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映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ)
突入せよ!「あさま山荘」事件
英語題:THE CHOICE OF HERCULES
★★★★★ 立て続けに3回も観てしまった大傑作!!!
1972年の「あさま山荘事件」を書いた、佐々淳行(この映画の主人公のモデル)の同名ドキュメンタリーを、原田真人の脚本監督で映画化。原作そのものが使われてるのは1/4くらい。あとは独自の取材で得たモノで組み上げたオリジナルストーリー。事件全体は史実だけど、ドラマはほぼフィクションの活劇映画になっている。活劇映画としても、警察モノとしても、戦争映画としても秀逸!!
真冬の軽井沢。武装した過激派の一団があさま山荘に籠城する。その過激派の人質になってしまった山荘の奥さんを、文字通り命がけで救出する男(警察官)たちの壮絶な物語。
もう男っぽさがムチャクチャカッケー!!!主人公たちももちろんだけど、画面に映ってないような隅々までも神経行き渡っていて、全員が胸に染みるカッコよさ。みんなイイ顔してるの。まさに男の映画であります。
セリフも演技もその演出構成も、またカメラも編集も、どこを切り取ってもスゴイ!惚れ惚れする見事さ。配役が役主体で選ばれていて、役者人気中心じゃないから適材適所。驚くような豪華配役になってるぞ。そして絶妙なユーモア(これは原作通り)。
撮影と編集の技には圧倒されっぱなし。特に会議室でのやりとりを追ったカメラと編集はスゴすぎ。快感(笑)
それと圧巻なのは「あさま山荘」の建物なんだけどね。後面はセットだそうだけど、前面(前景)はセットが組めなくて全てCG合成なんだそうな。ひゃー。知っててもわからない。
タイトルバックと報道陣の模様と空撮で当時のニュース映像が使われてんだけど、全く違和感が無い。これもスゴイことだぞ。
原田監督は「アルジェの戦い(66年=伊/アルジェリア=傑作!)」を念頭に置いていたという。あーなるほどね!でも「七人の侍」も頭にあったと思う。なんせテープを何本も擦り切らして観ているというクロサワ、特に「七人の侍」マニアの原田監督のこと、意識してなくても影響は多分に出ている。
とにかく観ろ!オススメどころか懇願しちゃう(笑)いいから観て!!

原作がまたムチャクチャ面白いのでオススメ!こっちは当事者が書いたドキュメンタリー。映画と本、どっちが先でも楽しめる。
「連合赤軍 「あさま山荘」事件」佐々淳行・著 文春文庫 514円。
新・仁義の墓場
「大笑い、三十年のバカ騒ぎ」
1975年に深作欣二監督・渡哲也主演で製作された東映実録モノの傑作「仁義の墓場」を、三池崇史監督・岸谷五郎主演でリメイクしたのが本作。
実在した狂犬ヤクザ・石川力夫(この映画では石松陸夫)の後半生、飛び降り自殺までが描かれる。1行目の言葉は石川の辞世の句。
この映画では終戦から1950年代という史実を現在に置き換えて、今の世相に反映した作りになってんだけどね。そこに意味があるのかどうか疑問もないではない。時代が生んだ狂犬だったような気もするからなんだけどね。
映画の作り(出来)はものすごく薄い。突貫工事みたいな印象しか残らない。深作版のようなゾ〜っとするような狂気には至っていない。
ただ岸谷五郎の演技は特筆モノ!これはスゴイ!マジで目がイッちゃってる(笑)ホンモノのニホヒがプンプン。圧倒的名演です。
ソウル
字幕版
英語題:SEOUL
★★★ TOKIOの長瀬智也主演の刑事モノ。
日韓共同製作、オール韓国ロケ。日本人の出演者は長瀬だけ。
だからアイドル映画と思いきや、普通に刑事アクション映画になってたんでした。
共演は韓国の国民的人気俳優で「リベラ・メ」にも主演したチェ・ミンス。
共同製作といいつつも脚本監督をはじめ主要スタッフは日本。アクション監督(ジョン・ドゥホン=「シュリ」のアクション監督)と美術などの現場スタッフが韓国。
