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映画やビデオを観たらココ?に書くねー。
最近観た映画orビデオ(★の数が多いほど評価が高い=標準で3つ、最高5つ)2002.09.02
真夜中まで
イラストレーターで映画マニアでジャズマニアで、映画監督でもある和田誠の現段階での最新作。
ジャズマン(トランペッター=真田広之)がステージとステージの間に、ライブハウスの外で事件に巻き込まれて戻ってくるまでを、映画時間と現実時間が同じ1時間50分で経過するという仕掛け映画。
絵作りは凝ってます。こだわってます。さすがは、と言いたいところでありますが、前編これどっかで観たよーな絵ばっかり。ジャズの選曲もありきたりで面白みなし。脚本も昔の映画でこんなのあったんじゃない?と思うような退屈さ。
全編ナイトシーンの撮影なんだけどさ、確かに照明とか色(赤と緑)とか凝ってるよ、それはそれは大変な技術でありましょう(撮影は篠田昇)。でも暗い。光と影のバランスも悪い!
と、やりたいことはわかるんだけど全く面白くねーよ、てな作品でありました。
同時録音されたジャズ演奏のシーンには驚いた。まるで真田が実際に吹いてるよーだ。実際には影にいる本物のジャズマンが演奏してるんだけどね。
マルホランド・ドライブ
原題:MULHOLLAND DR.
★★★★ 「ストレイトストーリー」ですっかり真人間になったかと思われたデビッド・リンチの最新作は、「ブルーベルベット」や「ツインピークス」なんかのノリ(不思議幻惑&謎の物語)に戻っていたのでした。
当初テレビシリーズのパイロット版として製作されていたそうで、結局テレビ局からハズされたために、構成しなおして、後半部分を新たに作り、完成させたのがこの映画だそうです。
まーわけわからんぞぉ(笑)何がどーなっているやら(笑)
だけどチョイと見方を変えて、謎とされている部分を素直に観ると、はは〜んとなってきます。
ネット上でも解釈に喧々囂々なわけですが、誰もが同様に解釈してるのが「これは夢の映画である」ってことなんですね。しかも人が死ぬ瞬間に見る夢。
それを巧妙に演出して目の前に提示してるのですな。夢は現実に、現実は夢に。明確な夢と混濁した現実。
ストーリーは書かないので、自分の目で観てちょーだいまし。そーとはわかっても大混乱することまちがいなし!(笑)観ないことにはどーしょーもありませんぞ!

カンヌ映画祭監督賞受賞。
発狂する唇
★★★ 映画「リング」「女優霊」「呪怨」のホラー脚本家・高橋洋が書き下ろし、「ナチュラルウーマン」で劇場映画デビューの後、主にビデオ映画を撮っている佐々木浩久(黒沢清、長崎俊一の弟子だそうな)が高橋洋のご指名で監督をしている。
最初単なる低予算C級ホラーかと思ってたのよ。そしたら!これがなんとまぁ、昭和40年代のエログロ映画や昭和50年代の「土曜ワイド劇場」の大パロディなの(笑)
もう底抜けに間抜け!主人公が歌うシーンや金髪FBIには爆笑してしまった!バカ極まってる!
後半にはカンフーバトルまで用意してんだけど、アクション監督があの香港映画の傑作「ブレード/刀」や「ダブルチーム」の熊欣欣 (ホン・ヤンヤン)があたってんの!スゴイぞ!本物のカンフーアクションになってっぞ!「修羅雪姫」なんて河童の屁だ(笑)
阿部寛も大杉漣 も爆笑演技見せてくれるし。
どこまでも下品!どこまでもモンドトラッシュ!くだらねー!最高!(笑)
星3つは、この手の映画じゃ最高得点だと思ってちょーだい。
絶対のオススメ。脳味噌腐らして遊ぼう!
それにしても主演の三輪ひとみ。もう普通の女優には戻れませんね(笑)←どういうことかは映画を観てね。絶対にテレビじゃやらないから。
続編に「血を吸う宇宙」ってのがあるそうな。さらにバカだそうな。ああ観たい!でもここいらには無いんだよなー。残念。
自殺サークル
★★★ PFF(ぴあフィルムフェスティバル)グランプリで方々から高い評価を受けていた園子温(その・しおん)の衝撃的なメジャーデビュー作。
小さな内面世界を描いてきたという園が(つってもいままでの作品は未見)てがけたのは、なんとサイコスリラー!
