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映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ)
海賊版=ブートレグフィルム
英題:BOOTLEG FILM
このモノクロ映画は、1999年の第52回カンヌ映画祭”ある視点”部門に公式出品したんだって。そしたら爆笑の嵐だったんだって。どーしてかとゆーと「ゴダールとかトリュフォーが台頭してきたヌーベルヴァーグの時代に、山ほど作られたB級C級のギャング映画にそっくり」だからなんですってさ。
いいなあ外国人は。字幕で見れて。字幕無いとセリフ聞き取れないんだよ。特に柄本明。ゴニョゴニョなんだかわからない。まぁ聞き取れたところでどーっつーこともないんだけどもさ。
小林政広という普段はピンク映画を撮ってる監督は、よほど映画が好きなんでしょうね。「レザボアドッグス」「バックトゥザフューチャー」「ゴッドファーザー」がセリフの中に出てくるんだけどさ。それが見ててものすげー恥ずかしいの。
宣伝文句にあったみたいな「スピード感」はゼロだしさ、「シュール」でもないし。嘘ついた?ねえ、嘘ついたよね?
パルコ フィクション
英題:Parco Fiction
★★★★ 大学からの友人(先輩後輩)だという鈴木卓爾と矢口史靖が作った渋谷のPARCOを舞台にしたナンセンスコメディ短編集(全5話)。企画がPARCO。
鈴木&矢口といえば「裸足のピクニック」「秘密の花園」という大傑作コメディを生みだした名コンビ。映画界の藤子不二雄といったら言い過ぎか?言い過ぎました。
そもそもこのふたりは「ワンピース」という短編映画(ビデオ)シリーズ(未見)を自主制作していて、この「パルコ〜」はその延長線上にあるものだそうな。でもこれはいつもと違って最新のハイビジョンで撮影されて、上映もルーカスと同じデジタル方式であったという。まるで35mmフィルムで撮影したように見えるけどね。低予算で最先端(笑)
第一話の「パルコ誕生」の風が吹けば桶屋が儲かる式展開
第二話の「入社試験」でトンデモない目に遭う真野きりな(矢口映画の常連)のスットンキョウな演技。
第三話「はるこ」の心温まるドトーの腰砕け特撮(これいつものネタね)。子供電話相談室役で鈴木監督が出演しているぞ。
第四話「バーゲン」でのイッセイ尾形風なスリリングな展開。
そして第五話「見上げてごらん」の見事なハートウォーミングな恋愛コメディでは主演の唯野未歩子と荒川良々の圧倒的な素晴らしさ。素敵。
さらにエンディングの映画館外のストンプ風ミュージカル「ポップコーン・サンバ」も妙にカッケ〜。
絵コンテ主義の矢口と現場主義の鈴木の、それぞれの持ち味が生きていてイイ感じ。んで気づいたのが、今までの矢口映画の中で個人的に気に入っていたトコが、実は鈴木卓爾の手になるモノだったということ。じゃあオイラは鈴木卓爾のファンだったんだぁ(笑)
ぜひぜひ一度見てちょうだい。
ひとりね
★★★★ すずきじゅんいち監督が夫人の榊原るみ主演で撮った「女性の内部に潜む性欲」を描いた低予算モノクロの自主制作映画。30才以上の女性向けなんだって。
日活ロマンポルノを撮っていた監督の作品なだけに単なるポルノかと思いきや、実は時折ゾ〜ッとさせるシュールな映画なんでした。
この不気味で淫靡な原作と脚本を書いた馬場当という人は「乾いた花(篠田正浩監督作品)」「復讐するは我にあり(今村昌平監督作品)」を書いてきた大ベテラン。そして撮影が幅広くなんでも撮る職人長田勇一。林海象監督の一連の作品からポルノからドキュメンタリーからVシネマからホラーから、最近じゃ「ウォーターボーイズ」もこの人だし、「エヴァンゲリオン」から「式日」までもというオールラウンダー。その長田勇一が作り出すモノクロ世界がなんとも怪しげで夢を見ているような不気味さ。中年女を強調するための照明なんか怖いくらい。鏡の中の姿は特殊メイクまでほどこしてるし。
演技に対する演出も一風変わっていて、一見棒読みのようなセリフが、このモノクロ世界に変なリアリティを与えてるんでした。
しかし榊原るみには驚いたなあ。この人、その昔一時芸能界を休んでいたことがあるんだけど、その理由が「多くの人が見ている前で、恋人でもない人とキスなんてできません!」だったのだ。年齢が人を変えるのか、男が変えるのかはわからないけど、この変貌ぶりには仰天。しかも娘も競演してて、娘の前でよくできたもんだなあ。
30才以上の女性、コアな映画ファン、そして往年の「帰ってきたウルトラマン」ファンも必見です(笑)
座頭市物語

