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映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ、☆は★半分の意)
ヴィタール
★★ 塚本晋也監督作品。いままでで一番静かな映画。音の印象がまるで残らないほど。
交通事故で記憶喪失になった青年が医学生になり、人体解剖の実習に与えられたのが、事故のとき一緒にいた恋人だった。というどーでもイイ物語。
撮影技術が圧倒的にウマくなってるけど、逆に面白さは激減している。
破綻しかけていそうでまとまっているのでコノ星の数になりました。
DEVILMAN
酒井彩名チャンがキレイに撮れてるので極悪をまぬがれました(笑)
まるで中学生が脚本書いて、どっかの大学生の映画研究会が監督したようなゴミクズ映画。
デビルマンのキャラデザインが寺田克也だってーのには仰天した。無駄に贅沢。
那須監督はこんなのが遺作。死んでも死にきれないでしょう。
ソドムの市
極悪 「リング」等のホラー映画やドラマの脚本で名をあげた高橋洋の初監督作品。
出来の悪いATG映画とゆーか、大和屋竺の悪い部分のモノマネとゆーか、とにかくヒドイ。
「私はバカですよー、脳タリンなんですよー」と表明しているような映画。
時間がもったいないので40分くらいで見るのをやめた。バカバカしい。金返せ。
恋の門
★★★★ 劇団「大人計画」を主宰する松尾スズキの脚本・監督作品。自身も重要な役で出演している。
石を使うマンガ芸術家の青年と、同人誌作家のコスプレ女と、元売れっ子マンガ家のバーのマスターが繰り広げる、マンガを軸とした変チクリンな恋愛映画。
松田龍平がだんだん父親に似てきてるね。ソックリなときあるよ。
で、酒井若菜がなかなかイイッ。この女優さんは一作ごとに確実に成長してるね。スゴイや。
松尾スズキが初監督とは思えない驚くような手腕を見せ、舞台の人がここまで映像の力を信じるかというのに驚く。映画でなければ為し得ない仕上がりになっているのがうれしい。
星を5つつけても全く問題ないんだけど、演出がクドイんで2度観る気はしないなあというのが正直なところ。なので4つ。
レイクサイド マーダーケース
なにこの退屈さは。ただの演劇じゃん。映画になってないじゃん。
この手の演出が最も嫌いなんだよね〜。 芝居じゃなくて、映像で語れよ、映画なんだからよう。
でもさすがに演技合戦はなかなか見物ではあった。ので星ひとつ。
ヘル・ボーイ
★★★ 同名コミックをギレルモ・デル・トロが脚本監督した実写特撮作品。
とにかくキャラクターが原作コミックそのままなのにビックリ!
ド派手なアクションシーンも満載なんだけど、なんか散漫な感じ。
なんでだろうと思ったら、コレ基本的には恋愛映画なのね。
恋をするということはいかなることなのかがメンメンと描かれてる気がすんの。
そこがねオイラにはヒジョーにタルくて退屈だった。
恋愛感情抜きでドッカンバッカンやってほしかったなあ。
たぶん続編の企画もあるんだろうけど、もっとストレートな戦闘特撮映画にしてほしい。
でも邦画もこのくらいのモノは作ってほしいな〜、いやマジで。
エイリアンvsプレデター
★★★ 思ったとーり普通の出来のSFアクション映画でした(笑)
脚本監督のポール・アンダーソンは「バイオハザード」の人なので、堅実な物語構成と演出を見せてくれます。ただ安い俳優しか使えなかったらしくバケモノが出ない前半がモタついてるのが残念。
後半のタイトル通りの激突の迫力はモノスゴイので実に楽しめました。だからほんとは☆3つ半というところなんですね。
予算の関係とはいえ、前半がほんと惜しい。脚本も演出も俳優の演技も。
宮部みゆき 理由
極悪 大林宣彦監督作品で、監督自ら「この映画はハッキリ賛否両論にわかれるでしょうね」と仰ってて、まさにオイラには拷問のような退屈な映画でした。
原作(未読)に忠実な映画化だそうで、忠実ながら映画的にどこまで飛べるかという実験映画だそうです。
100名以上の俳優が全員ノーメイクでそれぞれ事件について証言していくワケですが、全然物語が浮かんでこないんです。第一重要な登場人物の名前が覚えられない。イライラしましたね。
ちなみに原作者の宮部さんは涙が出るほど感激したそうです。

