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映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ、☆は★半分の意)
東京ゴッドファーザーズ
英題:TOKYO GODFATHERS
★★★★★ 「パーフェクト・ブルー」「千年女優」の今敏監督の最新作アニメ。
オッサンとオカマと少女のホームレス三人組がクリスマスの夜に赤ん坊を拾ってしまい、その子の親を探すうちに次々と幸せに導く「偶然の数々=奇跡」に巻き込まれるという超絶ハイクオリティ・ファンタジー・コメディ。
タイトルの元にもなった、ジョン・フォード監督の「三人の名付け親(原題:THREE GODFATHERS=ウィリアム・ワイラーの「砂漠の生霊」のリメイク)」を、フランク・キャプラ監督が東京で撮ったような雰囲気。
笑って笑って心に染み入る超超大大傑作!!星の数、この倍つけたいくらい。
現時点でのアニメの頂点じゃないかってほどのクオリティで、人間を、東京という街を、素晴らしく見事に描ききってんの。アニメどころか日本映画史に残るべき映画になってんでした。
特に、この信じられない背景は、資料を元にしてるものの全くの創造物。再構成された東京。「単に写真を絵にデジタル加工したモノ」と誤解してる人もいるみたいだけど、それは間違い。街がね、主人公たちを見つめてるの、色んな顔で。最後には・・・ま、ご覧なさいな(笑)
シナリオも絵も動きもカット割も背景も小物も遠見の人間も、その全てが完璧。そして音楽がムーンライダース!これがイイッ!
あ〜ホントいいものを観た。立て続けに2度観た。観る度に発見がある!
絶対の必見!!コレを観ずに何を観るとゆーのか!!
ドッペルゲンガー
英題:Doppelganger
「CURE」「ニンゲン合格」「アカルイミライ」の黒沢清監督のグズグズダラダラの最新作。この人は傑作と失敗作を交互に作るなあ。これは凡作の下。愚作「回路」に並ぶほどではないにしろ。
集中力を欠いたピントハズレな物語に辟易。
星は次の二点に。まずユースケ・サンタマリアの演技。これは素晴らしかった。意外な名優なんですな。それとデジタル合成の役所広司の二役映像。これをやりたかっただけなんじゃないの?と思うほど。役所の周りを役所がうろつきまわり、役所が役所に手をかけ押さえつける。CMじゃ割と見かける特撮ではあるんだけど。
とはいえ特にお勧めする価値はない。
陰陽師 II
極悪 前作も凡作だったけど、これはヒドイ。最低の出来。邦画の悪い部分を全て出し切った感じ。
いい大人が寄り集まって金かけて小学生並の学芸会をやってるかのよう。大根陳列会場のホームビデオかコレは。
原作者(夢枕獏)が脚本に参加してるよ。あーあ。
ゴミ以下。即刻廃棄処分にせい!つーか金返せッ!!