ある日、54人の女子高生が駅のホームから一斉に飛び降り自殺をする。それが引き金になったかのように続々と不可解な自殺が連続する。この一連の事件を担当する刑事たちはふりまわされるだけ。いったいこの自殺の原因とは!・・・ってな物語なんだけどね。ね、面白そうでしょ?(笑)
特別前半まではヒジョーに素晴らしいの!特に新宿駅での張り込みシーンなんか感服しちゃった。
でもねー、そこまでなんですね。
後半のネタバレしていくくだり、その原因。もーね「あーあ」なんですな。ガックリ。ROLLY(ローリー寺西ね)演じる劇場型犯罪者が出てきたあたりで、流れが完全に壊れちゃってるし。
さらに文句言えば、ナイトシーンが暗い!ライトが足りてない!映ってねーじゃんか!ケチるな!
それにしても「21世紀の寺山修司」ってな呼ばれ方してるそーだけど、ザケンじゃねーぞ、コラ。
星は前半に。後半がちゃんとしてりゃ星4つ、いやバーイによっては5つになるところだったのに。
ひき逃げ
★★★ 黒澤・小津・溝口と並び世界でも名の通った日本映画界四天王のひとり、成瀬巳喜男の最晩年の1作(遺作の1本前)。これが成瀬作品初体験。
そしたらなんとコノ映画、成瀬作品でも異作中の異作なんですと!ファンがギョエー!と思うくらい作風が違うんですと!なんつーもんから観ちゃったんでしょ(笑)
下層階級の母子暮らしの子供が、上流階級の奥さんの運転(浮気の最中)の車でひき逃げされる。復讐を誓った母は家政婦として上流階級の家に潜り込み、犯人(奥さん)殺害を目論むのだが・・・。ってな話。
主演は高峰秀子。これがまた今までの高峰秀子からは想像できない迫真の演技!脚本は高峰のダンナ松山善三のオリジナル。
殺人の妄想にかられる映像処理が今となってはワザとらしい気もするね。ラストシーンも救いがないし。当時始まりかけてた交通問題への問題提議だからいいのかな。ん〜。後味はよくありませんでした。
桜の代紋
1973年に若山富三郎の原作(!)・製作・主演で作られた「やさぐれ刑事」モノ。監督にはオイラが最も尊敬する監督のひとり三隅研二があたってるのです!遺作の1本前の作品ですな。
この取り合わせ、この時期、そして共演者の顔ぶれでハッとしたのが、モロにあの傑作時代劇「子連れ狼」じゃありませんか!
そーんなんです、あの傑作シリーズ直後に同じ顔ぶれで作った現代劇なんですね。当然、勝プロ。あー弟の新太郎はテレビで「警視K」なる珍妙な実験作をやったころだ。
でもね、ダメなもんはダメ(笑)河内弁のヤクザ風の刑事ってのがまずダッサダサ。水平二連のショットガンで弾替え無しに6発も撃つのなんか問答無用(笑)
時代劇に優れていても、現代劇はまた別なんですね〜。
やま猫作戦
谷口千吉監督といえば黒澤明の朋友で、八千草薫のダンナなんだけどね。
この作品は岡本喜八の超傑作戦争アクション「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」から派生したシリーズ第3作目。とはいえこのシリーズに共通のコンセプトは「愚連隊もどきの兵隊らの戦争アクション」っていうだけで、物語の連続性は無い。
谷口監督は黒澤脚本でデビューして、数本男性アクション映画の旗手と騒がれた男である(そうな。未見。)
それにしては出来はあまりよくない。B級西部劇なんですね、こりゃ。まず関沢新一の脚本が全くダメ。退屈。岡本喜八がいかにスゴかったかだけが浮き彫りになるんでした。
「独立愚連隊」ファンは、このシリーズではなく岡本監督の「どぶ鼠作戦」を第3作目というそうな。ああ、それが観たい!!
国際秘密警察・虎の牙
★★ 「007ドクターノオ」が公開されて、それに絶対に触発されてシリーズ製作されたと思われる1964年の東宝スパイアクション。その第2作目。
主演はキレイな刈り上げでおなじみの三橋達也。この人射撃協会の理事だか会長だかやってたくらいなので銃の扱いがカッケーの。インチキ東宝ステージガン(むろんモナカ=笑)なのに芝居でちゃんと安全装置を親指でかける仕草をするんですよ。そういう姿勢って大好き。
監督の福田純って後のチャラけたゴジラを演出する人ですね。ゴジラの演出なんかよりはコッチのほーが合ってる感じ。アクションシーンとか案外キレがいい部分があったりします。意外!