*DVDには大林監督が語るメイキング映像が収録されていて、そっちは面白かったし、新人スタッフへの愛情とその新人たちの活躍に涙が出そうになりました。
ほんとはすごくイイ映画だったんじゃないか、と思ってしまった(笑)でももう一度2時間40分つきあう気には正直なれません。
座頭市血笑旅
★★ 座頭市シリーズ最高の観客動員をした最高傑作と呼ばれているのがコレです。
(第一作「座頭市物語」は別格な大傑作なので、シリーズには入れない)
オイラは幼稚園の頃から座頭市映画が大好きで、親と一緒に公開されるたびに見に行きました。内容はほとんど覚えてませんが、勝新の見えないほどの速い殺陣に猛烈に感激していました。
で、この「血笑旅」ですが、どうもモタモタしていて面白くありません。
三隅研次監督、牧浦地志カメラという最高の組み合わせなのに、ココ!という見せ場が無いんですよ。
赤ん坊を背負わなければならなくなった市のアレコレが面白いんでしょうが、オイラには退屈でした。
モンスター
実在した殺人売春婦をシャーリーズ・セロンが凄まじいメイクで演じた実録映画。
あの人形みたいな美人のシャーリーズ・セロンがこんな姿でこんな芝居ができるなんて仰天!☆はその1点だけにつけた。体までブヨンブヨンになってんだよ〜。
クリスチーナ・リッチの普通の女の子っぷりや、ブルース・ダーンのジジイっぷりにも驚いた。
でも映画そのものは登場人物がダラダラとウンザリするほど喋ってるだけで退屈そのもの。
TAXI NY
★★ ボンクラ仏映画の人気シリーズを、ハリウッドでリメイクした映画。
物語はあいかわらず馬鹿馬鹿しいけど、カーアクションの映像はスゴイ!
冒頭の自転車滑走シーンもものすごい!
その2点だけは見る価値アリ。
血と骨
北系在日の崔洋一監督が、北野武を主演に撮った、在日朝鮮人戦後史。
オープンセットが素晴らしい。どこまでも続く通りの特撮も素晴らしい。
だけどこの映画も登場人物がワーキャー喋って騒いでるだけの退屈なモノ。
予言
つのだじろうのマンガ「恐怖新聞」の映画化。
原作と全く違う人物設定にしたのは正解だが(☆はそこに)、映画そのものは退屈極まる。
なーんにも怖くないの。ホラー映画なのに。
ブラックバード・ライジン
極悪 パッケージに完全にダマされた。
これイタリア製のパチモン戦争映画だった。
あまりにツマンナイので30分ほどで見るのやめた。
メノット
極悪 美人女優の国分佐知子がアラレもない姿に!という誰かの文章にワクワクしながら借りたんだけど、すーっかりダマされました。
主役はなにやらプライベートなエロ画像が流出して芸能界引退したという藤本綾。
最初で最後の映画出演がコレじゃあ可哀想だなあ。
ハナシはなんだかよくわかんないサスペンス仕立て。ゴミ以下。
ローレライ
★★★★ あまりイイ評判を聞かなかったんで期待ゼロで観たんだけど、面白いじゃん!
潜水艦映画ン中でも相当面白い部類に入るんじゃないの?
出演者がみんなカッコよく見えるし。
ただ第二次大戦終戦間近のムードが全く出ていないのはマイナス。
それは特に超能力者みたいな女性の衣装が今っぽすぎるからかも。
真夜中の弥次さん喜多さん
★★ しりあがり寿の原作マンガは好きなんだけどね〜。
もっとディープな映画にしてほしかった。
宮藤官九郎の脚本監督作業はフザケすぎ。
初監督作品としたらまずまずまとまってっけど。
ミリオンダラー・ベイビー
★★★★★ うひ〜クリント・イーストウッド監督はなんて酷な物語を作ったんでしょ。
あまりに悲しすぎるよ。胸がしめつけられる。
ボクシングを扱った映画だけど、主軸は人間達なのでボクシングに全く興味なくても充分観られる(とはオイラのことだが)。
映画に爽快感やら幸福感を求める人には勧めません。
でも確実にオススメ映画なのであります!上質!
バタフライ・エフェクト
★★★ 予告編でなんか精神的にキリキリしてそうな感じだったんで期待してたんだけど
「ビバリーヒルズ青春白書」タイムパラドクス版みたいな映画でした。
画作りがそう見せてるのかも。
もっと観てるコッチの精神をキリキリしてほしかった。
バットマン・ザ・ビギニング
★★★ なんだい渡辺謙ってチョイ役なんじゃん!あれなら誰でもいいよ。
そりゃともかく。
ブルース・ウェインの少年期からバットマンになるまでを丹念に描いている。
だから長い!2時間以内に収めてほしかった。
バットマンもだけど、ガギゴギなデザインのバットマンカーはカッコイイ!