続・座頭市物語

新・座頭市物語

座頭市兇状旅
★★★★★

★★

★★★

★★★★
大映の、いや邦画史上に燦然と輝く時代劇の大ヒーロー座頭市の第一作目!うほほ〜い、てなもんで、大大傑作、完璧な素晴らしさなんでした。ウルウル
ウチは両親が根っからの映画好きでして、オイラがまだ乳母車だってのに映画館に通ってたそうなんですね。気づいたら映画館にいたっつー。だから幼少の頃から映画好きだったってーと逆で、意味わかんないし退屈ですぐグズったそうで。マンガ映画(今でゆーアニメ)と怪獣と単純な西部劇だけは夢中だったらしいんスけどね。そこに登場したのが「座頭市」。市っつあんが仕込み杖をシュパッとすると、立ち上がって「ヤッター!」と叫び、映画館の客を湧かせたらしいッス。知らないオッチャンの客に「そうだボウズ、エライぞ!」なんてホメられたこともあったりしたそうで、ノンキな時代ですな。
でもって今度は現在こっちがそのオッチャンになってるワケでして(笑)大人の目で観ると、この第一作目は特別もんのすごく高度に洗練された上質の映画だったワケです。仰天して涙出ました。
大尊敬する大監督・三隅研次の演出も、最も好きなカメラマンのひとり牧浦地志の撮影も、犬塚稔の執念の脚本も、ゴジラだけじゃない伊福部昭の音楽も、もちろん31才の勝新太郎も、共演の天地茂も、他の出演者の皆さんも、才能が渾然一体となって宝石になったような輝きを画面から放ってるんですよ。
これは必見中の必見!!できたら映画館のデカイ画面で「映画を観る幸せ」に浸りたいもんでさぁね。
第二作目は、その第一作目の続きで一年後の設定。前作で市と恋に落ちそうになったおでん屋のおたねさん(原作じゃ市の奥さん)が再び登場。監督は職人・森一生へと替わり、音楽も撮影も別の人。脚本だけは犬塚稔ですが、まあたかが地方館の添え物映画つー扱いで、しかもまだシリーズ化するなんて考えもしてなかった頃のもんですからね。売れたんで無理矢理作ったような感じ。よくできたテレビドラマみたいな仕上がりですね。
当時、新東宝がツブれて勝新の兄・若山富三郎が城健三郎と芸名を変えて大映に移籍してきたんで、その最初の作品に設定したんでしょう。兄弟対決が最大のウリ。劇中でも生き別れの兄弟の役。市の過去がそれによって少し判明する仕組みになってます。それにしてもこの兄弟メチャメチャ老けてますな(笑)若山33才にしてもう親分の貫禄。SMAPの中居・木村が30才というのと比較すると面白い。
でもあのラストショットはゾクゾクッとした!カッケー!!
第三作目は座頭市初のカラー!
でも勝新はこの時点でもう飽きちゃったらしい(笑)次に本気になるのは第八作目以降だとか。しかし、やる気と人気は反比例で、益々お客さんの熱は上がる一方だったようです。
今回は、市が三年前に居合を習った師匠のところへ赴くが、金に目がくらみすっかり悪者になっていた師匠を斬ることになる、という物語。前作に続いて市の過去をめぐるハナシになってるわけです。しかしあの居合がわずか三年で身につけた必殺剣だったというのには驚き。ちなみに原作の市は長太刀を腰に差してるんですが、仕込み杖で逆手斬りというアイデアは勝新が考えだし、合気道を元に編み出した剣法だそうな。
この話で一番グッときたのは、なんつっても須賀不二男演じる市を追うヤクザの心意気。男泣きです。
監督は田中徳三に替わったものの、脚本は犬塚稔、撮影は牧浦地志、音楽は伊福部昭が復帰していて素晴らしい。
この第四作目にして初めてシリーズ化が決定したのです。なので前三作からのしがらみがココで解消される仕組み。特におたねさんとの関係が悲しく描かれているんですが、それによってこれから先、市が延々と一人旅していく理由が新たに生まれてくるわけです。
クライマックスの大立ち回りから、仰天の仕掛けによる決着の仕方、そして「おたねさんは美しい人だい!」という痛切な市のセリフ。ラストの涙を飲んで陽気に戯けながら旅にでるその姿には胸が痛くなります。
監督はじめスタッフは前作と同じ。この田中徳三監督は勝とは「悪名」シリーズでのコンビで有名ですね。この時期この2シリーズは同時に進行していたそうです。