物語はアラバンダ共和国の通産省次官クリマがダム建設の資金調達で日本に来るけど、実は悪者(しかも実は日本人)でボンベにイペリットガス(毒ガス)を詰めてクーデターを起こそうとしているわけですよ。それを阻止せんと指令を受けた諜報員北見(三橋)の活躍!てな感じ。
主演女優のひとり水野久美がキレイでウットリ。東宝一の美女ですな。
それとウルトラマンになる前の黒部進がクリマの側近役でヒゲ面黒塗り顔で出演してますぞ!黒部が追ってくる北見の車を阻止するのに忍者のマキビシを蒔くのにはひっくりかえったが(笑)
武士道残酷物語
★★★★ 1963年の今井正監督作品で中村錦之助主演の社会派問題作。
物語は現代から始まって、過去6代までさかのぼり、忠義の為に自らを破滅に追いやった「血の歴史」がオムニバス形式で描かれている。戦国時代から江戸時代、明治時代から第二次大戦の特効兵、そして現代のサラリーマンと。
とにかく濃厚、重厚、陰鬱。しかし全くダレたところもなく、緊張感が漂っていて決して飽きさせないどころか、目を離せない迫力なんでした。
またモノクロの画面が怖いくらいに絶妙で、物語の陰惨さに一役買ってるんですね。
ではなぜ星5つではないのか。それは今井の左翼思想に同調できないからなんですね。「お上に忠義を示すことはこんなに陰惨でバカバカしいんですよ」といわんばかりなんだけど、実はココに描かれているのは周到に選ばれた特別陰惨悲惨な出来事にすぎないし、登場人物によってはアンタが悪いんじゃないの?といいたくなる部分すらあるんです。
それでもこれだけ見せられれば映画としては大満足であります。

ベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)受賞。
真田風雲録
★★★ 1963年の東映時代劇で、中村(のちの萬屋)錦之助主演、加藤泰監督作品。
いわゆるトンデモ系の時代考証無視のお気楽時代劇。ミッキーカーチスがギターをかき鳴らし、ジェリー藤尾がモンキーダンスで歌いまくるという(笑)
ミュージカル時代劇という定着しなかったジャンルの1本なんですがね。同ジャンルで有名なのは、マキノ雅広監督の「鴛鴦歌合戦('39=日活)」とか、大映の「狸御殿シリーズ('39〜'59)」がありますし、美空ひばりなんかが主演の作品もありますね。オイラは市川雷蔵主演(!)の「初春狸御殿('59)」でひっくり返ったんだけど(笑)、これはそこまでの威力はなかった。当時コケたそうだし(笑)
ノーテンキぶりが半端な感じ。時代劇を壊しきれてないつーか。そこが東映なんだな。
原作は当時人気のあった舞台劇だそうで、気に入った加藤泰監督が映画化したんだけどさ、どっちかってーと東映漫画映画(アニメ)の実写版の感じって言ったほーがピンとくる。「大忍術映画 ワタリ('66)」に近い感じ。
錦之助演じる猿飛佐助が、落下してきた隕石の放射能によって超能力者になっているって設定がスサマジイ(笑)
同じ年に錦之助は「一心太助」「関の弥太っぺ」「武士道残酷物語」「宮本武蔵(第三部)」という時代劇史上に残る大傑作を4本もやってんだぜ〜、いいのかい(笑)息抜きか?(笑)
それでもさすがは加藤泰監督。得意のローアングルを駆使してのカッケーシーンがそこココにあって飽きない作りになってますぞ。
今やカルト映画になってるんで、好事家の方で未見なら一度観る価値あり(笑)
玩具修理者
極悪 小林泰三の第2回日本ホラー大賞短編賞受賞作の中編映画化。それをNHKの「驚異の小宇宙・人体」でCGパートを担当して国際的な賞を多数受賞したという「はくぶん(なんだこのペンネームは)」が監督。脚本にも参加してるね。
何でも修理してしまう不思議な玩具修理者(ナレーションつーか声を美輪明宏が担当)の話を描くホラー・ファンタジーなんだとさ。主演は田中アンツ麗奈(大根)。
最新の撮影技術だかなんだか知らねーけど、こんな中学生の自主制作映画みてーなクッダラネーもん作ってんじゃねーよ!映画をナメんじゃねーぞ、コラ!速攻テープ処分せい!