ちなみに唯一(!)の見せ場、深田恭子の背中ヌードはボディダブル(代役)であった。
フォーン・ブース
日本語版
原題:Phone Booth
★★★ 何者かからの電話で、電話ボックスにとじこめられた男。電話を切るとライフルで狙い撃ちにするというのだ。その異様な状況を90分リアルタイムで描いたサスペンス。一幕モノの舞台(会話劇)や、よくできたテレビドラマを見ているような感じ。
会話のやりとりがよくできていて過不足無く楽しめるんだけど、被害に遭う男が業界のチンピラみたいなヤツで物語にのめり込めず、ハラハラ感が薄いんでした。ここで起きてる事件が観客とまるで関係無いんですね。それじゃあ今ひとつでもしかたがない。
犯人を誰が演じてるかがわかった瞬間、なーるほどそれでね、と思える人には思える仕掛け。それ以上は言えないのがもどかしい。
製作がデヴィッド・ザッカー(ザッカー兄弟の兄)ってのには驚いた。この人「ケンタッキーフライドムービー」や「フライングハイ」それに「裸の銃を持つ男」シリーズといったおバカコメディを弟と脚本監督している人。弟が「ゴースト」なんかやったのがくやしかったのかな。いつかはオレも普通の映画やるぞって。
脚本はラリー・コーエン。ホラー特撮オタクには「悪魔の赤ちゃん」シリーズや「マニアックコップ」シリーズや「空の大怪獣Q」なんかで名の知れたB級C級ホラーの人って印象だろうけど、実は「刑事コロンボ」のストーリーメーカーとしても有名なんでした。さらには「続・荒野の七人」の脚本もこの人なんですね。大ベテラン。
監督はジョエル・シューマッカー。この人は元々衣装デザイナーでウディ・アレンの「スリーパー」の衣装を担当してた人。その後脚本家になって「ウィズ」や「カー・ウォッシュ」で注目され「縮みゆく女」で監督デビュー後、「セントエルモスファイアー」が話題になり、「フォーリング・ダウン」でカンヌ映画祭でパルムドールを受賞して一流の仲間入りした人。「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」でラジー賞も取ってるけど(笑)
呪怨2 劇場版
大好きな女優・結城しのぶ姉さんのお姿を久々に拝めたのと、第二話(新山千春のアパート事件)のアイデア、それと映画全体のオチのカッコよさ、それらをひっくるめて星ひとつ。
しかし全体として観るとグズグズに退屈。眠くなるほど面白くない。このシリーズは回を重ねるごとにツマンなくなってくなあ。
前作の劇場版1もだけど、伽椰子・俊雄の亡霊母子が出張しすぎ。しかも母・伽椰子が段々コントじみてきちゃってるし。
もうビデオ版一作目の吐き気すら覚える怨念のすさまじさも、悲鳴を上げたくなる不安感も、まったく無いの。もしこの劇場版2で泣くほど怖いという人は、ビデオ版一作目観たら狂死するね(笑)
カメラも平々凡々だし。せっかくのクライマックスも三池崇史の「牛頭」で先にやられちゃってたし。しかももっと効果的に。
こりゃあ米国版「THE 呪怨」の出来も不安だねえ。
キル・ビルvol.1
原題:KILL BILL vol.1
★★★★★ ぶははははは!面白ェ〜!なんだこりゃァ(笑)
タランティーノ監督が自分の好きな映画をサンプリングして、実写アニメの趣にコラージュしたスクラップ映画の怪作。
ただし作ってみたら長すぎたので半分に割ったという前編なんでした。後編は前半とまるで違うタッチになってるそうだけど、もともと1本なんだから不思議はないでしょう。全部観るとこの映画がタランティーノ版「子連れ狼」だったことが判明するらしい。若山版へのオマージュ。
で、この前半戦。賛否両論だそうだけど、映画は「目で観る音楽」でもあるのだから、ラップなんかで使われるサンプリング手法を映画に応用したこの作品の方法論は云われるほど珍奇ではない。
むしろその再構成力と、編集がもたらす映画のリズム、そして既製音楽の使い方のセンスと非凡さを称賛すべきなのでした。タランティーノはタダの映画バカではないのだなあ。ただねえ、敵を発見したときに流れる曲が「ウィークエンダー」のテーマ曲(ホントはクインシー・ジョーンズの「鬼警部アイアンサイド」のテーマ)でさ、それが流れるたんびに「新聞によりますと・・」ってセリフと若き泉ピン子が浮かんでしょーがなかった。若い人は知らないだろうけど。
通しで2回、青葉屋でのゴーゴー夕張との死闘までをさらに2回観ちゃった。キャハハ
星5つはあくまでオイラ個人的な感想。この映画が誰にでも同じ感想を持たれるかとゆーとそれはどうかな。抵抗ある人も多かろう。
しかし一見の価値は充分にある。オススメッ!
そして絶対に字幕版で観ること!