韓国に犯人護送でやってきた日本の若い刑事が、銀行襲撃事件に巻き込まれ、韓国警察と反目しあいながらテロリストと攻防するっつーよーな物語。
長瀬はカッケーぞお。スタントマンを使わず自らアクション演じてるけどキレもいいし。銃の扱いも軍経験者の韓国人よりカッケー。
でも映画の出来は10年くらい前の香港映画みたい。古くさい。犯人ネタも「ダイ○ード」じゃん(笑)
個人的に長瀬の通訳役の女優さんが好き(笑)
アモーレス・ペロス
日本語版
原題:AMORES PERROS
★★★★★ 才人というのはどこにでもいるもので。この大傑作映画は1999年のメキシコ製であります。メキシコ映画といえば覆面レスラーがギャングをやっつけたり、ゴリラの脳味噌を移植されたレスラーが大暴れするとか、そういう印象しかなかったもんで(笑)
この映画は3つのストーリーで構成されたオムニバスで、それぞれは独立しつつも巧妙に混じり合っている。 兄嫁への恋心に身を焦がす青年。キャリアと不倫の勝利者が 一転して事故で片足になってしまうトップモデル、捨て去った家族への想いを抱きつづけるホームレスのような元テロリストの老人(演じるエミリオ・エチェバリアという舞台俳優がスゴイ!!)、この3人(「犬」と「許されぬ愛」という共通点がある=題名の意味も「犬のような愛」だそうな)が交通事故によって運命の遭遇をする、という物語。それを重くしかしハイテンポのバイオレンスで描いて、さらにジ〜ンと心に響くという、ものすごく手の込んだ一作。ラストシーンの素晴らしいこと!
監督はこの映画がデビュー作で、元はラジオDJからテレビ番組の演出などをしていたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(今年で39才)、脚本は大学教授で作家で脚本家のギジェルモ・アリアガ・ホルダン。シナリオの製作には3年を要し、36回も書き直したそうな。ものすごい綿密で濃厚なシナリオに圧倒されます。
もう絶対見逃すことないように!超オススメ!!

2000年東京国際映画祭コンペティション部門グランプリ、監督賞受賞
カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞
エジンバラ国際映画祭ガーディアン新人監督賞受賞
トロント国際映画祭コンテポラリー・ワールドシネマ部門上映作品
シカゴ国際映画祭ゴールド・ヒューゴ賞主演男優賞受賞
ゴールデン・グローヴ最優秀外国語映画賞ノミネート
アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
フランダース国際映画祭最優秀監督賞受賞
ロサンゼルス国際映画祭観客賞受賞
メキシコ・アカデミー賞11部門受賞
アルゼンチン映画批評家協会最優秀外国語映画賞受賞
ポルトガル・ファンタスポルト映画祭3部門受賞
ハバナ映画祭3部門受賞
サンパウロ国際映画祭2部門受賞
スパイダー/コレクター2
日本語版
原題:ALONG CAME A SPIDER
★★★ ジェイムズ・パタースンの小説、刑事で犯罪心理学教授のアレックス・クロス(モーガン・フリーマンが前作に続き、再び演じている。しかも製作も。)シリーズの映画化第2弾。小説ではこれが第一作目。
同僚を目の前で死なせたクロスは8ヶ月間現職を退いていた。そこに上院議員の娘をさらった誘拐犯から電話が入り現場復帰を果たす。誘拐の目的は?そして真犯人は?っつー知能戦推理サスペンス。
当然ドンデンありの意外な真犯人なわけだけど、それがわかるタイミングを逸しててアララとなっちゃった。驚きが少ないの。せっかくなのに。
それと「ダーティハリー」からの定番になっちゃってる犯人からの電話が公衆電話にかかり、主人公が街中走り回されるってヤツね。この映画でも出てくるんだけど、もういいかげんやめたらどうか。手垢つきすぎ。飽き飽き。
それでも出来はまあまあの標準レベルなので、ヒマつぶしにボ〜と観るには丁度いいかも。
バンド・オブ・ブラザース(1)