次回作は作るのかしらん?このテイストなら第二作目があってもイイ。
この続きがティム・バートン版になるってんじゃ納得いかないぞ。
マシニスト
★★★★★ タイトル読んでなんだろうと思ってたら、単に「機械工」のことなのね。
1年間眠ることができずに骨と皮だけみたいに痩せてしまった機械工の男。
ある日から彼の前に不可解な出来事が襲ってくる!その意味は! という思いっきりヒッチコック好きが作った映画。オマージュシーンもいくつか見られた。
久しぶりに画面に集中しっぱなしだった。これは面白い!
精神崩壊ギリギリの緊迫感がたまらなく素晴らしい。
それになによりこの痩せた姿が上記の筋骨隆々なバットマンと同じ人とはとうてい思えない。
さらに「ガン=カタ」の名手な人とも思えない(笑)
この映画は文句無しにオススメ!
*オマケに入ってるメイキングも面白いよ。
コラテラル
★★★★ 一見トム・クルーズ主演の銃撃アクション映画かと(宣伝で)思わせといて、実はジェイミー・フォックス演じるタクシー運転手が主役の「巻き込まれ型サスペンス映画」の佳作なんでした。
このジェイミー・フォックスの役柄がイイんだよね。夢を実現できないままズルズルと12年もタクシーの運転手をやってる冴えない男なの。その冴えない男が目一杯必死にガンバル姿。この映画の見所はそこですね。
逆に殺し屋役のトム・クルーズが弱い、全くのミスキャスト。
いくら正式なコンバット・シューティングを訓練したとはいえ(8ヶ月も練習したそうで)トム・クルーズがトム・クルーズ以外に見えない。これじゃマズイでしょう。せっかくよく出来た物語で、ジェイミー・フォックスがいい芝居をしてるのに。
殺し屋はエド・ハリスかビリー・ボブ・ソーントンあたりが演じたらもっと怖い映画になってたろうなあ。
でも、ま、そこを目をつぶればかなりイイ出来(2度観れるくらい)のサスペンス・アクションになってました。
セルラー
★★ 予告編ではすさまじいサスペンス風で楽しみにしてたんだけど、お軽い薄っぺらなサスペンス映画。
テレビドラマみたいなヒマつぶし程度の出来でした。米国西海岸の娯楽なんてのはこんなもんか。
何カ所にも仕掛けられたサスペンスも、いかにも計算して入れましたって感じで緊張感が出てない。サスペンスを部品扱いするとこーなるという見本。
あまり映画を観てない中学生あたりには喜ばれそう。
不思議惑星キン・ザ・ザ
いかにも古臭い映像だけど、なんと作られたのは1986年と割と最近(日本公開は1991年)なんでビックリ。
「巻き込まれ型SF」を題材にしたソ連(グルジア)製の低予算オフビート・SFコメディ。
オイラね〜オフビート・コメディってのが苦手でさあ。ユルイだけじゃん。ゴムのゆるんだステテコみたいな映画。公開当時批評家からボッコボコにダメ出しされたらしいけど、その気持ちよ〜くわかる。
ただ低予算だからこそ生み出された造形物や風景には感動した。乗り物のフィギュアとか欲しいもん(笑)
それにしてもこのノリで135分ってのは長すぎないか?オイラ途中で2回も休憩入れたぞ。クー。
*韓国焼酎の「JINRO」の妙なノリのCMはこの映画に影響されてんのかな?
コンスタンティン
★★★★★ これは面白い!まさにオイラ好み!
タバコの吸いすぎで肺ガンのエクソシスト探偵が、天国と地獄の狭間に仕掛けられた罠を突破するというハードボイルド・オカルト・アクション。
主役を演じたキアヌ・リーブスがカッコイイ!
原作はマンガ(DCコミックス)だそうだが、おそらく原作を越えていて、2時間弱画面に夢中にさせるだけの力のある映画に仕上がってた。
画面の隅々まで気配りが効いてるのが立派。特撮のセンスも抜群。
エンドロールが終わるまで見てないと、最後の最後にもうひと場面あるので注意。
続編も作れそうな感じ。作らないほうがカッコイイけどね。
コーヒー&シガレッツ
★★★★★ これはDVDソフト買っちゃいたいなあ。
ジム・ジャームッシュ監督による可愛いモノクロ短編連作集。
キーワードはタバコとコーヒー、それに会話。
11の場面があるんだけど、どれも思わずクスクス笑う仕掛けがほどこされててチャーミングで素敵〜。
「いとこ」のケイト・ブランシェットの一人二役は監督のインタビューを見るまでわかんなかった!