ところでビデオのおしまいに劇場でかかった予告編(大映ニュース)が入ってるんだけど、その予告編の映像が本編と全く違うんですよ。わざわざ予告編用に撮ってるらしい。これにはかなり驚きました。あれだけ違ってて、予告編で「面白そうだ!今度も見に行くか!」と思った客が「あれえ、あのシーン無いぞ」とならなかったんでしょうか。ンなこと誰も気にしないノンキな時代だったということなんでしょうかね。

註)「座頭市」シリーズについて、もっと詳しく裏話とか知りたい!という勤勉かつ物好きな方は、ウチのリンクページの「調べ物」にある映画関係のトコの「座頭市」ってのをクリックすると、そらもう詳しいのなんのってぇサイトにフッ飛べますんで、行ってらっしゃいまし。
トミー / Tommy
原題:TOMMY
★★★ 高校生の時に観た以来の再会。懐かしいのなんのって。サントラを擦りきれるまで聴いたもんです。
原作となったのはザ・フーのコンセプトアルバム「Tommy」で、リーダーのピート・タウンゼントが、ロック嫌いで有名だったケン・ラッセル監督を口説き落として映画化に成功した史上初のロックオペラ映画。
インドに傾倒していたタウンゼントが、主人公を三重苦に設定し外界から遮断することで純粋な魂がメッセージになると考えて作ったのが1967〜69年。1972年にはコンサート形式でライヴも行われたそうな。そしてシナリオ製作に1年、撮影に1年をかけて、ついに1975年カンヌ映画祭で映画版が発表され評判となったんでした。
日本公開は1976年だけど、全然客が入らず一週間で打ち切り。オイラが観たのは二番館だったんで、そんな事情だったとは知らなかった。こっちは当時海外のロックミュージシャンが演奏してる姿なんて、今みたいにそー易々見れなかったんで、それだけで嬉しかったもんです。
んで今回見直してみて。ん〜、奇抜な演出って真っ先に古臭くなるもんなのね〜。アン・マーグレットの顔が怖いってのは当時も今も一緒だったけど(笑)
でもね、E・クラプトンが司祭のマリリンモンロー教会とか、エルトン・ジョンのピンボール大会決勝とか、主人公が三重苦から解放された瞬間の「I'm free!」だとか、ムチャクチャカッコイイ。三重苦のトミーが心で歌う「see me,feel me〜♪」には胸が熱くなるし。
これ未見の人が今観たらどう感じるかをぜひ知りたい。ぜひデカイ画面で窓ガラスが割れるくらいの大音量で一度観てほしいなぁ。つーかリバイバルロードショーしてくれよぅ。
ダウン
日本語版
原題:DOWN
極悪 1983年のオランダ映画に「ザ・リフト 悪魔の密室」ってのがあってね、今は無き恐怖映画の祭典アヴォリアッツ映画祭でグランプリを取ったんだけど、これがまあ最低最悪のゴミ映画。その方面では有名なんですがね。
んでこの映画。パッケージの「ナオミ・ワッツ主演のホラー」つーのに惹かれて借りたわけよ。そしたらななななんと!これ、その「ザ・リフト 悪魔の密室」を、それを作ったディック・マース監督が自らハリウッドリメイクしたもんなんでした。シナリオもカメラワークもほぼ同じ!ドッヒャー!!なんにも変わってねー!!
いや正確には2ヶ所新たなショックシーン(笑)が追加されてんだけどね。
しかもナオミ・ワッツ主演ってゆーのも嘘。せいぜい準主役。タイトルのダウンって彼女の演技のことだったの?
ある意味、イイもの見せていただきました。
少女
仏題:an adolescent
俳優・奥田瑛二の初監督作品(主演も兼任)にしてパリ映画祭グランプリ受賞作品。
原作は連城三紀彦原作の短編小説「少女」。約16年前に神代辰巳監督と映画化することを切望していたものの、1995年に神代監督が他界してしまい、宙に浮いたままになっていた企画を、自ら立ち上げたという執念の一作。
画家を自称する奥田は全カット絵コンテを描いて撮影に臨んだというが、この映画のどこに絵コンテが必要だったのだろうか。そもそも自分の絵をホメないヤツはパンチで納得させるという素人画家だけどね。