日本語版
原題:BAND OF BROTHERS 1
★★★ S・スピルバーグとトム・ハンクスが共同で製作し、映画「プライベートライアン」で集めた資料と技術を使って作り上げたテレビシリーズ。
第二次世界大戦での米軍空挺部隊の若者たちの物語。このビデオには、その第一話と第二話が収録されている。
第一話はいささか冗漫な作りだが、第二話からの戦場シーンの迫力はテレビドラマとは思えない完成度。壮絶。
降下するパラシュートとか空中戦はCGだというのにも仰天。
しかしどうしても続きが観たいかとゆーと、そんな気持ちにはならないんでした。見た目の迫力はスゴイんだけど、シナリオが今ひとつ響かない。
これだったら大昔の傑作テレビシリーズ「コンバット!」を見たほうがいいや。
役所広司の吹き替えも浮いてる。
愛しのローズマリー
日本語版
原題:SHALLOW HAL
★★★ バカや身体障害者を下品に笑い者にしながら、圧倒的な愛情を感じさせる作品を作り続けるファレリー兄弟の最新作。
今回のテーマは外見と内面。見た目と真実の姿。
父親からスゲー美人だけを捕まえろと遺言された小太りの主人公のハル。彼は女性を外見でしか判断しない男。
ある日出会った心理カウンセラーに暗示をかけられ、内面が反映した姿だけが見えるようになってしまう。でもハルはそのことに全く気づいていないのね。
そんなハルの前にものすごい美人(グイネス・パルトロウが演じてるんだけど、ホント美人)が現れる、つーかそーゆー風にハルには見える。しかしその実体はもんのすげーすさまじい強烈な大百貫デブ!
たちどころに恋に落ちるふたりだが・・・という物語。
ハルの主観と、周りの客観映像を交互に見せて虚構と実像を笑う作りなんだけど、今までのファレリー兄弟映画からすると笑いがなさすぎ。いくつか爆笑シーンはあるものの基本的にはマジメな純愛映画になっちゃってんでした。なかなかの感動作にはなってるけど、もっと笑いをちりばめて欲しかったなあ、せっかくなネタなのに。
とはいえ、あいかわらず強烈なサブキャラにひっくり返るぞ(笑)
ファレリー兄弟ファンには物足りないと思うけど、普通の観客は安心して観てられると思う(そうか?=笑)。普通にオススメ。
ミミック II
日本語版
原題:MIMIC 2
前作はギレルモ・デル・トロが監督した、まるでウルトラQ最新作のような傑作であったが、この正式な続編は、イタリアB級ホラーのしかもテレビ版みたいな感じがするダメ映画になってしまってんでした。アメリカ映画だけどね、まったく志の無い。80分くらいの短さなのに長い長い(笑)
俳優がスゴイぞ。誰一人華っつーもんがない。誰が主役なんだかわからないほど。特に主演らしき女優がブッ細工なオバちゃんなの。いや若いのかもしれないけど(笑)
死神博士
日本語版
原題:THE DEATH HUNTER
死神を捕獲したのに逃がしちゃって、さあ大変って物語(笑)ドイツのテレビ映画。
たぶんパイロット版の第一話じゃないのかな。安い作り。無駄な部分だらけでさ、お気楽なもんだ。CMポイントらしきフェードアウトが入ってるね。
死神を捕獲してるのが、表向き原発ってことになってる連邦怪奇事件記録局BRzVっていうんだけど、これがスゴイ。反重力装置とか壁抜け装置とかを持ってるの(笑)そこまでの科学力があるってのになんとまあオソマツな展開(笑)
これシリーズ化されたんでしょうかね?観たくはないけどさ(笑)
ビューティフルマインド
日本語版
原題:A BEAUTIFUL MIND
★★★ 1994年にノーベル賞を受賞した実在の数学者、ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアの青年期からノーベル賞受賞までの半生を描きつつ、狂気の主観描写でつづったロン・ハワード監督作品。
もう前半が最低のダルダルさ加減で途中でやめようかと思った矢先(つっても真ん中辺り)で急転直下ガゼン面白くなんの。映画の半分も使って物語の前振りしてたんですねー。長いよ!