HERO 英雄
日本語版
原題:HERO 英雄
市井の人々を描くと天下一の演出力を誇るチャン・イーモウ監督による超大作時代(武侠)劇。秦王暗殺をめぐる逸話のひとつを映画化したもの。
中国映画ならではの人員物量大作戦が生み出す画面とCG処理を加えての雨のような矢群の破壊力は、クリストファー・ドイルのカメラも相まってスッゴイ迫力。だけどそれは物語の背景にすぎないんでした。
主題となる暗殺者(もしくは暗殺者たち)の「羅生門」にも似た虚々実々の展開はファンタジー色が強すぎて退屈だった。特に一番の見せ場であろう剣劇が舞踊以外の何者でもなく、映像は美しいがそこには殺陣の美学なるものは無い。ワイヤーワークの空中戦も安っぽい。
ひょっとしてチャン・イーモウ監督は、黒澤明タッチで少女マンガを描こうとしたのか?続編の「英雄2」はラブストーリーだっていうし。
ダークネス
日本語版
原題:DARKNESS
★★★ 「シャイニング」+「悪魔の棲む家」ってな趣のスペイン製悪魔召還ホラー。本国では史上二位の観客動員記録を作ったんだって。
スペイン映画ながら出演者は各国の俳優が勤めている。主役は「ピアノレッスン」で最年少オスカー受賞したアンナ「X-MEN」パキン。お母さん役にはスウェーデン出身のレナ「蜘蛛女」オリン。この人はいるだけで怖いから不思議。そして「シャイニング」しちゃってるお父さんはイアン「ゾルゲ」グレン。祖父にはイタリアの名優ジャンカルロ・ジャンニーニ。
物語はジックリ、ジンワ〜リ、ユッタリと進行していくが、中盤〜後半、そしてエンディングへと恐怖が膨張していく丹念な作り。でもその丹念さが若干の退屈さを呼んでいる。衝撃のラストが待っているというのに、それは残念だった。
この映画、特に前半のカメラ(照明含)が素晴らしい。それだけでも一見の価値がある。
ミニミニ大作戦
日本語版
原題:THE ITALIAN JOB
マイケル・ケイン主演の同名傑作映画('68)のリメイクで、豪華キャストを寄せ集めて作り上げた大駄作。
粋さも、爽快感も、サスペンスも、面白い要素がまるで描けてないうえに、キャラクターも薄っぺら。派手なアクションシーンも眠くなるばかり。
星を極悪にしなかったのは次の2点。シャーリーズ・セロンがムッチャクチャ綺麗!素敵!ってこと。もうひとつは、冒頭の事件が終わって、カメラが水底からどんどんクレーンアップしていってベニスの町の全景が見えて、そのまま空まで行きパンすると雪山になっているというCG使った長いワンショット。おおっと思うほど素晴らしい出来だった。本筋とはなんにも関係ないけど(笑)
デッドコースター
日本語版
原題:FINAL DESTINATION 2
★★★★★ 続編に良作無し、というのが通例なんだけど、これは例外中の例外!アイデア倒れの凡作だった「ファイナル・ディスティネーション」の続編のコレは圧倒的な破壊力を持った傑作になってんでした。
監督は、「マトリックス・リローデッド」で唯一の見せ場だった高速道路シーンを作り上げたデヴィッド・エリス。
なにが違うかってーと、前作を作ったのが「X-Files」の脚本家で、言葉から連想する人だったのに対して、コチラは絵から連想して作り上げてるってことなんですね。もう圧倒的に「純粋映画」。やっぱこの手の映画はこうでなきゃ。日本の映画人はこういう映画から学ぶべきだなあと思うんでした。
ただ猛烈な死にっぷりの連続なので、そういうのが苦手な人にはオススメできない。苦手じゃなーい、って人には絶対のオススメッ!