ゴミ以外の何者でもありません。

あ、田中麗奈をアンツと呼ぶのはオイラだけだからね。CGアニメ「アンツ」に似てるから(笑)
RUSH!
★★★ 「哀しみは川に流して翔べ(芸名の由来だって)」の哀川翔が企画と主演したクライムムービー。脚本監督は哀川ご指名で、ピンク映画の奇才と呼ばれる瀬々敬久が担当している。
焼き肉屋の社長から出た5000万円をめぐる大きくふたつの事件が、3つのシーケンスで語られる構成。時間をバラバラに配置した構成になってる。
冒頭とシーケンスの変わり目に映し出されるショットが、とんでもないパラドックスをひきおこすのだ!どひー!なんだこのオチは!じゃああの途中の○○○はいったいなんだったんだ!え?おい!ってこんなこと書いちゃネタバレか?(笑)
ヒロインが韓国のキム・ユンジン。あの「シュリ」の主演女優。なかなかチャーミングである。1972年生まれ、10歳でNYへ移住、NY芸術高校、ボストン大学で演技を学び、英国オックスフォード大学と英国ドラマアカデミーで、シェイクスピアを研究(意外やインテリ女史!)。アメリカに戻ってから、ブロードウェイの舞台やTVドラマの出演。NYで撮影された韓国のドラマにスタッフとして参加したのがきっかけで、97年に帰国後、TVドラマ数本に出演し、99年『シュリ』でスクリーン・デビユー。で、この映画が主演2作目。 人生踏み間違えてなきゃいいんだが(笑)
他の共演者も小粒に豪華(笑)柳葉敏郎、大杉漣、阿部寛、麻生久美子、竹内力、等々。
音楽が「GONIN」「地雷を踏んだらサヨウナラ」の安川午朗。
ちょっと観てみてほしい1本ではあります。オチを(笑)
ターン TURN
★★ 駆け出し版画作家の女性(牧瀬里穂)が、ある日交通事故に遭った瞬間、前日の同じ時間にタイムスリップする。だが同じなのは時間だけで、そこには誰もいない。街にも誰もいないのだ(この撮影がスゴイ!ほんとーに誰もいない都市!)。そして事故に遭った時間になるとまたタイムスリップを繰り返す。延々と同じ日が続くのである。
そんなある日、電話が鳴る!・・・というSFファンタジー。
音が恋しくなるのか、CDで虫の声や鳥の声を鳴らしたりするんだけど、疑問に思ったのはそーゆーときは人の声がするものが欲しくなるんじゃないんだろうか。ビデオとか見ればいいのに、と思ってしまったんですね。絶対に人の声を出さないってのが演出上の工夫なんだろうけど、そこが嘘っぽくて、一度嘘っぽくなると全部が嘘に感じてしまうんですね。
さらにこういう話は着地点(落とし所=オチ)が重要なんだけど、なんだかなあ、コレ。そこまでもワクワク感やらドキドキ感やら全て台無し。
牧瀬の芝居も、これだったら南野陽子で充分じゃないか。ん〜
ヒジョーに残念な作りであります。
ダンボールハウスガール
この映画の見所は篠田昇(岩井俊二作品でおなじみ)のカメラだけ。ハイビジョン最新機材24Pっていうのでで全編を撮影。24Pはジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ=episode2.3』で全編使用を決定したアレですね。2001年春にラスベガスで開催されたNAB映像機材博に、この映画の3分ダイジェスト版が上映されて、大反響を巻き起こしたとか。
しかしそれにしたって、物語を効果的に見せて(伝えて)いるかってーと、それはかなり疑問。つーかできてない。空回りしてる。なんか映像見本にすぎないんですね。
物語は、職無し金無し男無し、さらに住居も失った若い女(映画初出演で初主演の米倉涼子)がホームレスの一団と知り合い、人生を発見するってもの。
そのシナリオがユルい。かなり幼稚。セリフ作りなんて高校演劇みたい。
なんでもCM畑の人(女性監督)が作ったそうで。こんなの作ってるからいつまでたっても「所詮CM屋はね」とか「やっぱ女じゃね」とか言われてしまうのだ。そこがイラつくんである。
助太刀屋助六
★★★★ 岡本喜八監督久々の会心のヒット!待ってましたッ!