「コーヒー&シガレッツ」なのに紅茶の話が混ざってるのも可笑しい。
ノンビリボンヤリくつろいで、それこそコーヒーとタバコを用意して見るのがお似合いな映画。
特別なことは何も起きないのがイイ。どれも人生のどうでもいい一瞬をちょっとだけ切り取ったような物語。
「しまった!やられた!」と思った映画人が何人いるだろう。
エンドロールに流れるイギー・ポップの曲もカッコイイぞ。
エターナル・サンシャイン
なんてツマンナイ映画なんだ!
ある男(ジム・キャリー)が仕事をズル休みして海に行き、ある女と出会い、恋に落ちる。
が、ある日彼女の記憶から彼の記憶が消えてる。
その男は悲しみのあまり自分の記憶から彼女を消そうと、彼女が行ったと思われる記憶消去会社に行って、記憶を消してもらおうとするが・・・
なんかフジテレビの「世にも奇妙な物語」にあったような話なんだよな〜。あったよねえ?
映画はその記憶消去最中の脳内の記憶が映像化されてるという趣向。
これが全然面白くない。ツマンナイ台詞の洪水にアクビがとまらないほど。
主演のジム・キャリーもケイト・ウィンスレットもなーんにも魅力がないし。
それになんだい、このオチは。
見るだけ時間の無駄な映画。
THE JUON 呪怨
★★ まるっと「劇場版 呪怨」のハリウッド・リメイク。
「劇場版 呪怨」が「オリジナルビデオ版 呪怨」のリメイクだったんで、リメイクのリメイクなんでした。まるっきり同じ話。
撮影隊が丸々日本のスタッフで、舞台がほんとに日本で「呪怨」そのものなので、日本映画に外人が主演してるって感じ。
サム・ライミが「金はオレが集めるから外人主演で同じの作ってくんない?」と言ったかのよう。
なので「呪怨」シリーズを未見の人には衝撃的だろうけど、ビデオ版で衝撃を受けて、映画版でアクビした人には退屈であろうなあと思う。
コピーのコピーが劣化するように、リメイクのリメイクはやはり劣化するんでした。
僕の彼女を紹介します
★★★★ オイラは「メガネの可愛い娘ちゃん」フェチであると同時に、「銃を撃つ(持つ)可愛い娘ちゃん」フェチなんである。
それはそれとして、この映画は警官モノをベースにした悲恋ファンタジーなんだけど、実は「新・猟奇的な彼女」と題すべき映画なんでした。
監督と主演が「猟奇的な彼女」の人なんだよね。監督の名前覚えてないけど。
あの映画でチョン・ジヒョンのファンになった人は必見。
そしてなおかつ「銃を撃つ可愛い娘ちゃん」フェチにも必見。
チョン・ジヒョンちゃんがリボルバーを、そしてベレッタを撃つ姿にホレボレ。カッコイ〜。
公開時、評論家にボロクソ言われた映画だけど、オイラは大好きな1本。ダメ映画でも好きなモノは好き!
客を選ぶ映画であることは確かだけど、ぜひ「猟奇的な彼女」とセットで観ていただきたい(でないとオチの意味がわからない)。
ZOO
  これはアニメ1本を含む5作品で成り立ってる短編集なので、各々星取の形にします。
あらすじも感想も書きませんが、出来はその星から推察してください。
どうやらこれは乙一という人の短編集を映画化したものらしいのですが、その乙一という人を知りません。
ちょっとでもなんか書くと短い作品ばかりなのでネタバレしちゃうのでこの形で失礼。
では。
・「カザリとヨーコ」☆☆☆☆☆
・「SEVEN ROOMS」☆☆☆☆☆
・「SO-far」☆☆☆
・「陽だまりの詩(アニメ)」☆☆
・「ZOO」☆
以上。
シークレット・ウィンドウ
★★★★★ ジョニー・デップが妻を寝取られた売れっ子小説家を演じたサイコスリラー。
彼の元にある日突然帽子をかぶった痩せた大男がやってきて、あんたの小説はオレの作品のパクリだ、といいがかりをつけてくる。
ここでオイラは、はは〜んまた「ミザリー」みたいな話なんだな、と思ってた。原作が同じスティーブン・キングだし。
ところがドッコイ、中盤以降、想像を超えた物語が展開するのだよ。エエエエエエエー!!って。
もうね、最初の1カットからタイトルバックの映像からよーく観とかないとダメだよ。
オイラはすっかり製作者の術中にハマってしまった!すっかりダマされた!まさかこうなるとは!