英語がネイティブじゃなかったら、迷わず日本語版を選ぶべし!!画面で起きることに集中しましょう。
地獄甲子園
英題:BATTLEFIELD STADIUM
漫☆画太郎とかゆーエラク絵のヘタクソなギャグマンガ家の同名作品を、北村龍平作品で助監督をしていた山口雄大が監督デビュー作として作った実写バカ映画。同じ原作者・製作陣の「ラーメンバカ一代」という短編も収録されててお得。
原作は全く知らないけど、もっとヒドイバカマンガなのではないかと想像。映画化にあたって、練り直した感じがする。大地丙太郎のギャグアニメ(「こどものおもちゃ」「十兵衛ちゃん」等)の雰囲気が漂っていた。あんまし笑える所はなかったけども。
同様なタッチの米国映画(「裸の銃を持つ男」とかアノ手の)に比べるとモタモタとダラける部分が多い。どこを切り取っても、あと一歩なのだった。
それにしても北村がらみの映画っつーと、クライマックスは必ず坂口拓vs榊英雄なのね。
城取り
極悪 石原裕次郎が、司馬遼太郎の原作を1965年に映画化した大作風時代劇。そして大失敗作の大駄作にしてゴミカス映画。
すべてのショットが、編集が、演出(舛田利雄)が、そして主役の裕次郎のあまりの大根芝居が、杜撰すぎる。ヒドすぎる。
こういう映画こそ処分しちゃっていいんじゃなかろうか。
五人の斥候兵
★★ 1938(昭和13)年、日支事変の6ヶ月後に製作された実話の映画化。国策映画の一本。
日本初の芸術的な戦争映画と評価されていて、映画史でも重要な一本と言われているそうな。こういう珍しいモノがあるから侮れないツタヤ。
監督は当時36才の田坂具隆。主演は戦前戦中の大大大スターの個性派俳優で、後に映画監督になる小杉勇。
なにせ戦時中の映画、その軍隊の描き方はリアルそのもの。会話も単語や言い回しが独特で聞き取れないほどリアル・・・なんだけど評価されてるのは「国威発揚映画としたら珍しく文芸タッチであった」ということにすぎない気がしましたね。
ちなみに同年に製作された邦画には「赤垣源蔵(池田富保)」「巨人伝(伊丹万作)」「闇の影法師(稲垣浩)」「阿部一族(熊谷久虎)」「鶴八鶴次郎(成瀬巳喜男)」「鞍馬天狗・角兵衛獅子(マキノ雅弘、松田定次)」「田園交響楽(山本薩夫)」があるし、欧米では、「我が家の楽園(フランク・キャプラ)」、「民族の祭典/美の祭典(レニ・リーフェンシュタール)」、「アレクサンドル・ネフスキー(エイゼンシュタイン)」、「汚れた顔の天使(マイケル・カーチス)」、「北ホテル(マルセル・カルネ)」、「素晴らしき休日(ジョージ・キューカー)」が作られ、フレッド・アステアが「気儘時代」でジンジャー・ロジャースと踊りまくってた年なんでした。それを思うとこの映画が特別優秀だというのには抵抗あるんだな。
ジョジョの奇妙な冒険・第五巻
★★★★ 「少年ジャンプ」に連載されてた人気漫画をアニメ化した旧シリーズの第五巻。とはいえ原作を全く読んだことないし、アニメもこれ以外全く観たことがないんだけどね。
本作は「パーフェクトブルー」「千年女優」の今敏監督のアニメデビュー作で、脚本・絵コンテ・演出を担当してるって理由で借りてきたのでした。
そしたらスンゲ面白いんスけど(笑)かなり前のアニメらしく絵が古びてるのが難点だけど、それ差ッ引いても充分な威力だった。決してデビュー作とは思えない出来。感服しちゃいました。
でもこの話まるっきり「X-MEN」だね。そのまんま。
面白いのがキャラの名前がロックミュージシャンになぞらえてること。その手があったかあって感じ。原作読みたいとまでは思わないけどね〜。
ゲロッパ!
英題:GET UP!