伝記映画と見せつつ主題は狂気の主観映像なんですね。どこからが狂っている部分だかがわからないという主人公と同じ目線で描かれているので、観客も自分が本当は狂っているんじゃなかろうかと不安にもする演出。ここが見せ場なんですね。じゃなかったら単なる凡庸な伝記映画に成り下がってたところ。
主演のラッセルクロウは内向的で変人といわれる天才数学者なクセに筋骨隆々だし(少しは体作って出ろ!)、妻役のジェニファーコネリーは往年の面影なーんにもなくなってスジっぽくなってるし。あーこりゃダメだ観てられんと思ってたのが後半突如光りだすんですねー。不思議ですねー。でもコネリーは若作りも老けメイクも全く似合ってませんでしたが(笑)でもアカデミー助演女優賞?わからんもんです。
KT
★★★ 1973年8月8日、来日滞在中の金大中・元韓国大統領候補が九段下のホテルから突然姿を消し、5日後韓国ソウル市内で目隠し・傷だらけの姿で発見されたという事件があった。世に言う「金大中拉致事件」ですね。当時マスコミが大騒ぎだったのを覚えてる。
この映画はその事件の謎の5日間に何が行われていたかを想像して描いたサスペンス映画なんですな。監督は阪本順治。
うわーこんなことあったかもしんない、と思わせる綿密な脚本。と思ったら脚本の荒井晴彦と監督大モメで、結局監督が手を勝手に手を入れただのなんのとドタバタしてたらしい。そんな風には思えない緊張感ある筋立て。
なんだけどその緊迫感が画面に出てきてないの。脚本と演技だけが突出してんの。こりゃ「映画」としたらダメで、いかにも「邦画」な無駄な空間だらけな映像(しかもロング多い)とダラ〜ンとしたカット割。これじゃサスペンスなんて生まれません。あーもったいない。物語は面白いのに!
やっぱ阪本はダメだわ。
ブラックホーク・ダウン
日本語版
原題:BLACKHAWK DOWN
製作がジェリー・大風呂敷・ブラッカイマーだと知ってたら観てなかったよ、って前にもなんかで書いた記憶があるな(笑)
しかも監督はリドリー・ハッタリ映像・スコットときたもんだ。
1993年南アのソマリアで、要人拉致作戦を実行しようとした米軍がヘリ(ブラックホーク)2機撃墜されて、ソマリア民兵数千人に襲われる中、中心部に取り残された米兵たちが命からがら脱出するって物語。実話なんですがね。
でもこの映画は戦争映画になってなくて、単なる戦闘映画なの。しかもゲーム感覚。まるで「バイオハザード」みたいなもんでね、ソマリア人たちなんかまるでゾンビの群れ(笑)そこがそれブラッカイマーだからしかたないんだけどさ(笑)ゾンビ映画を作りたいなら正直にそう言えばいいじゃねーか。
たしかに戦闘シーンはスゴイ迫力だよ。もんのすごい。途中でマヒしちゃって眠くなるくらいスゴイ。でもそこ抜いて考えたらなーんにも無いの。空っぽ。ラストに主人公がそれらしいセリフ吐くんだけど、とってつけたみたいでさ。何言ってんのてなもんで。
なのでその眠くなるほどスゲー戦闘シーンの撮影苦労に星ひとつ。こりゃ想像以上に大変だったろうと思うわ。マジで。
スパイダーマン
日本語版
原題:SPIDER-MAN
米国の国民的ヒーロー、スーパーマン・バットマンと並ぶ大物キャラの実写化特撮映画。
監督はサム・ライミなんだけど、こんなんじゃ誰が監督でもいいじゃねーか。
とにかく退屈。ダラダラ。何度アクビが出たことか。米国の中学生程度の頭にはピッタリな出来。しかもヒロインがブッ細工!なんだこの女優は。