思い返せば(かつ、言われてみれば)冒頭のタイトルバックからして変なのだ。
まるで手品だよ。完璧なミスディレクションがそこここに仕掛けられてんの。
いや、まいりました。オススメです。
DVDで鑑賞する方は特典映像の全てを観ることもオススメします。
オペレッタ狸御殿
★(もしくは「悪」) ミュージカル(オペレッタ)狸御殿シリーズというのは1938年の「狸御殿」以来、大映の看板ミュージカル映画の代表格で、そもそもは宝塚の持ちネタであったというほど歴史のあるものなのだ。
「歌う狸御殿('42)」「春爛漫狸祭('48)」「花くらべ狸御殿('49)」とあり、なんとアノ市川雷蔵主演でも「初春狸御殿('59)」という素っ頓狂な映画まであるのだ。
脳天気で豪華で華やかで楽しい映画シリーズなんである。
鈴木清順監督も若い頃それらを見て「いつかオレも!」と思っていたのであろう。その思いに星をひとつつけた。他に意味はない。
30年も温めてきて、できあがったモノは、ロングのマスターショット多用の退屈な映画になってしまったのだった。妙チキリンなカット割りの名人(迷人)鈴木清順も老いたな、というのが正直な感想。
「眠くてたまらぬ」とは劇中のオダギリジョーのセリフだが、こっちが言いたいわい。
デジタル処理の多用というのも安っぽさを増幅させているのかもしれない。フルCGの美空ひばりには仰天したが。
「カット割り原理主義者」のオイラには耐えられないシロモノであった。
そもそもオイラはチャン・ツィイーの顔がダメなのだ。苦手なのだ。生理的なモンなので仕方あるまい。
逆に眉をツブした薬師丸ひろ子がキレイなのには驚いた。映画「羅生門」の京マチ子に似てる。
音楽にムーンライダースのマッドサイエンティック超絶ギタリスト白井良明が参加してるとは!!
好事家の方のみどうぞご覧くだされ。自己責任で(笑)
ハウルの動く城
★★ スゴイ描写力には圧倒されたものの
全然面白くない。見所が一箇所も無い。
ただ声優陣は全員がハマっていた。
キムタクなんて言われなければわからないほど。
大泉洋とかも。
星はその描写力と声優陣につけたモノ。
しかしくりかえすがホントに全く面白くない2時間。
ただなんとなくダラダラ過ぎてくだけ。
あの波瀾万丈を面白可笑しく見せることにかけては右に出る者ががいないハズの宮崎駿なのに・・・老いたか?
ガッカリな1本でありました。
サバイブ・スタイル5+
いかにもCM演出家が作りました感丸出しのオフビートコメディ。
気取ってんじゃねーやといいたくなるこのイラツキ感。
映画をナメてんじゃねーぞと怒鳴りたくなるムカツキ感。
オッシャレ〜な先端をイッてるような男女が
「サイコーに面白いよね、オシャレだし」
とかなんとか言ってるのが目に浮かぶ感じ。
こういうのをゴミ映画とゆーのだよ、バカタレ諸君。
星は小泉今日子の走りっぷりに。
マイ・ボディガード
★★ 2時間半は長いよッ!!
しかもトニー・スコット監督お好みの「光のかぶり」の処理がウザイッ!
デンゼル・ワシントンが元対テロ部隊にいた殺しのプロを演じているハードボイルド。
気持ち悪いほどの名子役ダコタ・ファニングが共演。
舞台はメキシコ。そこでデンゼル・ワシントンはダコタ・ファニングの ボディガードになるという話。
前半ダコタ・ファニングが誘拐され、デンゼル・ワシントンが負傷。
後半デンゼル・ワシントンが復讐に燃えて殺しまくる。
その単純なハナシをグラグラ揺れるカメラ、細かすぎるカット割り
上記のデジタル処理による画像加工で描いているんだが目が痛いッ。
トニー・スコットは映画の画面処理をなんか勘違いしてんじゃないか?
これ原作は面白いらしいね。
誰も知らない
この映画はツライ。
親に捨てられた子供たちの生活をドキュメンタリータッチで描いた内容が、ではなく
全く抑揚の無いダラ〜と続く映画そのものを見るのがツライのだ。
しかも2時間以上もダラ〜としてるのだ。
つまりは全く面白味の無い、見どころの無い退屈な映画なんでした。
上記のトニー・スコットとは正反対な演出。
主役の子がカンヌで主演男優賞を撮ったワケだけど、よほど他にイイ映画がなかったんであろう。
しかし徹底したドキュメンタリータッチには感心しちゃったので星イッコ。
この監督のリズムなんだろうね。オイラのリズムとは全然合わない。
次回作は立ち回りの無い時代劇だそうだけど、また抑揚の無いものになるのか?あ〜ヤだヤだ。
河内カルメン
★★★ 今東光原作の小説を、鈴木清順監督が1966年に映画化した作品。
河内の貧乏な家に育った主人公が、大阪(都会)に出て男を渡り歩くという物語。
物語そのものはたいして面白くない。どーでもいいじゃんといいたくなるほど面白くない。
星3つは全て主演の野川由美子に!!