不良中年警官と15才の中学生女子の純愛だそうな。この少女を演じた新人・小沢まゆが方々の映画祭で絶賛され主演女優賞もいくつか受賞しているんだけど、演技以前に存在がイカン。映画は見た目が重要なのだ。
彼女はインタビューで「出身はM13星雲」って答えてるんだけど、信じますよ、そうでしょうね。
いかにもフランスあたりじゃ好かれそうなハナシだし、東洋人を見る目ってのが特殊だかんね。画面に映画的美的要素は皆無。新人監督という新鮮な視点もない。丁寧にまとまっているけどさ、そんだけ。
トーキョー×エロティカ
英題:Tokyo×Erotica
ピンク映画を盛り上げようとP-1GRAND-PRIXとゆーのがあって、本作は2001年 第2回P-1GRAND-PRIX グランプリ作品。おめでとーございますう。
監督は一般映画も撮るけど、「ピンク四天王」のひとりと呼ばれる瀬々敬久。そしてビデオ撮り。なのにどっか海外の映画祭に出品しちゃったらしい。あらら。
サリン事件で死んだ男と、売春していて殺害されたOLの恋愛模様を中心に、数組のただれたような恋人たちを時間軸を無視して描きつつ、死神はいつでも誰にでも迎えにくるのだよ、と訴える前衛映画。悪かった、観たオイラが全て悪い、勘弁してくれ。
ATGに憧れたまま大人になった万年映画青年が、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)入選目指して撮りあげたような印象。
園子温の「うつしみ」なんかと同類。
バーバー
原題:THE MAN WHO WASN'T THERE
★★★★★ ジョエル(脚本監督)&イーサン(脚本製作)・コーエン兄弟による、もんッのすごくよくできた皮肉タップリのブラックコメディの大傑作!
主演がこれまた演技達人の天才カメレオン男、ビリー・ボブ・ソーントンが床屋の雇われ職人に扮し、セリフのかわりにタバコの煙ブファ〜。自ら蒔いた悪運の種がみるみる花開く様を無表情に演じている。その妻に「ブラッド・シンプル」からのコーエン映画の常連にして、ジョエルの奥さんフランシス・マクドーマンド。もうね出てくる役者全てが素晴らしい。顔が素晴らしい。存在そのものが素晴らしい。
素晴らしいといやあ、なんつってもスゴイのはカメラ!映像!その視点と色(モノクロ)!撮影のロジャー・ディーキンスさん、アンタはエライ!
カラーフィルムで撮影後、タイトル用ハイコントラスト・モノクロフィルムに焼き付けたというモノクロ映像は、硬質でありながらフンワリしていて、夢を見ているような手触り。
だとゆーのにカラー版をメインにビデオ化するビデオ会社の馬鹿野郎には抗議すべし!モノクロで作ったもんはモノクロで観るのが当たり前ではないかッ。ムフームフー。
もう当然のように、2001年第51回カンヌ国際映画祭・最優秀監督賞をスンナリ受賞。なんと「バートン・フィンク」「ファーゴ」に続き三度目の監督賞の快挙なのだ!その他書ききれないほど数々の賞を受賞している。
絶対のオススメ!必見!!モノクロ版をねッ!!!
グラスハウス
日本語版
原題:THE GLASS HOUSE
★★ 「ディープインパクト」「アイズワイドシャット」では可愛かったリリー(リーリー)・ソビエスキー主演の凡庸なサスペンス・スリラー。
事故で両親を失った姉弟が、かつて隣人だったグラス夫妻のウチ(グラスハウス)に引き取られる。そこはガラスで出来た家なんでした(グラスハウス)。金持ちで親切なこの夫婦、実は恐ろしい計画を・・・そして姉弟は脱出できるのか?という十把一絡げな物語を監督したのは、これがデビュー作となるダニエル・ハックサイムというテレビの「Xファイル」なんかの演出をしていた人。
だからなのか、まるで「火曜サスペンス劇場」。公開時全米ベスト10に入ったとゆーのはデマだったのか?
主演のソビエスキーもお年頃なのか、ボディ崩壊寸前。
スリープレス
日本語版
原題:SLEEPLES
イタリア映画で猟奇殺人を扱ったスリラーを「ジャーロ」というんだって。「サスペリア2」とか「シャドー」とかね。つまりダリオ・アルジェントの独壇場なわけよ、なんつっても。