それでも製作総指揮に原作者のスタン・リーがあたっているだけあって、原作のイメージは全く損なっていないのには感心したね。スパイダーマンの動きもポーズも。さらには物語も原作の通り。
なのにこんなに面白くないのは脚本が悪いのだ。と思ったらこの脚本書いたのが「パニックルーム」を書いたデビット・コープなんでした。どうりでね。この人は「スネークアイズ」「ミッションインポッシブル」「永遠に美しく」「ジュラシックパーク1&2」を書いた人。やっぱり(笑)
パニックルーム
日本語版
原題:PANIC ROOM
「ジョディフォスターはハンニバルの出演を断ってこの作品を選んだ」てなコピーでしたな。どっち選んでも同じだったよーな気するけどね(笑)
監督はデビッド・パクリ王・フィンチャー。はてさて今回はてーとヒッチコックがやりたかったんだな。失敗してるけど。
冒頭のタイトル、ビル群に文字が重なるアレね、あれでハ〜ン、ヒッチコックなんだぁと。ソール・バスに捧げてるつもりなのかね?筋立ては「暗くなるまで待って」の感もあるかな。まあどっちみちオリジナルなアイデアじゃあありません。それらに追いついてもいないし。
離婚しただか調停中だかの女(フォスター)が、半グレで糖尿病の娘を連れて古いアパートに越してくる。そこにはパニックルームと呼ばれる待避部屋がしつらえてある。そこに泥棒がパニックルームに隠された金品を狙って侵入してきて、アタフタするってな話なんだけどね。どうにも出演者全員が間抜けでさ。間抜けな設定じゃないのに間抜けなの。つまり脚本段階で間違ってんのね。
撮影準備から最新鋭の3DCGソフトかなんか使って入念なテストを繰り返したという撮影はなるほどコケ脅し程度にはよくできてるけど、全く効果的じゃないし。なんつってもサスペンスがグズグズなんだよね。
星なくてもイイんだけど、最新技術ってのに敬意を払って。
モンスターズ・インク
原題:MONSTERS,INC.
★★★★ 「トイストーリー」「バグズライフ」で有名なPIXAR製作の驚異的3DCGアニメの最新作。
もうCGであるかどうかなんてどーでもいいやってくらいの映像!皆生きてるし、信じられない映像のつるべ打ち!マジマジ。
舞台はモンスターの世界。この世界では子供の悲鳴がエネルギーになっている。その悲鳴集めの売り上げNo.1コンビのモンスターが、この世界に紛れ込んだ幼女を元の世界に帰そうとドタバタするって話。
この幼女(ブーと呼ばれる)の芝居がホントにスゴイ。よく観察してるなぁ。おかしいやら可愛いやら(笑)
でもなぜ星5つじゃないのか。オイラ的にはふたつありまっす。
ひとつは、モンスター(サリー)とブーの心が通い合うのが早すぎる気がするんだよね。もう少しアワアワ、ドタバタするところが見たかった。
もうひとつは、スピード感がこの映画のメインなんだけど、そのせいでギャグが今ひとつ少ない。「トイストーリー」の感覚を求めると肩すかしを食らう。
それでも!それがあっても、見逃してはならない1本なんでありますぞ!!!
クライマックスからラストにいたるシーンで目がウルウルで、クレジットロールに流れるNG映像(これもワザワザ作ってる=毎度のお楽しみ)では爆笑だったもんね(笑)

あ、いつもオマケで入ってる短編アニメが入ってなかった!楽しみにしてたのにぃ!!キー!!
WXIII
PATLABOR THE MOVIE 3
★★★ オイラが唯一見続けるロボット(?)アニメ、「パトレイバー」劇場版の第3作目。
この映画は原作マンガ(「廃棄物13号」)があるそうだけどそれは未読。
で脚本がマンガ家の、とり・みき!←大好き!