★★★ 「こちトラ自腹じゃ!」の言いたい放題・時に的はずれな映画評でお馴染みの井筒和幸監督の渾身の一作。
暴対法にもかからないほどの弱小ヤクザの親分と、彼の生き別れの娘でモノマネショーのマネージャーの浪花節的親子物語を、70年代ソウルミュージックに乗せ、アメリカンニューシネマの記憶の残骸で撮ったドタバタコメディ。
これ、なんかの併映作品で知らずに観たら「思わぬめっけもの!」だったかもしれない。いわゆるB級C級の佳作。
頭の足りないヤクザたちの描き方なんか、相変わらず他の追随を許さぬ見事なモノで、セリフ作りもそのタイミングも素晴らしい。ホントこーゆーヤツらを描かしたら日本一ですな井筒監督は。
ただ主軸の親子の話になるとなんとも薄っぺらで、新味も独特な視点も無く、感動すべきであろうシーンでなにも心を打つモノが無いんでした。
しかし西田敏行はじめ役者がどれもイイ顔してて気持ちがいい。全員が生き生きしている。常盤貴子も普通のネーチャンを演じるとバツグンに威力を発揮しますなあ。
てなわけでロードショーや新作ビデオで観るほどじゃないけど、観て損はない軽い映画なので、ヒマな時にでもどうぞ。
ドラゴンヘッド
極悪 ご存じ(だよね?)望月峯太郎の傑作同名マンガ(全10巻)を、監督の飯田譲治が原作の上澄みだけで構成したヘタレ映画。
こんな作りじゃタイトルの意味すらわからないし、まるでさいとうたかをのマンガ「サバイバル」の映画化みたいじゃねーか。
でも睡眠導入剤みたいな出来なのでグッスリ寝るにはイイ作品かもね〜。ケケケ
ウズベキスタンで長期ロケーションを敢行したとかゆーんだけど、こんなのどこでもイイじゃん。東宝スタジオで撮ったとしか思えないし。
つーか荒廃した大地の背景モロに手描きの絵!ヘタッピすぎッ!!どっかの学校の美術部にでも発注した?
ロジャー・コーマン製作の低予算SF映画だって、もう少しマシってもんだ。
こんなんじゃ過酷な撮影だったであろう役者たちも可哀想だよ。
こんな内容かあ、ってんで原作を知らずに通り過ぎてく人がいるかと思うと気が重い。
これをゴミ映画というと、他のゴミ映画に失礼ってもんだ。
バトルロワイヤルII
鎮魂歌(レクイエム)
話題先行で大して面白くなかった前作「バトルロワイヤル」の続編。今度は戦争ゴッコだあ。
冒頭シーンだけ撮影して監督の深作欣二が死去したために、息子・健太が脚本と監督を引き継いだという追悼作品なんだけど、コレじゃ化けて出てくんじゃないのかね。いやまーヒデー出来。
反米思想ブチ上げまくりのブサヨ(バカ左翼)なメッセージがてんこ盛りなんだけど、人が何考え何を訴えよーと、そりゃイイよ、そんなの人の勝手だから。
問題はコレ映画としてなってないってことなのだ。深作健太くんには映画のセンスも才能もカケラも無いね。脚本作りの才能が一番無い。一度も推敲してないと思われるホド。
脚本が全くダメなら画で見せるかと思えば、カメラも編集も悲しくなるほどダメ。デタラメに等しい。
「プライベートライアン」の映像効果をパクるのもイイでしょう。効果的なら。でもこれじゃあ金かけた素人映画だよ。
本物のゴミ映画。
じゃーなぜ「極悪」評価じゃないかとゆーと、意外や意外、前田愛の銃撃シーンが似合っていたからなのだ。目つきも身のこなしも見事であった。あーもったいない。今度はキチンとした銃撃映画で血まみれ泥まみれになっていただきたい。
あ、竹内力は思いっきり笑わせてくれます。拍手(笑)
ロスト・イン・ラ・マンチャ
日本語版
原題:LOST IN LA MANCHA
★★★★★ 元モンティパイソンのアニメーター、「未来世紀ブラジル」等の映画監督、テリー・ギリアムが10年も温めた企画「ドン・キホーテ(ラ・マンチャ)」がついに製作決定し、準備から撮影に入る。しかしトラブル続出。撮影不能。結局企画がオジャンになるまでを追った傑作ドキュメンタリー。