この映画、なんといっても彼女のキレイさ可愛らしさ(当時22才)が全てなんである。
まるで石森章太郎の描く美女がそのままでてきたような、といえば想像できるだろうか。
彼女を見てるだけでホレボレしてしまうのだ。
*22才といえば今でいうところの小倉優子と同じ年!到底同じ歳には見えない。
演劇的な舞台セットや水や火を使った異様な鈴木清順らしい演出が徐々に出始めているところは興味深い。
ティム・バートンのコープス・ブライド
★★★★ 構想から数えると10年かかった労作の人形アニメーション。
人形とは到底思えない見事な動きに仰天! ひとつの頂点なのではないのでしょうか。
ならなぜ☆がひとつ足りないのだ!という御意見ごもっとも。
この作品、半分ミュージカルなのです。オイラは基本的に苦手なんです、ミュージカル。
物語はシンプルで、その分実に見せ場(見どころ)が多いんですね。
(シンプルなので内容に触れられない、このもどかしさ!)
ミュージカルが好き!というアナタなら確実に☆5つでしょう。
そのくらいスゴイですよ。オススメです。
*特典のメイキングもぜひご覧下さい。ヒョエ〜となりますから。
SAW 2
★★★★ あの衝撃的な前作の脚本監督コンビは今回製作総指揮にまわって
PVなどを撮ってきた新人映画監督に脚本監督をまかせてます。
前作「SAW」がサンダンス映画祭で話題になってた頃
似た内容のシナリオをひっさげて来ていたのがこの監督だったんだそうで
パクリといわれるどころか、前作の製作者ふたりに認められて
そのシナリオに手を入れて作られたのがこの「SAW 2」なのだそうです。
太っ腹と言いましょうか、実に気持ちのイイ話ではありませんか。
なのでこの映画は前作をひきずってるものの新たな視点で物語が描かれています。
個人的には前作よりもパワーアップしてると思いました。
ではなぜ☆が4つなのかというと、最後に「まだ続ける気かよ!」とツッコミたくなったからであります。もう「SAW 3」はいらないでしょう(製作決定だそうです=笑)
この映画は仕掛けが全てなので内容については書けません。あしからず。
とにかく見てッ!完全にダマされて釘付けになること請け合いますよ〜
ブラザーズ・グリム
絵はものすごくウマイのに、とんでもなく退屈なマンガってあるでしょ?
このテリー・ギリアムの新作はまさにそれ。
素晴らしいセットに衣装、そして小道具。
しかしシナリオが悪いのか、演出がボケてるのか、ものすごくツマラナイ。
ほんとにギリアム作品なのか?と疑いたくなる。
観るだけ時間の無駄というもの。
タッチ
★★★ 実を言うと、この原作マンガを読んだこともないし、アニメも観たことがない。
「懐かしの〜」系の番組でチラと見た程度で、ほぼ全然知らない物語に近い。
なのでマンガやアニメとは比べようがないんだけども 一応標準的な青春野球映画に仕上がってると思う。
もうあとひとつふたつキメがあると感動も大きくなったろうにとも思う。
(監督の犬童一心にケレンを求めるほうが無理なハナシだが)
主演の長澤まさみはさすがにキレイで、どんなカメラ位置から撮られても、またどんな表情仕草をしても完璧な美少女でいるところがすごい。
反対に主演の双子の少年が猿顔でブサイクなんだが、あれでイイのか?、ベビーフェイスな美少年の双子はいなかったのか?
そこがクリアされてたら☆はひとつ増えてたかもしれない。
だってカッコ悪いんだもん、主役の猿顔の双子。
長澤まさみの引き立て役だからコレでいいのかもしれないけど、映画としたらミスキャストだと思う。
長澤まさみファンなら必見の1本ですよ。
プライマー
2004年のサンダンス映画祭でアルフレッド・P・スローン作品賞とドラマ部門審査員大賞の二冠に輝いた超低予算自主製作映画。なんと7000 ドル(1ドル=105円 換算で 735,000円)で製作されたという。
監督・製作・脚本・撮影・編集・音楽・出演の7役をこなしたのはシェーン・カーラスという青年。
物語は、若きエンジニアたちが新製品開発中にタイムマシンを作り出してしまい、過去へ行き来してる間に自分と遭遇しタイムパラドクスが起こるというものだが、時間軸を切り刻んで編集してあるので、どこが現在でどこが過去なのかは見ててちっともわからない作り。それを良しとするか否とするかで評価は変わるだろう。
オイラが悪としたのは、セリフの洪水で、つまりは喋って全てを語っているというその1点に限る。映画になってないのだ。映画なら画で語れ!と言いたいわけ。
それでも興味のある方はぜひ一度ご覧あれ。あなたには傑作かもしれませんよ。
サマータイムマシン・ブルース
SF研究会部室のクーラーのリモコンが壊れた!