ってこれパトレイバーじゃないじゃん!怪獣映画じゃん!
そうなのです、今回タイトルにはパトレイバーをうたってるものの、内容は謎の怪物を追う、若手とベテランの刑事の物語なんでした。今までの主人公たち(特車二課)は脇役なんですね。
舞台こそパトレイバーの世界なんだけどね。昭和75年だし。
そしてとにかく地味!淡々としすぎてるくらい。悲しい物語だし。中盤のサスペンスはかなり強力だけどね。
「エヴァンゲリオン」が乱入してきたような印象があるのはオイラだけ?
若手刑事の声が「ER」のカーター君の声の人で、しかも芝居が同じ。この演技しかできないのか?
前二作(劇場版の1と2)が映画史に残すべき大傑作だったせいか、それには及ばない感あり。比べるのもどうかとは思うが。
ミニパト
MINIPATO
★★★★ 上記の「WXIII」劇場公開時に週変わりで1本づつ併映された、押井守の短編アニメーション。全3話。
こ・れ・が・スゴイ!!面白い!!
内容は「パトレイバー」シリーズを知らないとサッパリわからないだろうけど、この一見オチャラケたアニメは特筆モノ!
パッと見は切り絵に割り箸くっつけて動かしたよーなパタパタアニメなんだけど、実は高度な3DCGなんである。そうは感じさせないマヌケタッチなのが本当に素晴らしいのだ。
筆ペンで描かれた絵にも圧倒されたね。ひゃーウメー!って。
押井守は脚本と音を担当している。この脚本がいわゆる押井タッチのクドイまどろっこしいセリフの応酬なんだけど、これがおかしい!面白い!
「パトレイバー」を見たら、これは必見!!つーか「パトレイバー」を見て!!(笑)
VERSUS
★★★★ これはスゴイ!!森の中で、刑務所から脱走した男、ギャング、刑事、ゾンビが延々とバトルを繰り広げるって内容なんだけど、その映像・編集が圧倒的にモノスゴイ!!もうね、執念の1作。アクションホラーの形を借りた純粋映画であります。1999年作品。
キャスリンビグロー(「ブルースチール(←傑作!)」等の監督。元ジェームズキャメロン夫人)の言葉を借りれば「現在、純粋映画といえるのはホラーとアクションだけ」なわけで、この映画の監督・北村龍平(1969年生)はそのことをよくわかっているし、実行している。
北村はオーストラリアの映画学校で学び(卒業制作の短編「EXIT(ゾンビアクション映画)」で年間最優秀監督賞、KODAKアワード受賞)、その後ツタヤが企画した第1回インディーズムービー・フェスティバルに「ダウン・トゥ・ヘル」を出品(6人のクルー、撮影期間10日、制作費30万円)、グランプリ。←これはビデオで観た。気持ちはわかるけどツマンナイという出来だった。VERSUSはコレのリメイクだと思う。
その後、俳優の渡部篤郎の主演・プロデュースで銃撃アクション「ヒート・アフター・ダーク」を撮り(撮影期間10日の低予算映画)、劇場デビュー。←これも観た。ドクズ映画だった(笑)
で、コレ!製作期間も1年をかけて執念で作り上げたこの純粋映画であるホラーアクションが海外で売れたんである。
高橋ツトムの漫画を原作にした『ALIVE』。時代劇アクション「あずみ」(これも漫画原作だな)。堤幸彦と共作で短編「荒神」。ハリウッドでの監督作「ザ・パイレーツ・オブ・タルタオ(バイオレンス映画らしい)」と急に注目、大活躍を始めている。最も注目していたい新人監督である。
超オススメ!!!!観ろ!見逃すな!!!

これだけホメてなぜ星4つなんだよ、という意見最もです(笑)俳優に難ありなんですね。見慣れると快感にはなるんだけど、相当にクセがある。小劇団の芝居を見ているような感じといえばわかるかな?