まるで映像版「バトル・オブ・ブラジル(未来世紀ブラジルの裏側を追ったドキュメント本)」である。それでもブラジルは映画化されたんだからまだ救われるが、製作現場が崩壊していく様を見続けるのは相当ツライ。
見ながらコッチもスタッフの一員になってヤキモキさせられ、一緒に悩むことになる。
ギリアムのファンのみならず、全ての映画ファンは必見の映画であります。
特に自主制作とか一度でも映画を作ったことがある人は人ごとじゃなく感じられるハズ。
フレディvsジェイソン
日本語版
原題:FREDDY VS. JASON
「エルム街の悪夢」のフレディと「13日の金曜日」のジェイソンというホラー界の2大スター夢の競演。ファンサービスのスペシャル企画。テレビで例えると年末特番みたいなもの。そのサービス精神に星ひとつ。
物語はフレディ主導で進むものの、製作はジェイソン生みの親ショーン・S・カニンガム。ジェイソンの土俵で作られてるんですね。
そのせいか、フレディ側の持つ「現実とも夢ともつかない不安感」が全く欠如してしまってんでした。どこまでもパワフルなバイオレンス描写。ん〜これでは面白くない。
むしろウェス・クレイブン側に作ってもらい、フレディの世界にジェイソンが殴り込むッつーほうが面白かったんじゃないかなあ。
ところでコレ、R15指定(中学生以下鑑賞不可)なんだけどね。作りは10代向け(ティーンエイジ・ムービー)。いいじゃん中学生が見たって。大人の鑑賞に堪えるだけのレベルには達してないんだし。
アイデンティティー
日本語版
原題:IDENTITY
★★★★ うひゃ〜、これは説明しづらい。ワンアイデアのスリラーだから何も喋れない。ん〜困った。イイところも、悪いところも、物語すら説明するには全てがそのアイデアに関わるんでした。
とにかく観てもらうしかない(笑)小さな「うわ!」「うひゃ!」「げげ!」「どーなってんの?」「どういうこと?」「どうなんの?」 がいくつも散りばめられ、大きな「うわああ!」「うっそお!」が用意されてます。これで勘弁してくれ(笑)
英語がネイティブじゃなかったら、日本語版を観るほうがいい。これは間違いなく。字幕なんて読んでるとちょっとしたタイミングがズレる。それじゃあ楽しめない。ぜひ吹き替え版を。
個人的には、途中で「あれ?これひょっとして・・・あーやっぱし」ってところがあった。そこがチョット醒める。醒めても「やられたー!」だったワケだけど(笑)何言ってんだかわかんないでしょ?だから観てみてよ。納得するから。
なので星満点じゃないけど、かなりオススメ。
ターミネーター3
日本語版
原題:TERMINATOR 3
RISE OF THE MACHINES
★★★★ これは劇場のデカイ画面で見ないと意味がないアトラクション(イベント)映画。
一作目と二作目は当然見てるでしょ?というスタンスで作られてるからストーリーは実にシンプル。オープニングとエンディングだけをつなげば、それで全てがわかるというほど。つまり物語なんてどーでもいい作り。しかもそれは計算尽くなの。
つまり昔のハンナ=バーベラとかのドタバタマンガ映画を実写化した感じ。ギャグもその手によくある方法で入れてあるほど。次から次ぎへと押し寄せるドタバタ加減がいかに楽しめるか、だけが問題なのだ。
そしてそれは大成功!大笑いの連続だった。編集のタイミングが実に素晴らしい。これなら二度観ても楽しめるんじゃないかな。
ただロボットじゃない主役ふたりがあまりに貧弱。役者として貧弱すぎる。アクション構築のために役者をケチったか、と思わせる。