この映画はそのアルジェントのジャーロ最新作。音楽が久々のゴブリンとなれば期待でパンパンになってもしかたあんめぃ。
しかしまぁなんですねぇ、この童謡を元にした連続殺人の物語はなんともドンヨリ。密度うす〜す〜す〜。老いたのかアルジェント。構成も雑だし。
映画がツマラナイのでミニ知識を。
アルジェント映画に出てくる「殺人者の手のアップ」は全てアルジェント監督自身が演じている。ただし、この「スリープレス」前半だけは例外。
GUN CRAZY 復讐の荒野
米倉涼子主演のガンアクション。監督はマカロニウエスタンマニアで銃撃映画にこだわり続ける室賀厚。
そーです、これ日本の現代を舞台にしたマカロニウエスタンなのだ。昔、砂川しげひさのマンガで「テンプラウエスタン」とゆーのがあって大好きだったなあ。関係ないけど。
安川午朗(「GONIN」とかのね)の音楽はモロにマカロニしてるし、冒頭のタイトルバックには大笑い。
米倉涼子と銃は実によく似合ってカッコイイ。低くくぐもった声と、演技センスさえどうにかなれば「ガンアクションの女王」にもなりえそうなカッコよさ。いやホント。フォトコミック(写真マンガ)だったらたぶん最高!
しかしそれより室賀の演出にはビックリする。学生素人映画の上映会を想定したのか?まさに「下手の横好き」。
この「GUN CRAZY」って女優違いでシリーズ化されてるんだけど、もうお腹いっぱい。
Jam Filmes
北村龍平・篠原哲雄・飯田譲治・望月六郎・堤幸彦・行定勲・岩井俊二という7人の映画監督による短編集。
短編の魅力は「山椒は小粒でピリリと辛い」なハズなんだけど、どれもユルイ。どれも単に「小粒」なだけなんでした。
そんな中でも行定勲監督&妻夫木聡主演のが別格に面白い。変に政治的メッセージが入ってるのが気に入らないけど、青春の「バカの一瞬」が見事に描けていて楽しい。
しかし英国の短編集の傑作「チューブテイルズ」なんかと比べると、なんて貧弱なんでしょ。
カンパニーマン
日本語版
原題:CYPHER
★★★ 大傑作「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の長編2作目。
(「CUBE2」はなんの関係もないんだってさ)
平凡な男が産業スパイとして会社に雇われ、競合会社に次々と潜入するが、実は○○で、さらに○○が○○だった!っつーなんだこりゃーなSF映画。ネタバレしちゃうとほとんど面白くなくなっちゃうので、なんの説明もできないのが歯がゆい(笑)
オチにもうひとひねりあると★がもうひとつ増えたとこなんだけどなあ。それとヒロインが画面から目を背けたくなるほどのブッ細工はなはだしいルーシー・リウなんかじゃなければ、さらに★が増えたとこなんだが。
ルーシー・リウが気にならないのであれば、かなりのオススメ。あれよあれよと変チクリンな世界に連れてってくれます(笑)
あ、この邦題、実はナタリ監督が当初つけようとしていたタイトルなんですと。同タイトルの企画があったんで「CYPHER」に泣く泣く変えたんだとか。元々の題名に戻った日本版に喜んだそうな。
ボーン・アイディンティティ
日本語版
原題:THE BOURNE IDENTITY
★★★ マット・デイモン初のアクション映画主演作。
マット・デイモンは、この手の映画は趣味じゃないらしいんだけど、実にハマリ役でクール。無表情のようで理知的、条件反射のように動く攻撃的な行動もカッコイイ〜!。
記憶喪失の男が、実は凄腕の工作員で、なぜか身内から狙われているという筋立ては、レニー・ハーリンの大傑作「ロング・キス・グッドナイト」と全く同じだけど、こっちの方がその本家本元、ロバート・ラドラムの「暗殺者」を映画化したものなんでした。なのに暇つぶしに一度観れば充分な出来映え。
マット・デイモンもったいね〜。あ、競演のフランカ・ポテンテ(「ラン・ローラ・ラン」の!)ももったいね〜。







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