自分勝手に仇討ちの「助太刀屋」を名乗る男が、自分の仇討ちをすることになってしまうアクション時代劇。
もうね、カットカットがスンゲーカッコいいのよ。ホレボレするぞ。このカットつなぎこそ喜八の魅力なんですね。
でもこれはプログラムピクチャーの面白さなんで、1本立てロードショーで見るにはキツイ。時間も90分無いし。120分にしてもいいと思うくらいアッケない感じもするんである。
それとヒロインの鈴木京香がヘタ!恥ずかしくなるくらいヘタ!あー残念だあ。
この映画で時代考証云々するのも気が引けるが、圧倒的な間違いが。「関八州取締出役」の「出役」を「でやく」と言ってんのね。これは「しゅつやく」でなけりゃマズイ。
それと軍隊の行進のように歩かせてるけど、それは明治以降じゃないと行われていない。残念。
原作の生田大作というのは喜八監督のペンネーム。この物語は元々テレビドラマだそうで、それのリメイクなんですと。あーテレビ版観たかったなぁ。
脳梗塞の後遺症で言葉がウマク喋れなくなった喜八監督の伝令役を、この映画の主役を演じた真田広之が務めたのも涙モンですが、過去の喜八映画の常連たちがチョイ役で顔を見せているのにも感動しちゃうんであります。
山下洋輔の音楽もエレーカッケー!!!ヒューヒュー!
とにかく面白いので観なさい!オススメ!!
スパイゲーム
日本語版
原題:SPY GAME
★★★★ ロバートレッドフォードが引退するCIA職員(スパイ)に扮した密室型サスペンス。まるで「コンドル('75)」の主人公が年取ったような感じ。
この老スパイの弟子(ブラッドピット=実生活でも師弟)が中国内で何者かを刑務所から救出しようとして失敗。捕まってしまう。24時間後には処刑されてしまう!
その事件をもみ消そうとするCIAと、弟子を救出しようとする老スパイの手練手管の頭脳戦がメチャすごいサスペンスで描かれるのだ!
弟子の過去を回想する形式で描かれているんだけど、その回想以外にはCIA本部内から外に出ない。つまりCIAの建物内部から、中国にいる弟子を救出するんである!これがメチャクチャカッコいい!
監督はハッタリ映画の達人トニー・スコット(兄のリドリーと共にハッタリ野郎ですね=笑)。思いっきりハッタリかませた演出が嫌味もなくカッコよく決まってます。
オススメです!
重装警察
原題:重装警察 HIT TEAM
香港製警察アクションの凡作。
予告編ではスゲー面白そうだったんだけどなあ。
警察の特殊部隊SDUの活躍を描いてんだけどね。〜犯人グループが元警察官、しかも潜入捜査をする特殊任務の連中。潜入中のひとりが撃たれ下半身麻痺になってしまう。しかし警察は寝返った可能性があるとして懲戒解雇してしまう。その仲間は手術費捻出のために警察を辞めマフィアの金を強奪する。〜その事件を追うのがSDU。という物語。
元アジア射撃大会優勝者の人が製作と銃器関係の指導にあたっているとかで、銃撃戦にはこだわってる感じ。でも映画的に効果的には描かれていない。非常に残念である。
オープン・ユア・アイズ
日本語版
原題:Abre los Ojos
ついこないだ観た「テシス・次に私が殺される」のアレハンドロ・アメナーバル監督が監督・脚本・音楽を担当した自信の第2作目。
う〜ん、前にホメすぎたかなあ(笑)なんだこれ。ダルンダルンなクッダラネーもん作りやがって!
夢と現実の狭間を描くつもりで、観客を夢に誘ってどーすんだ。眠くてしょーがねーや。
海外の映画でこういう卑怯なオチ(逃げ)って割と普通に多いけど、日本みたいに禁じ手じゃないのか?