それと主演女優があまりにブサイク!!他にいなかったのか?これが北村の好みなのか?

岡本喜八監督の手を借りた1965年三船プロ=東宝提携第一回作品。主演は当然、三船敏郎。
原作は郡司次郎正の「侍ニッポン」で、それを橋本忍が脚色。
幕末の万延元年、井伊大老の開国強攻策に反対する水戸浪士が、井伊大老暗殺を企てる、いわゆる桜田門の変。主人公の新納鶴千代(三船)は一攫千金・立身出世のために水戸暗殺団に参加、井伊大老の首を落とす。それが自分の本当の父親(妾の子だった)であることも知らずに・・・という物語。
しかし122分長い!ダルダル。喜八監督は無理矢理絵を動かそうとしているが、なにせこの脚本に動きが全く無いの。ダラダラ喋ってるだけ。延々と。これはツライ。
さすがにクライマックスの襲撃シーンの迫力(アメフトをモデルにしたそうな)は待ってましたとばかりにスゴイ迫力なんだけどね。
桜の森の満開の下
★★★★ 坂口安吾の同名短編小説を、1975年に篠田正浩が脚本監督し、主演に若山富三郎を迎えて作った、平安時代の幻想物語の傑作。
ほぼ完全に原作通りに作られているのに感心するけど(セリフも原作のまま)、一番驚くのがその映像美なんですね。この満開の桜の情景の素晴らしいこと!!その撮影をしたのは鈴木達夫なんですねー。あーやっぱり!って感じ(笑)この時期の鈴木達夫のカメラは、寺山修司の映画も含めてホントスゴイ!!
物語は山賊(若山富三郎)が美しい女をさらい妻にするが、この妻というのがトンデモないサイコ女で、次々と生首を取ってこいと命じるのね。このいくつもの首で人形遊び(セックス含)したいがために!山賊は女の機嫌を取るために首狩りをしつづけるのだが・・というもの。
難はサイコ女役の岩下志摩なんだな。とてつもなくキレイだけどね。ウヒャ〜ってなるくらい美しいけどね。セリフ回しがねえ、どうもねえ。特に語尾が気になって気になって。
でも超オススメ!ビデオ屋の棚にあったら即借りなさい!!
FULL METAL 極道
三池崇史監督のトンデモ系アクションのハシリになった1本。これと「不 FUDOH 動(感想その1に書いてありますぞ)」の2本で、なんだこりゃ!ってことになったらしい(笑)その流れは「D.O.A」シリーズへと続くんでありますな。
心優しいのが弱点のヤクザ(うじきつよし)が兄貴分と共に射殺されるが、マッドサイエンティスト(田口トモロヲ)によって改造人間(ロボヤクザ=笑)として生き返る!このキチガイ博士は真剣にゴレンジャーを作ろうとしているのだが、ヤクザは自分らを殺した組織に戦いを挑む。てな物語。
でもタルイ。ユルイ。途中ギャグらしきものも織り交ぜてるんだけど、笑えないし。
クライマックスに資金も集中力もつぎ込んだってのがわかるね。ロボヤクザと旧友ヤクザ(北村一輝)の一騎打ちやら、驚愕のラストシーンは、まさにD.O.Aのニホヒがプンプン(笑)
アクシデンタル・スパイ
日本語版
原題:特務迷城
THE ACCIDENTAL SPY
ジャッキーチェンが古巣香港に戻って撮った現時点での最新作。
運動神経バツグンの男が、父親探しをするうちにスパイの攻防戦に巻き込まれるというアクション映画。
ジャッキーも年取ったのか、肉体酷使アクションよりも、カーチェイスがアクションの主軸。これにはガッカリ。いつものクレジットロールで見せるNG集も面白みなし。
ビビアン・スーが今回のゲスト。おお日本から!と思わず思ったけど、彼女は台湾の芸能人なんだよね(笑)







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