そこにタイムマシンがやってきて、過去に戻ってリモコンを取ってこようと試みるが・・・というドタバタコメディ。
どうやら舞台劇の映画化らしい。
でもね〜空回りしてるとしか思えないんだよね〜。面白くないの。
劇中のテンションに全く乗れないの。勝手に画面の中だけドタバタしてるっつーか。
それが観てるこっち側を巻き込まないんだな。だから面白くない。
なにが問題でそーなってるのかはわかんない。シナリオ?演出?演技?
でもツマンナイとはいえ、なんとなくボ〜っと最後まで観れちゃったんで☆イッコ。
ファンタスティック4
★★ マーベルコミックの最古参のひとつの実写映画化。
でもファンタスティックフォー誕生物語なのでちょっと退屈。
オイラがそもそも「誕生物語」ってのが苦手だってのがあるからかも。
観たいのは主人公たちの大活躍で、苦悩でも葛藤でもないのだ。
CG全盛でこういう特撮映画にチッとも驚かなくなってる自分にもウンザリ。
米国の中学生あたりには大人気かも?
ジェシカ・「ダーク・エンジェル」・アルバがとっても可愛いし。
チャーリーとチョコレート工場
★★★★★ ロアルド・ダールの児童文学を、ティム・バートン流に料理した傑作ダーク・ファンタジー。
ロック・オペラの要素もふんだんに盛り込まれていて楽しい。
色んな映画のパロディが露骨に出てくるのもバートン映画では珍しいのでは?
最初から最後まで時間を忘れてイッキに楽しく観れる映画。
次から次と観客を全く飽きさせることがない仕掛け盛りだくさんなのが楽しい。
でも「貧しくても正しく生きていればきっといいことがある」という教訓めいたところがハナにつくけどね。
この映画は老若男女がみんな楽しめる映画だと思う。ゼヒ事前情報ゼロでご覧あれ。
しかしジョニー・デップという男は引き出しの多い俳優だね〜。
銀河ヒッチハイクガイド
極悪 これ原作小説を高校の頃だか大学の頃だかに文庫本で読んで、モンティパイソンみたいな面白さに抱腹絶倒したもんだけど、あれはいったいなんだったのか、と思えるほどこの映画はヒドイ。
笑える部分が一箇所も無いうえに、映画そのものが退屈のかたまりなんでした。
DVDのパッケージを見て、イヤ〜な予感はしたんだが、それがまさに当たってしまったというワケ。
スタッフにもキャストにもお笑いのセンスが無いらしい。
SF映画としても最低の部類に入るだろうね。
この映画は決してお勧めしません。時間の無駄です。
Mr&Mrs スミス
タイトルこそヒッチコック初期の「スミス夫妻」と同じだが、内容は全く違う。
夫婦を扱ったサスペンスコメディ(これはアクションコメディ)という点は似ているか?
内容はダニー・デビートが監督した傑作夫婦喧嘩映画「ローズ家の戦争」みたい。
だけど面白味が全く無い、テンポも悪い映画に仕上がってます。
よーするにツマンナイ。予告編の小気味よさをこの映画に求めると痛い目にあいます。あいました。
いかに我が愛するアンジー姐さん(アンジェリーナ・ジョリー)が出ててもダメなもんはダメ。
とにかく初めから終わりまでダラダラしてんの。そこがダメ。
肝心の見せ場である銃撃戦も全然カッコよく撮れてない。それじゃダメでしょ。
見るだけ時間の無駄でした。
☆がひとつついてるって?これはアンジー姐さんに捧げたファンメッセージみたいなもん。他意はない。
ドミノ
映像こねくりまわして、頭からケツまでガチャガチャドチャドチャしてて、物語が全然わからない。
はい、こんなことする人はトニー・スコット監督しかいませんね。
作ってる当人はカッコイイつもりなんだろうけど、イカレてるとしか思えない。
コンピュータなんてオモチャに頼りすぎ。
主人公のドミノってのは実在した女賞金稼ぎらしく、その人をモデルにガチャガチャドチャドチャした映像劇に仕立てたのがこの映画。映画なのか?