それに一億の武器を持つというフレコミの女ロボットだが、そう見えない。力ワザばかりが目立つ。基本的に前作の液体金属ロボを継承してるけど、あれほどの威力は感じられなかった。これはもったいなかった。
すでにシュワちゃん抜きの「4」が製作されることが決まったそうだけど、あとはいくら作っても蛇足だろうね。物語は終わってるし。
28日後…
日本語版
原題:28 DAYS LATER
「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督の最新作。
一見ゾンビ映画のフリをして、実は「極限状態における人間の狂気」を描こうとした中途半端な二部構成映画で失敗作。ものすごく期待していただけにショックは大きい。
冒頭(前半)はすごくイイ。一体何が起きるのかドキドキワクワクする。牧瀬里穂主演の「TURN」を拡大したような「誰もいない都市」の風景も素晴らしい。続々とゾンビウィルス(みたいなもん)に感染し、逃げていく主人公たちの描写もイイ。
ところが後半、独立愚連隊との死闘に話が移ると、とたんに退屈になる。全てが凡庸なステレオタイプ。そこには驚きもサスペンスもない。ただワーワー言ってるだけ。それじゃー面白くなるわけなかろう。
ビデオ版は、劇場公開2週間後に公開された別オチバージョンが収録されている。クレジットロールの後にもうひとつのオチが用意されてんだけど、さして効果も無く。どっちのオチでもいーやってな気持ちになる。DVDにはさらに2種類のオチがあるそうな。どうでもいいや。
つくづくジョージ・A・ロメロ(近代ゾンビ生みの親)は偉大だったのだなあ、と思った次第。
座頭市
英題:ZATOICHI
子母澤寛の「ふところ手帳」に収録されてる原作短編「座頭市物語」、そしてそれを映画化した超々大傑作「座頭市物語」、そのヒットに乗って作られた大映プログラムピクチャー群、さらに主演の勝新の個人映画としての「座頭市(TV含)」。他にもルトガーハウアー主演の「ブラインドフューリー(これも正式リメイク)」から単なるパクリの香港映画や「盲目ガンマン」といったマカロニウエスタンまで、座頭市にはいくつものバージョンがあるが、過去作品と比べるのは意味がない。上記の過去作品もそれぞれ全く別種のモノだからである(座頭市=勝新、などという単純な図式にはならない)。

本作は北野武が知り合いの頼みで作った新バージョン、もうひとつの「座頭市」である。
さてベネチア映画祭で監督賞を受賞した北野版「座頭市」であるが、これが全く面白くない。どこが受賞ポイントだかも皆目見当がつかない。期待でパンパンだったのでガッカリ度は無限大に大きい。
岡本喜八を意識したと思われる「音楽割」の編集もヘタクソだし、その流れの頂点となる「ゲタップ」の群舞も蛇足の感がある。
飛び散る血潮などのCG処理もクドいだけでウンザリするし、効果音も面白みがない。殺陣にサスペンスどころかサプライズすら無いのだ。
カットバックの多用による回想シーンがまたうるさい。さらに出てくる役者のヘタなこと。あの大駄作「あずみ」に通じる匂いがプンプンするんであった。つまり時代劇風コスプレ映画。
北野お得意のギャグシーンも全く笑えなかった。この人はギャグマンとしても枯渇してしまっている。
逆に金髪や赤鞘仕込み杖やラストで明かされる座頭市の秘密などは全く気にならなかった。問題はそこには無い。あくまで「映画」としての作りの貧弱さである。
星を極悪にしてもいいんだけど、浅野忠信の意外な刀さばきの見事さに星イッコ。
「映画(特に時代劇)初級者」には驚きの連続であろう。その程度の出来。







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