ご存じのとーり、トムクルーズが気に入って「バニラスカイ」としてリメイクしたんだけどさ。ホントに気に入ったのかね。主演のペネロペ・クルス(こいつの顔が気持ち悪いんだよ!)が気に入っただけなんでしょ?内容にホレたってなら相当バカタレだね。

1998年東京国際映画祭グランプリ(この映画祭もダメだな)
クリムゾン・リバー
日本語版
原題:LES RIVIERES POURPRES
★★★ フランスで大ヒットしたサイコスリラー。まるでハリウッド映画のよーだぞ、規模も方法論も。さらにはツメの甘い設定も(笑)
惨殺死体の謎を追うベテラン刑事(ジャン・レノ)と、墓荒しを追う若手チンピラ刑事(バンサン「ドーベルマン」カッセル)のバディムービー(アメリカ伝統の二人組映画)なんだけどね、このコンビネーションがなかなかイイ!キャラが立ってると物語に多少の穴があっても観れちゃうんですね(笑)
この全く違う場所、違う事件のふたりがいつどこで出会うのかなあと思ってたら、ピッタリ半分のところ(センターポイント)だった。そーです、ハリウッド方式のシナリオ技法なんですね。よく勉強してますなあ。
さらに感心したのは惨殺死体。いやこれがよくできてるんだ。特殊メイクした人間だと思ってたら完全模型なんですと。へー!この模型は壊さずに保存してあるそうです。そーだろーなあ、これだけよくできてりゃね。
ちなみにこの映画の監督、マチュー・カソヴィッツってんだけどね。なんとあの「アメリ」で、アメリが恋をするお相手を演じてるんですよ!ポルノショップ勤務で証明写真を集めてるあの若者こそ、この映画の監督なのであります!ビックリ!!
ヴァンパイア 最期の聖戦
原題:JOHON CARPENTER'S
VAMPIRES
★★★ 1998年のジョンカーペンター作品。こんなのあったなんて知らなかった。
吸血鬼と闘う、バチカンお抱えのバンパイア・スレイヤー(吸血鬼始末人)の死闘を描いたマカロニウエスタン・タッチのホラーアクションの佳作!
いやーB級映画の面白さ満載!毎度のことながらこの作品でも監督が音楽も担当してんだけど、その音楽もカッケーぞお。モロに西部劇。デロデェ〜ン♪
お気楽お気軽に楽しめるアクション映画なんで、ヒマなときにはもってこいだ!マジホメ言葉!
オススメ!(でも繰り返すがB級映画だかんね)
害虫
父親不在、母親は男にダマされ続け自殺未遂、という環境にいる中学1年の主人公(宮崎あおい)の鬱屈した日々とねじ曲がっていく課程を淡々と、もんのすごく淡々すぎる演出でボ〜っと描いた退屈な凡作。文学系邦画の典型みたいな作品。これだから邦画って、っていわれる見本のようなもの。
とにかく切り取る映像が気が抜けている。音楽の使い方も間違ってるし。
それでも宮崎あおいの圧倒的な存在感と、エンディング(オチのつけかた)だけは秀逸。
ナント国際映画祭主演女優賞(宮崎あおい)、作品賞・受賞作品。
コンセント
田口ランディの同名小説を、中原俊が監督した「シャーマン(霊媒師)誕生物語」←ゴメン、これネタバレなんだけど、そうとしか言いようが無い。
んでまたこれがダルダルもいいとこで、ドヨンドヨンといったらいいのか、ヴァワンヴァワンといえばいいのか、とにかくドロォリと退屈の極み。
そーねー、1時間45分くらい死ぬ思いでガマンすると、ちょっとだけ面白いとこも無いではない。
それよりなにより、この主人公の女のブッサイクなこと!爬虫類かい!すっかりこの女が巻き起こす恐怖なんだと思ってたら「イイ女」の設定じゃんか!なんだそら!オールヌードでファックシーン満載なんだけど、なんだか「ナショナル・ジオグラフィック」でも見てるよーな感じ。
ま、ゴミ映画ですね。
デッド・オア・アライブ FINAL
ド肝を抜いたあのトンデモバイオレンス「D.O.A」シリーズの完結編。
舞台はとうとう西暦2346年の横浜!でもどう見ても香港!(笑)
んでレプリカント(哀川翔)vs特命刑事(竹内力)の闘い。そう「ブレードランナー」のショボショボバージョンなんですね(笑)「アンドロイドは電気紙芝居の夢を見るか」なんですね。ダサッ。
しかも物語はこのふたりより、まわりの中国語の人々が主軸。ツマンネーの。
最後の最後にふたりの組み手があるんだけど(格闘では決してない)、とってつけたようで、面白みゼロ。あーあこんなもんにしちゃって。
「まわりがウルセーから撮ったぜ、ほら」っていう制作者の声が聞こえるよーであります。ナメるなよ観客を。三池よぉ。←もうコイツの映画は信用しねぇぞ。ここんとこヒドすぎ。もう映画撮るの辞めてよし!







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