音楽の使い方もたーだウルサイだけ。耳障り。
5年10年したら最も恥ずかしい映画のひとつに数えられるだろうね。この手は。
CMディレクターとか喜びそうな感じ。
ドミノの吹き替えがヘタだなあと思ったら真鍋かおりだった。素人じゃん。
イントゥ・ザ・サン
スティーブン・セガールが日本で大暴れする一種トンデモ映画。
日本のオフィスビルの中にCIA日本支部があったり、FBIが日本の捜査に普通に出入りできたり、日本はアメリカのひとつの州なのか?
そういう具合なので日本人俳優多数出演していて、日本語がバンバン飛び交う珍しい米国映画。
(よってこのDVDに吹き替え版が入ってない)
セガールも得意の関西弁でボソボソ何か喋ってるぞ。←聞き取れない(笑)
都知事(候補?)暗殺をめぐる、ヤクザ、政治結社などの陰謀にセガールが挑むんだが、演出が稚拙なので何が起きてるのかがハッキリしない。
もっと単純ストレートにセガールの武術を見せる映画にしたほうがよかったのでは?
SHINOBI
★★ 山田風太郎の「甲賀忍法帳」の実写映画化。
忍法合戦はなかなかの見物だが、全体的に叙情的。なんだいそれ。
もっとエグイ(気味悪い)忍法勝負を延々とクドイほどに見せつけてほしかった。
ケレン味タップリな勝負の演出がなかなかイイだけにもったいない。
だから食い足りない感じが最後まで残るんである。あ〜あとひとくち喰いたいなあ的な。
観客をグイグイひっぱって、ノドがカラカラになるほどの忍法勝負がオイラは見たいのだ!
なぜか日本人は情緒に(ウェットに)持っていこうとするのね。
もっとドライでいいじゃん、といつものように思うんでした。
しかしオダギリ・ジョーは芝居がヘタだね〜。
フォーガットン
謎が膨らむ前半までは面白いんだがなあ。
1年ちょっと前に息子が飛行機と共に消え、その母親は毎日その子供のことを思って泣き暮らしている。
だがある日から息子がいた証拠が次々と消えていく。
夫までも子はいなかったと言い出し、そのうち夫は妻を知らないと言い出す。
いったいなにが起きてるんだ!という謎。これにはワクワクさせられる。
ところが中盤から「あれぇ?これってひょっとして、いやまさかそんな安易な」と観てるこっちは思いだす。
そしてそれがそのとーりの結末を迎えてガックリ。
ほとんど「夢オチ」みたいなもんじゃないか。
なんの情報もなければ途中まではかなり楽しめる1本。これ読んじゃったんじゃ意味ないけど(笑)
ライフ・アクアティック
極悪 ドキュメンタリー映画監督のズィスーが、仲間と共に続編映画を作るために船を出す。
息子かもしれない青年やら、資金出資の見張り役がいたり、妻が出てったり、仲間たちの昔話を含む会話が延々とダラダラと続く海洋アドベンチャー風映画。
コメディのつもりで作られてるみたいだけど、いったいどこを楽しめばいいのかオイラにはサッパリわからない。これ見てゲラゲラ笑ってる人がいたら詳しい感想が聞きたい(と思ってネット検索したら熱狂的ファンが多くいたんでビックリだ)。
妙に豪華な出演人、全てCGの海の生き物、デヴィッド・ボウイの曲をポルトガル語でボサノバミュージシャンが演奏してたり、変なことだらけなのに、だからどうしたなんだってんだという感想しか出てこない。
ロボッツ
★★★ ロボット世界を描いた3DCGアニメーション。
発明好きに生まれ育った主人公の青年ロボットが、田舎町から大都会に出て、憧れの会社へ赴くが、そこはかつての気のいい社長が追い落とされ、新たな商売中心主義の社長が「古いロボット」を無くして「新たなロボット」の社会を作ろうを試みてるのだった。
主人公の青年ロボットは下町の下層階級のボロロボットたちと一緒に、この新しいロボット主義に立ち向かうのだった!
とまあ、よくある話ではあるんだが、そこはそれ登場人物全てがデザインに工夫を凝らしたロボットたちだから、サラ〜と見れちゃうというワケ。
良くも悪くもファミリー映画の典型ですね。
見どころは隅々にまでいるロボットたちのデザインの工夫さ加減かな。ビッシリ作り込まれてるからね。
90分に満たない長さも丁度いい感じ。
ご家族みんなで一緒にご覧なさい〜と言いたくなる1本ですな。
*こういうの見るとピクサーの3DCGアニメってのがいかにシナリオに力を入れてるのかがよーっくわかる。







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