇は無理だってことがわかった。
渥美清と倍賞千恵子はいわゆる「男はつらいよ=寅さん」コンビだけど(子分に佐藤蛾次郎までいる)、それはこの翌年の1969年から始まるんだな。その前哨戦と思えば重要な作品なのかも。
私の頭の中の消しゴム
オイラは観たことないんだけど、日本テレビの「ピュアソウル」というドラマをリメイクした韓国映画。
タイトルはそのドラマで語られるセリフにあるそうな。
アパレル系の会社に勤める女と、建築士の男、ふたりは愛し合い、結婚するが、女は若年製アルツハイマー病にかかり、記憶が近いところから失われていく。それでも男は女を愛し続けるというラブストーリー。
観た女性の全てが涙を枯らしたといわれる本作だが、オイラには退屈そのものだった。胸が締め付けられるような切なさがこの映画には欠けていると思う。
前半はもっとふたりが愛し合ってる演出が必要だし、その薄さが後半の感動を呼ばなかった理由だと思う。アルツハイマーが発症してからのふたりの描き方も甘いと感じた。こんなに甘いもんじゃないだろう。そこを逃げない演出やシナリオが必要だったと思うのだが、いかがなものか。
悪魔の手毬唄
★★★ 「犬神家の一族」に続く市川崑+石坂浩二の角川映画第二弾。
この映画は全シリーズの中でも異色で、トリッキーないわゆる市川カッティング(モンタージュ)がみられず、どちらかというと「細雪」にも通じる文芸路線に仕上がってる。それがこの映画の評価を上げているのかもしれない。
オイラはトリッキーな映像が好みなので、ちょっと肩すかしをくらったような感じがした。
それに主人公は金田一(石坂浩二)と若山富三郎のふたりだということ。これも珍しい。
初見じゃないんで犯人をわかったうえで観たんだけど、やっぱ推理モノは犯人は知らないで観たほうがいいね、当たり前だけど(笑)
0:34
あーしまったッ、これ前に観たわ。
原題を「CREEP」っていう三流英国ホラー。
閉鎖された深夜の地下鉄に恐ろしい人殺しのキチガイが住んでいるってハナシ。
つい居眠りして終電を乗り過ごした女が味わう一夜の恐怖を描いてるんだけどね。
初見なら最後までなんとか観れるんだけど、二度目じゃキツイね。
日本沈没
小松左京原作を、橋本忍脚本、黒澤明の愛弟子・森谷司郎監督で1973年に映画化したもの。特撮は円谷英二の愛弟子・爆発の中野昭慶。この映画でも思いっきり爆発炎上させてます。
製作費は当時5億円(特撮はそのうち2億5千万円)をかけた超大作で、興行収入が邦画初の20億円代になった記念碑的作品(その中にオイラの金も入ってるのか)。その豪勢な金の動きに★ひとつ(笑)
しかし内実は、ダラダラした脚本、モタモタした演出で、チッともスリリングじゃないし、日本が沈没するという恐怖すら描かれてない。音楽もマヌケで陳腐、つまりは面白くないんでした。映像に全く力が無いという邦画の典型なんですね。
なのでここはひとつリメイクされる「日本沈没」に期待したいところですな。
復活の日
これも小松左京原作なのか。80年代初頭が近未来だった頃の映画なんだね。
この映画は「会話の映画」なのね。場面が設定され、数人の役者がいて、会話する。それのくりかえし。ただ場面(舞台)と役者が違うだけで、やってることは「会話」だけ。それが延々と2時間半も続くのだ。これじゃまるでラジオ劇だよ。全然映画の映画らしい部分など一カ所もないの。ダメじゃん。面白いワケがない。
その会話だらけのシナリオを「映画」にすることができなかったのは監督の深作欣二のせいだね。この人は映画らしい映画を1本も撮ったためしがない。
ALWAYS 三丁目の夕日
これシナリオが良くないわ。致命的だわ。山田洋次の爪の垢でも飲ませてやりたいところ。 演出も段取り芝居の連続で辟易する。
つーかさ、原作の西岸良平のマンガのよさがひとかけらも残ってないね。原作への冒涜だね。
ただ、風景を見事にCGで再現してるところには目を見張るモノがあった。そこには感服した。
が、照明が色もふくめて昭和33年とは思えないんだな。演出家は当時の風俗映画を山ほど観てから作るべきだったんじゃあるまいか。当時の匂いがまるで感じられないのだ。どう見ても21世紀に作られたレトロテーマパークみたいなもんでしかないんだな。
★は可憐で清楚な堀北真希チャンに。彼女はアイドル風の容貌なのに、しっかり俳優として地に足をつけてるところがイイね。
逆に子供たちの段取り芝居は気持ち悪くてなんか背筋が寒くなった。
シン・シティ
★★★★★ これロバート・ロドリゲスの映画だったのか!全然知らなかった。
元はフランク・ミラーが描いたハードボイルト劇画。で、その劇画のコマ割りや構図をそのまんま実写化した珍しい実験映画。丁寧なことに、監督はロドリゲスと原作者のフランク・ミラーになっている(一部をクエンティン・タランティーノが演出してる)。そりゃあ原作通りになるワケだ。
物語は3つ、それにオープニングとエンディングがついてる構成。
とにかく絵作りにビックリ仰天!!そして特殊メイクにビックリ仰天!!
こんな映画(映像)は観たことない!!もう目が点!!
ほぼ全シーンがデジタル合成ってのにもビックリ。
これは映画好きは全員観なきゃダメッ、必見!!







このページの一番上に飛ぶ